20241005──現場猫ぐらい想像がついた。

・3時頃に外の声でおきた。その後寝たけど寝不足気味。モンゴルナイトフィーバーを聞く。

・日記を書く。モンエナを飲む。布団のシーツを洗って干す。外に出る。

・『シビル・ウォー アメリカ最後の日』見た。良かった。なんか知らんがアメリカ国内で内紛が起こった~~~という映画。主人公たちはカメラマンで戦場写真を撮影している。

・意外なことに主人公たち側は反体制側、政府軍や大統領に反発している側に所属しているらしく最後の戦いに蹴りが付く前に大統領にインタビューしようと首都を目指す。その道中がメインで描かれるのでこういうロードムービーあるんだって新鮮な気持ちになった。

・そもそもなんでこうなったのかはあんまり説明されないのでそういうものとして受け取った。この辺にリアリティがあるかは結構微妙だ。アメリカらしさがあるようでないようで、いわゆるアメリカらしいものは結構排除されている。マクドナルドとか出てきてもありきたりだし、イコールアメリカって図式も古いのかも知れない。でもSNSが出てこないあたりも雑味の排除を徹底していると思う。音楽の使い方も馬鹿っぽいんだけどどこか批評的で頭の良さを感じた。

・後半からはドンパチが勢いを増して没入感がすごい。そこはスリリングでめっちゃ面白い。道中でも崩壊しつつあるアメリカの無法地帯っぷりがどぎついのもそれらしい。

・すでに名声のあるカメラマンをキルスティン・ダンストを演じている。そこに戦場カメラマン志望のケイリー・スピーニーがくっついきたり、かつての師匠の老人がくっついてきたりする。そのへんのワチャワチャはまさにロードムービーだった。新入りカメラマンが戦場のキツさに面食らうってのはまあ想像がつくけど最後までその想像通りだったのはちょっと白けてしまった。現場猫ぐらい想像がついた。

・戦場カメラマンとしては撮影することしかできない、すべきことはそれのみなのでこの映画も映すことに徹底している。何かを考える主体が出てこない(SNSとか)のはそういう意図なんだろうな。

・真っ赤なサングラスのやばい男(ジェシー・プレモンス)が出てくるが空気がピリピリしててとても良かった。

・映画館を出て一旦家に戻る。おにぎりを食べる。どら焼き屋さんをやってからまた外出。

・『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』見た。評判通り良かった。池松壮亮の動きが最高~~~~~。シリーズものの強みを活かすようなキャラクターの登場や振り返りも良かった。

・全体的に満足度が高く劇場でも笑いが漏れていた。池松壮亮も良かったがキャラクター像があんまりピンときてない部分は若干あった。気味の悪いキャラってクリシェがすごいのでそこから外すのが難しいんだろうな。

・新キャラも何人か出ていて前田敦子のキャスティングは最後に意味が分かって笑った。そういうやつかい。

・今日見た映画、2本とももう一回映画館で見ても良いかも知れない。

・ずいぶん涼しい外を歩いて電車に乗る。古着屋に行ってなんか無いかと物色した。色がいいなと思ったスウェットが合ったけどUSサイズのLだったので諦めて安いミリタリーシャツみたいのを買った。水分補給ができておらず体調が悪くなっていくのを感じる。家の手前でお茶を自販機で買って飲み干した。

・夜はラブトランジット会。忘れかけていた。4話を見たがもうここからは場が展開していくのを待つ段階になってきた。新しい情報があるようでないようで、次回は分かれるに至ったその理由が明かされるらしいので中継ぎみたいな話だった。

・なにか色々話して23時半に解散して寝た。