・7時過ぎに起床。コーヒーを入れてバゲットをフライパンで温める。スライスチーズをのせて適当に食べた。
・ぼんやりと想定していたスケジュールで動いていく。映画を予約して電車に乗った。平日のこの時間帯、電車って混む。
・『梟ーフクロウー』見た。よかった。
・韓国宮廷モノで、盲人の主人公が医者(鍼が得意)として宮廷に仕えることになる。ただ実は暗闇では見えることができ、見てはいけないものを見てしまうというスリラーだ。
・全体的な舞台設定がどうしても『薬屋のひとりごと』を思い出させるところがあってそういう視点で面白がっている部分もあった。あの作品は結構売れているはずなのでこの映画ももっと見られてもいいと思う。
・脚本がよくできているので後半の二転三転の部分が気持ちよく感じられた。見える/見えないことがその人の動機や行動に連なっていたりテーマとして分かりやすく言及されていたりして良いじゃんとなった。一応史実をベースにしているらしいし、見た目は完全に歴史ものっぽい美術や小道具が多いものの演出は今っぽい。音楽が分かりやすくかなり見やすい印象があった。
・見える/見えないという話で映画全体も暗い場面が多いが見にくいな~と感じることがほとんどなかった。明暗の調整にかなり気を使っているようで暗いけど見やすいという不思議さがあった。『THE BATMAN』的な暗さ/黒さとは違う、微妙な明るさのニュアンスがちゃんと表現されている。そういう点は映画館で見てよかったと思う。配信で見たらどうなのかは分からない。
・音に敏感な主人公の世界観を表現する演出もよかった。電話越しの音で状況が進行する映画『GUILTY』を思い出す音演出かも、と思ったけれどそんなにメインではない。
・馬のうんちがカットインするシーンがなんか記憶に残っている。
・最後にはオチらしいオチが付いてちょっとコテコテしている。そこは観客サービスっぽく思えたけどそれもそれで良い塩梅だろう。なんかムロツヨシみたいな目の大きい同僚役がコメディみたいなことをやってるのもバランスになっていて楽しんだ。
・自分の身分を顧みて生きるための戦略を採るが、それは果てして正しいだろうか?と普遍性のある問いが発生していたと思う。
・映画館が改装中らしく、廃墟みたいで新鮮だった。

・ちょうど昼時になったので歩いてエリックサウスへ行く。ランチの時間帯なので人が多い。ミールスをおかわりしておなかいっぱいになった。気が付くと最後の客になっていた。
・映画をもう一本見るつもりで歩いていると眠くなってきた。ふっくらすずめクラブで気になったステラおばさんのクッキーでも買おうか悩んで低速で歩いていた。正確な場所を覚えていないので適当に歩いてたどり着かないので不思議だった。実は阪急3番街が休みだったらしく、シャッターで道が塞がれていた理由が分かって納得した。そりゃ着かないわけだ。
・そんなこんなで電車に乗っていたら眠気が消えたので映画を見に行った。ジョニー・トー作品がやっているらしくタイミングだけで『エレクション 黒社会』を見た。
・あんまりジョニー・トーを見ていないけどアクションがあんまり無く、いつものそれっぽい演出はほとんどなかった。やっていることはヤクザの内部抗争であってデジャヴのもとは『アウトレイジ』だと思う。
・凄いなと思ったシーンは二つ。れんげをぼりぼり食べるシーン。ラスト。以上。
・帰宅。買い物へ。夕方の時間帯なので主婦が多い中ブルボンのお菓子を買った。youtubeを見ながら20分の運動する。
・映画を途中まで見てRaft部。ストーリーが進行していくが、全然資材がないまま新しい島へ行っている。スノーモービルの挙動で遊んだりして終わり。
・23時半には寝ていた。耳栓の習慣を復活させる。睡眠アプリの導入音が聞こえないまま寝た。
