・起きた瞬間にスマフォを充電せずに寝落ちしたことに気づいた。ポケモンスリープも忘れている。たぶんポケスリをやめるとしたらこういうことがきっかけになるだろう。
・布団でジャンプを読んだ。スマフォで読むと字はどうでもよくなるのでことさらに適当に読む態度が加速する。
・一週間分の溜まったごみを捨てた。コンビニでモンエナ買った。朝から暑い。
・ありスパを聞いた。音質が悪いのか、風邪気味なのが悪いのか分からない。熱がないことを確認するもフワフワしている。パラノマサイトの開発者インタビュー動画をチラ見したり、ゆる言語学ラジオのTRPG動画をチラ見したりした。
・やっぱり暑さに弱くなっている気がする。汗が汗だと認識できる量が増えたというか、体温との差異に敏感になったのかもしれない。汗は体温調整のための存在なので発生すると体温にばらつきが出る。その出だしを早めに体感するようになったのかもしれない。
・なぜ子供が欲しいと思うのか、を考えていた。個人的にはその欲望がないのでいつも謎でいつか誰かに説明し欲しい~と漠然と思っている。ただ問いがセンシティブかつ正気を疑われそうな部分を含むので直接他人に訊いたことはあまりない。
・この欲望に限らず基本的に欲望自体は説明しにくい。欲しいから欲しいのだ、としか言えないことも多いが食欲なんかはまだ分かりやすく、理屈は言える。体のエネルギーが不足しており脳が飯食えと言っている状態、だ。科学的整合性はともかく糖分なりカロリーの不足を補うメカニズムの一端が食欲なんだろうなとはそれっぽく言えるし理解できる。
・じゃあ「欲しい」は不足を補うメカニズムだとして「子供が欲しい」も同様に不足を補うものなんだろうか?と思った。これはちょっとあるかもしれない。生活の理想形に子供のいる状態が設定されていれば、現在の子供がいない状態は子供不足といえる。だから不足への「欲しい」が生まれる、だとすれば筋は通るし多分これで合っていそうだ。
・私が子供が欲しいと思わないのはそういう生活の理想形を持っていないから、というのも合っていそうだ。自身の生活を将来的にこうしたいという設定がないと、この手の欲望は生まれない。ドラム式洗濯機のある生活、自動車のある生活、そういうものが思い描けることが「欲しい」には必要っぽい。
・その点でいうと「犬のいる生活」はかなり欲しいと思っている。それはやっぱり「犬」がドラム式洗濯機や自動車よりもリアルに思い描けてその不足を感じられるからだと思う。実家で犬を飼っていた時期があるのでいまは犬を飼っていない時期だと言える。
・欲しいと思うにはそれを手に入れた時のことを思い描けないとならないわけで、子供がいる感じは全然わからない。自分の身の回りに子供がいたこともないので、それも答えの一つかもしれない。末っ子なので家庭内の最後の子供が自分だったわけだし、親戚には甥や姪がいるらしいが会ったことない。子供を知らないから「欲しい」と思えないと言われればそれなりに納得できる。知りえないものは欲しがれないので。
・そういう理屈で子供の欲しさは自分にとってのミカン畑だなと思うことがある。全然欲しくないな、ミカン畑。世話が大変そうだし。
・というか最近何かを欲しいと思うことが減っているのは理想形の無さのせいだとするとなんか色々なところで根本的にダメそうだという気づきになって落ち込みそう。うわーーーーー。
・ここまで書いてもなぜ特定のものを理想形に設定できるのか、は説明できていない。それに答えようとすると価値判断だ、となりもう手に負えない。それ以上の深堀は難しい。なぜ価値を価値だと捉えられるのかは難しすぎ問題だ。
・子供に価値を見出すのはそういう体験なり経験なりの産物だろうから、子供が欲しいと思っている人はすでにそういう体験を疑似的にしていることになる。そう思うとなんか不思議だ。子供をまだ持っていない人は本当の意味でまだ持っていないわけではない(ほんとか?)
・価値論はなんかムズそう!!!って思っているだけなんだけどたぶん難しいんだよな。デヴィット・グレーバーがそういうタイトルの本を書いていて気になってはいるが……ていう。
・なんかそういうことを考えた日だった。なお倫理学のほうでの欲望の説明は「世界を自分に合わせようとすること」みたいな感じだった気がする。世界を変えようとするパゥワーそれが欲望だ!欲望はめっきり減った。プラスの欲望よりもマイナスを得ない欲望のほうが多い気がする。
・帰路、外は夏だけど体は冬のアンバランスさが体調不良に拍車をかけそう。
・『メタ倫理学入門』読み終わった。後半はちんぷんかんぷんといった感じのまま読破した。完全に集中力を欠いた。
・倫理学で気になっているところは結構メタ倫理学の範疇ぽかったので読んで良かった。入門書らしい入門書なのでこの狭い分野について割と詳しくなれると思う。たぶんちゃんと読めば読解できる、ぐらいの難しさで簡単すぎないのはそれなりに大事な気がする。構成としてはAの説明、AのカウンターのBの説明、BのカウンターのCの説明、と連なりが示されているので興味が連続しやすい。ただこれが複雑化するのでマッピングは頑張らないといけない。
・読んで「そもそも倫理は存在するか」という素朴なデッカイ問題が全然片付いていないしそれに取り組んできた思考の形がこうやって残ってまだまだ続いているので人間って凄いかもって思った。それぞれの主義の問題点をいくつも上げる形になっているが、基本的にどの主義も反論が存在しているのでどれが正解とかはない。ポケモンで最初の三匹を選ぶみたいな感じで自分の立場を吟味するみたいな読み方もあるかもな。
・この辺はまじめに考えても面白い。倫理は存在して欲しいがどこにあるのかと聞かれたら困る。目には見えないがあるんやで!とまでは言い切れない。どの立場も一長一短あるので選り取り見取りというわけではない。
・中トロラジオの切り抜きは音声と一部動画だけ作って息絶えた。
・言語山脈を見ていたけど8時間くらいあるな、この動画。
・餃子を焦がして焦げた味がしばらく漂っていた。
・チョコミントのパルムを食べた。滑らかもの、パルム。