20230820──久しぶりに魚の切り身を買った。

・日本酒を飲んだせいかぐっすりと寝た。日本酒をあんまり飲まないのはこの影響度があるからだ。良くも悪くも残るアルコールだと体感しているので好んでは飲まない。あと美味しいのかもよくわかっていない。

・『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』クリアした。面白かった。

・スクエニから発売されている2,000円ぐらいのホラーノベルアドベンチャーゲーム。クリアまで10時間程度でスパッと遊べてストーリーや仕組みがちゃんと面白く作られている。人におススメしやすいな、これ。

・特定の主人公はおらず群像劇になっている。『428』のようにストーリーのチャートがあり、二人一組にそれぞれの話があり時折交差するという構造になっている。物足りの交差や収束していく感じが面白く、ついやってしまう。

・ホラーではあるがキャラクターのやり取りがコミカルだったり、デスゲームチックな展開なんかでかなり取っつきやすかった。ゲームのつかみが面白そうすぎるのがこのゲームの成功している点だと思う。

・いろいろな仕組みがあるのでネタバレなしが一番楽しめる作品なのは間違いない。飛び道具的ではあるし発見の楽しさは一度しかないのでその体験はかなり貴重だなと思う。「そういう」ゲームであることを示唆する最初のギミックが正直一番面白かったかもしれない。

・キャラクターデザインも良くて、個人的には津詰さんがよかったな。エリオとのコンビがプレイしてて面白くて和んだ。

・プレイ時間が短いのが良いところでもあり、お話を畳むためのアレコレをギュッとせざるを得ないのかな、とかもある。もっと読みたいのとこのコンパクトさに良さがあるので続編が出ることを期待して待つしかない。新しいシリーズがこの後立ち上がるのならこれほどいいことない気がする。出るかは未決定だけど売れてるっぽいので出してほしいな。

・スクリーンショットを見返したら全部この表情のやつだった。キャラ全員にこの表情差分あるの、面白すぎるなやっぱり。

・『最強殺し屋伝説国岡』見た。『ベイビーわるきゅーれ』は2作とも見ているので阪元裕吾監督作としてずっと気になっていた。TSUTAYAで見かけたのでレンタルした。あんまりハマらなかったかも。

・まず商業映画とは言いづらい動画っぽい作りなのが難しくて、見るためのノリがあまり分からなかった。根元には「ドキュメンタリーです」と書かれていて内実はそうではないことを楽しむ姿勢、というのが必要だと思うが不思議と全然そういう心持にはならなかった。この実質とは違う建前とのギャップを楽しむ、みたいなものが全部なので分からないと分からないままなのかもしれない。「そんなことある?!」を楽しめないというか。

・国岡が意外に普通の人っていうギャップ面白もあるんだけど、その辺が非常に緩くかつ普遍性のある悩みを抱えたりしているので温度感が一層分からなくなったりもした。

・日常っぽさが良い部分もあって、殺し屋とか関係なくこういう人いそう~~~な感じの人物描写は面白い。飲み会でのだるい一瞬なんかが出てき笑ったし、そういうのが作家性と言えるかもしれない。非日常的なアクションをエキサイティングにやれるだけでなく、日常のありそうな会話の面白さを狙って出来る人って感じがする。ベビわるもまんまそれだしね。

・国岡というキャラクターはもう強度を持っているのでどんどん活躍してほしい。すでにスピンオフも出てるので見ないとな。

・ものすごく久しぶりに魚の切り身を買った。一人暮らしで食べないものランキング上位にあるが、焼くだけなら全然手間なくて良いかもしれない。

・そういえばジョジョの新刊を読んだ。『ジョジョランズ』面白い。というか少年漫画っぽいジョジョを久々にやっていて驚いた。そもそもジョジョリオンとは何だったかの答えを自分の中でも出せないまま保留し続けている。ジョジョリオンは荒木先生が書きたいものを書きつつ、幾つかの命題への自分なり哲学をそのまま描くみたいな漫画だった。テーマを物語としてでなくテーマとして書いているのですんごい難解になっていた。足し算や引き算の計算でなく四則演算とは何か?みたいなことを言っているような印象があった。その結果、なんかすごいがわからん!!!!が積み重なっていたと思う。

・夏休み、結局半分は家で寝込んでいたな。映画館に一度も行けないとは考えもしなかったな。休みの間にしたいことをさほど計画立てていなかったのはむしろよかったかもしれない。本当は銭湯巡りやら冨樫義博展行くやら刀剣乱舞ミュージカル見るとかあった。

・ポケモンスリープをやり忘れたけど結構ぐっすり寝た。