・仕事終わりに電車に乗り込む。ライブ前に腹ごしらえ、ラーメンを食べる。細長い店内に一番乗りだった。
・なぜかハッカーをモチーフにしたラーメン屋で、ハッカーにしてはちゃんとした醬油ラーメンだった。店内BGMが良い感じのチョイスでスマフォで探すも厨房の音で取れないのか不明。
・Zeppなんばに向かう。整理番号が1800とかだったのでかなり待った。1830開場だけど番号を待つだけで40分ぐらいかかった。人が多い公演ってこうなるんだ。開演まで暇だったので日記の整理をしていたので結構捗った。ドリチケ硬貨でビールを手に入れる。どこでもいいので後ろの動きやすい場所を確保。ビールを飲み干して缶をポケットに入れた。
・KID FRESINO「elevate tour」を見た。良かった。
・バンド編成でめちゃうま演奏人(えんそうんちゅ)が集まっている。自分でも知っている石若駿がドラムをやっている。真後ろで「ブルージャイアントの」って同行者に説明している人がいて同じ視点だ~ってなった。
・技巧派のバンドに上手いラップが乗ると当然凄い。演出も相まって映画みたいなキメの瞬間が常だった。
・正直、技巧すぎてよくわかんないまま聞いていた。たぶん多くの観客はなんかすげ~って思いながら聞いていたと思う。ドラム一つにしても「それって人の手で叩くんだ」みたいなハットの連続があったしベースにもギターにもトランペットのそれぞれにもあったと思う。音源だとラップをメインにバックトラックがあるぐらいの聞き方をしているが、ライブだとすべての楽器が同程度に存在感があり相互に作用していた。たぶんバンド的な調和ってこうなんだろうな。
・データ転送の方式にシリアルとパラレルがある。経路が一本道、複数の違いなんだけど今日のライブはパラレル(複数)の色が強かった。情報量が異様に多くて「すげっ」にずっとなる。
・客層が思ったより若い人が断然多くて意外だった。人気曲だとスマフォが掲げられて目に見える色んなバロメーターになる。目の前のギャルはバリバリの長いネイルのまま撮影していた。
・客層の違いとして拍手が少ない、もあったと思う。コロナ禍とかだと声が出せないので代替的に拍手をたくさんしていた。インフルもコロナも流行っているがマスクをしている人の方が少なく、ライブ特有の「フゥ~~~~」な声が多かった。むしろリアクションがそればっかりで拍手が短い!って思った。もっと拍手してあげて~って。でもKID FRESINOも特にMCをせず、何ならバンドメンバーの紹介とかも一切ないのでなんか意外だった。ラストの曲です!とかもなく、スっとステージ袖に去っていくので「終わった?」にもなった。
・あとラップが上手すぎて被せたりシンガロングしにくいので客演側のバースや歌を観客が歌ってた。みんなNENEのバースを全被せしてた。
・人気曲は分かりやすい曲でもあり、客演も盛り上がった。初めて仙人掌とC.O.S.A.を見た。仙人掌との新曲を披露していたがたぶんKID FRESINOが歌詞をとちったけど新曲なので誰も気が付かないやつ、だったかも。
・11月24日なのもあってメリークリスマス的なおまけも聞けた。
・正直言うとアンコールで「Special Radio」を自由にラップしているときが一番良かったかもしれない。
・端っこのロッカーを使ってしまったのでたどり着くまでに5分以上かかって帰路。