・起きて早々にやるぞ~~~の気持ちで電車へ。スーパー銭湯に一日居よう作戦をやる。
・朝の10時から早速大きい湯船に浸かっていると一日の終りって感じがして新鮮だった。1時間ほど湯に浸かり、岩盤浴が出来たりするエリアで寝っ転がりながら読書した。
・このエリアは寝転ぶ用の様々な椅子があり、読書灯を備えた座席も多かった。あと漫画のラインナップ多くてマンガ喫茶ばりにあって、このエリアに入るために課金が必要でも元が取れるな~という感じであった。
・ダサめの館内着を来て『ブルシットジョブ』を読んでいた。風呂上がりに横になっていたせいでかなり眠さが前面化していて企画趣旨がブレブレだった。やっぱり個人の語りから出る実例の部分が(不謹慎ながら)面白く、ちゃんとした分析の部分は学者らしさが出るのでやや眠い。ちゃんと読めたらそこも面白いのだと思う。あと読了するまでに読まない期間を作ってしまい、論旨を追えずにぼんやりしてしまうのが悪い癖だ。
・劉慈欣の短編集『円』も読んでみたけど、硬い文章のものより小説などのエンタメのほうが頭に入る状態だった。読み進めるも頭に入っていない状態で4時間ばかし読んだ気がする。途中寝たりもした。
・そろそろもう一回風呂に行こうとしてタオルセットを借りた。最初に入ったときにも借りたのだけどびじょびしょになっているので返却していた。
・3時頃には人が増えていた。施設全体の密度は上がっているが、風呂場には限度があるしサウナ目的の人も多いっぽく助かった。ロウリュウや岩盤浴はよく知らないので知らないままでええやろと思って足を踏み入れなかった。
・銭湯としてはもうちょい広くても良い気がした。というか電気風呂って意味がわからないので複数あっても嬉しくなさすぎる。露天風呂は外気に触れられて気持ちが良いが、屋内にぬるめの湯船しかないのが惜しかった。あと据え置きのシャンプーがとりあえずスーッとさせとけばいいやろ的なメンズシャンプーでかなり嫌ッーだったね。でも水風呂は異様に冷たいので良かった。
・ぼんやりしていると、一軒家が5000万って高くない!?みたいな話をしていたのを聞いた。屋外には大きなテレビが二つ据え付けられている。野球の中継をやっていて阪神タイガースのお膝元っぽさがあった。裸眼視力が絶望的なのほとんど見えなかったが。
・施設に入ってからは飲み物でその場を過ごしていたが、あすけんに登録することでMATCHのカロリーが妙に高いことを知った。500mlで200kcalぐらいある。飲料水にしては高いので知らないで飲んでいると太るタイプのやつだ。
・ポカポカしたまま帰路。イヤホンの充電器を忘れていて、それが気になって早めに帰ってしまったところがある。余裕があれば映画を見たりして12時間くらい入れそうな感じであった。食事をせずに8時間ほどいて3000円していないのでコスパとしてはかなり高い(タイパは口になじんでいない)。
・風呂は良いものだ、と感じ始めたのに老化を意識しなくもないがスーパー銭湯という表象がよりそれを加速させる。
・帰宅してから体重を測ると朝に比べて1.5kgほど減っていて面白かった。人体の70%は水だというけれどその通り。同じくらいの量の水分を接種しているのに減る方が多い。その反動で夕飯はもりもり食べた。