・7時のアラームで起きた。ベッドの位置が変わったので起きて即カーテンを開くことが出来なくなった。これは結構デバフだ。眩しければ人は起きるので。毛布を抜け出した。
・モンゴルナイトフィーバー過去回を聞きながら朝の支度。消費期限が今日までの牛乳を飲む。パンを食べる。ゴミを捨てる。階段はまだ昨夜の穴の件があり臭いが充満している。ZONEを買ってコップでちょっと飲んだ。
・兵庫県知事選挙が17日にある。昨夜歩き回って立候補者の掲示板をいくつか見たが場所によって情報量が違う。立候補者は7名いるが予算の関係か4名分のところが多い。たまに5名だと思うが不審なQRコードのついた「真実」を告発するような文言が書かれており治安が乱れているだけだったりする。
・そもそもなんで知事選をやっているのか把握してないところがあるのだけど基本的に前知事の不適切な言動やパワハラによる辞職がきっかけだったはず。投票予測をおぼろげなら確認すると対抗馬が弱いせいもあり再選の可能性が高いらしい。ままならんね。
・どこでもさんざん言われていることだけど、確からしい情報を見つけるのが難しい。昔もある程度同じだったのだろうが情報リテラシーと形容されるもの以上に情報選別の難易度が上がっている。ひとえに検索エンジンが信頼性低くて機能しない。またインターネットでの無料の情報ソースでは限界がある。新聞記事はたいてい途中までしか読めず、真偽不明なWeb記事は無料で大量にある。
・パワハラの報道が正しい/正しくない/誇張されている/誤解がある/陰謀である/誤っていると光の反射みたいに知りたいことが散逸していく。事実な情報が現れると途端にアンチ事実が現れる。これが「ポストトゥルース」かぁと2024年に今更ながら実感する部分が出てきた。
・情報戦の真っただ中で核を持つなら、内部告発に対する不適切な対応やパワハラアンケートの結果とかだろうな。政策推進力や政治信条の部分がこの選挙ではほぼ不問になっており、通常よりやや違う強い信任を得ることが主題となっている。通常の選挙でも「信任」的な要素はありつつも具体策が後退している。
・とはいえ今回の結果によってこれまでの言動が許されたりするわけではないというか、無かったことにはならない。でも当選したらオッケーやろみたいな雰囲気はある。辞職した禊ぎの結果があるのでそこで再選したら実質そうならざるを得ないんだろうな。
・選挙公報を読むのが面倒くさいのでAIに要約させる、グラフ化させる、あたりをやってみたいけど面倒だ。
・仕事。
・仕事終わり。
・いったん帰宅。ハイネケンのノンアルコールが飲料として美味しい気がしたので箱で買ってみた。縦に長いタイプの、モンエナなんかと同じ形をしているのがちょっとカッコいい。
・銭湯に行くため歩く。中トロラジオを聞く。1時間ほど入ってから読書。『何もしない』を読む。
・エッセイのわりに難しい。あと皆さんおなじみの～で出てくる固有名詞や作品名をあまり知らないのもある。アテンションエコノミーへの抗い方に関する本、と言ってよいと思う。「やる/やらない」ではなく「どうやるか」が問いなのだと言っている。極端なことを言う方がウケるので前者の言説が世に飛び交うが実務的な後者こそが必要だ。前者は二元論でもあって何でもかんでも二元論に落とし込むところの悪さは目立っている。何事もグラデーションではあるが認知負荷が大きいらしい。それも分かるが。
・理想的なコミューンを作ろうとして破綻していくパターンが書かれている。発起人はやる気に満ちており堅実な労働に前向きだ。現代社会の生活様式から離れて自給自足をやるとは農業を頑張ってやることにおおむねなる。けど付いてくる人間はそこまで忍耐力が無かったりヒッピー的に大麻とか吸ってグータラしたくて集まってしまう。それを押しのけるよう農作業をがっちりやる共同体をつくろうとすると労働が義務になった一種のディストピアになってしまう。皮肉だ。
・人が複数集まると政治が不可避的に発生するのでそこからの逃避はまず無理。なので「どうやるか」が問題になるって寸法だった。
・SNSについても色々書いているが、感情的な文章にこそエンゲージメントが集まりプラットフォームと広告の利益が膨らんでいくって部分はまさにそう。なんか今になってXの離脱を本心で考えている、かも。
・温泉マークの新曲では「もうツイッターにいないあの人にも」って歌詞があったな。あの曲は良い。
・大阪ＳＦ短編集を一つ読んで外へ。寒い。時間が無くなったので電車で帰る。BGMはSeptember。
・蕎麦を茹でる。オモコロチャンネルの配信アーカイブを見る。ゲームを始めるまでが長い。始まったら怒号が飛び交ってめちゃくちゃ笑ってしまった。
・MVNOの選定がのびのびになっている。ブラックフライデーで新しいPixelを買うかどうかが悩みどころ。
・23時半に布団。