・1時ごろまで起きていたせいで順当に起きる時間も遅れた。7時ごろに起きた。月曜休みで祝日っぽい雰囲気。いつもなら仕事をしているので不思議。ジャンプを読む。
・呪術、最終話に向けて飛び出たバリを綺麗に取り除こうって動きが目立っている。終わるって感じがあんまりしない。ヒロアカも終わっているし看板漫画が減っていくジャンプについていけるのかと思う。
・日記を書く。
・昼前、ジーンズを履いて外へ。気温は涼しいけど日差しが暑い。梅田から難波まで歩いて行こうかと思うが太陽が真上、ビルの日陰に入ることが難しいので一駅だけ歩いた。合流。映画『熱烈』を見た。良かった。
・中国発のブレイキングダンサーを主人公にした映画で、まじめな苦労人の若者がダンサーとして成功するまでの物語。トップチームの我の強いスター選手がチームメイトをないがしろにしてチームを離脱、その代役に主人公が入るがうまくいったりいかなかったりしつつスター選手と大会で対決するっていうやつ。スポ根というか結構漫画っぽい構造なので見やすい。友情、努力、勝利の文字が透けて見える。
・結構想像通りの展開になるので拍子抜けする部分もあった。こういうのでいいんだよ、と安心するところでもあるんだろうけども。
・いわゆるライバル役がケビンという金持ちの息子で全部こいつで良くない?ってダンスの上手さを持っている。ここのキャラ造詣に雑味が無くて地味に特徴的だった。
・一見悪そうな人相だったり雰囲気があるのだけど悪事は大してやってない。卑怯さや姑息さとは無縁な人物で、親の会社や財産を継がないためにダンスで成功しようとしている。それもちょっと中国っぽいなと思った。勝つためには何でもやる感じのだが主人公に対するあたりが強いんだか弱いんだか、思い返すとわりとぼやけていた気がする。彼の内面にあんまり焦点が当たらないので気にならないんだろうな。
・優勝するために海外からエリートダンサーを集めてくる、競合チームを買収してそこから出場するって金持ちムーブを散々繰り返すがそこに嫌さが不思議と出ない。特に海外選手は個々にフォーカスされないのでナショナリズムっぽい外国人に対する反発を想起させない作りになっていた。このあたりは現代中国のポリティカルコレクトネスって感じがした。大会の参加チームに少数民族もいる、とわざわざ実況で言うあたりとかもそういった配慮だと思う。商業的な要請かもしれないけどそれも現代中国っぽさがある。
・ヒロイン役が出てくるがあんまり主人公とは恋愛っぽくならない。主演のワン・イーボーが本国だとものすごいアイドルらしいのでそのせいかもしれないけど。映画のワン・イーボーは地味なのに顔がイケているって塩梅なのでそのイメージで現実のアイドルのワン・イーボーを検索して見るとギャップにビビる。全然違いすぎ。
・似てるもので言うとボクシング映画みもある。「感嘆符!」ってチームが軸になっていくがダンサーの主人公と同じくらいコーチ(古田新太に似ている)も目立つ。かつてダンサーだったけど大会でケガをして……とか昔の仲間はダンスから離れて自分だけはダンスに関わっている……とかバックストーリーが濃い。ほとんどロッキーとクリード状態になっていて後半はコーチのドラマが盛り上がっていく。
・それとスタントがたぶんいない役者のマジのダンスって迫力はすごい。この辺りもボクシング映画に似ているかも。
・中国の浙江省が舞台で、人口に比例して大会も派手だしダンスの見せ方が格好良い。そこがしっかりしているので楽しんだ。スローとかアップとかを多用するので映像向けだなって感じがする。競技でありショーでもある二面性の後者が強いと思う。これの映画を見てブレイキングに詳しくなったりはしないがダンスは面白いって素朴さで肝の感想を持つのには十分だと思う。
・上映館がTOHOばかりでなぜか梅田は完売していたが難波はそうでもなかった。主演がアイドルなのでそういう人気かと思いきやこっちでは老若男女で日本人以外も見に来てるって感じだった。 ・スクリーンを出てランチを求めて徘徊。重亭は営業再開していたがラストオーダーを過ぎていた。こめじるしの方に行ったりして韓国料理屋に吸い込まれる。ビビンバを食べて感想戦。
・血糖値を感じながら古着屋であれやこれや言ってたら時間が過ぎた。気になる服はあったけど買うまで至らず。人が悩んでいたら軽率に買おう!って言えるのに。
・素直に帰路。
・思い出してオモコロストアでふっくらすずめクラブの『安価ツアー』を購入して視聴。1時間ほどだけどふっくらっぽい企画。落ちがそれなりにちゃんと用意されていて良かった。
・明日から仕事だーと思いながら23時に布団にイン。