・眠くて起きる。6時半。匿名ラジオを聞く。オタクが元気に話していて元気です。
・食パンにカレーを塗りたくってフライパンに放り込む。残していたZONEを飲む。バナナを食べる。
・Bリーグのチケットを取った。昨日友人と話していてあまり知らないプロスポーツにいくらまで出す?と聞いたら5000円と言っていた。ちょうど自分もそこで悩んでいた。それより下の価格帯も十分にあるが、見やすそうな席ではないっぽい。初回にケチって体験が損なわれるよりかは初回だからこそ脳死でぶっぱしようの決断。HOMEとかAWAYはこの際きにせずに通路側を取ってみた。
・チケットを受け取るためのアプリも入れた。
・ついでにスポーツくじの会員登録もした。邪悪な楽しみかもしれないがやれることを全乗せして挑んでみよう。どうに賭けるかは未定。
・仕事。非常に寒い。秋。
・わっとして帰路。図書館へ。『最後のシュート』を読む。バスケットボールのノンフィクションを探すと見つけたやつ。アメリカのヤバい治安の高校バスケを描いたノンフィクション。翻訳の感じに結構時代感があるというか、主に4人がメイン急に描かれるらしく異様にキャラが立っている。セリフの応酬とかが妙に芝居かかっている気もする。
・インプットがスラムダンクしかないので作画が井上雄彦になってしまう。
・NYのはずれの、団地とバスケットコートしかないような場所が描かれる。そこでの生活を合法的に飛びぬけていく方法としてバスケット選手が広く認知されているのでギャングやドラッグディーラーも手を出さない状況がすごい。
・切りの良いところまで読んで外へ。ブックオフにいく。なんとなく。
・レコード棚を漁る。縦に積まれたレコ棚は漁りづらい。場末のブックオフといえど品ぞろえはそれなりにあるし値付けもちゃんとしている。マイルス・デイヴィスであれば普通に5000円とかしていてあんまり買う気にならない。
・一通り見てDoobie Brohtersがちょこちょこあるものの好きな曲が入った盤がちょうど無かった。サブスクでちょろっと聞いて良さげだった一枚と、最近亡くなったクインシー・ジョーンズを一枚、クラシック好きがドバっと売り払ったと思われるところからバーンスタイン指揮の「新世界より」を買ったりした。3000円くらい。
・歩いて帰路。寒い。
・ささみを焼いてサラダを錬成。リック・アンド・モーティを見る。
・MCUを先に見ていると既視感が凄い。リック・アンド・モーティの製作側が脚本でMCUに入っているからなんだろうけどマルチバースの手触りが結構まんま同じだ。アメコミの影響でアニメも作られていると思うので逆輸入的なんだろうな。
・シーズン1の10話はマルチバース全開でありとあらゆる世界のリックが登場する。リックが評議会を結成して元老院みたいに上方のバリエーションが出ているところとか、MCUっぽい。
・マルチバースをやっていると今見ているこの主人公たちの存在の大切さが分からなくなる。何かその世界の重要ごとを解決しようと躍起になるが、実はそういう世界は無限大にあってそれぞれが独立して同じように重要だとすると今ここにいる世界の重要さが迷子になる。他のバースの存在をあっさり終わらせたりしていると今ここで大事にされている世界の大事さの担保が無いような気がしてしまう。
・主人公が主人公である理由は「主人公だから」でしかないことに気が付くとフィクションにおける主軸がなんだかブレていく。スパイダーバースはスパイダーマンの性質だけが共有で全員が違うのであまりそう感じないように不思議となっている。
・マルチバースで主人公の存在が揺らぐこと、を特別視してしまっているが思えば現実世界と基本的には同じだ。自分の存在だけはなんか特別らしいが、他者もそれぞれにとって「自分だけが特別」らしい。そしてそういう存在が群雄割拠しているのがこの現実世界だ。そのことに気が付くとマルチバース同様に特別さが失われるしなんだかグェーとなるがこれだけはマジだしずっとそうだ。世界は常にマルチバースだ。
・SF的な小道具や技術が無くてもマルチバースを体験できるなんてお得かもしれない。
・ハイボールをたくさん飲んだのでグダッと寝た。