20241201──しかない!

・4時頃に起きて二日酔い特有の目覚め。二度寝をして7時前に起床。水をグビグビ飲んでコンビニへ。カロリー摂取過多の前日を思い出す。

・オモコロウォッチを聞く。モンエナを飲む。時間で外へ。体温が高いのでやや薄着。『最後のシュート』をちょろちょろ読む。映画館で合流。

・『ザ・バイクライダーズ』を見た。良かった。

・冒頭で映画の成り立ちが説明されていてフィクションとして膨らませているよ~と留保が入る。また関係者のインタビュー、とくに女性からの話であるところが歯止めになっていた。主要な部分は結構ヤングマガジン的というか、文化の流れは逆だろうけどヤンキー漫画的カッコよさにあふれている。もちろんカッコよさを意図しつつそれに対するしょうもなさ、有害さにも取り組んでいる。

・週に一度くらいはバイクってうるせぇ~~って思うが映画だとかっこよく見える。そう思えるだけで成功だ。ヤンキーも同様に現実にいるのは勘弁だけれどフィクションでならその絆や戦いもそういうものだとして受け取れる。

・ヤンキーと表すのは暴走族的なものを直接的に体験していないせいだ。学生のヤンキーは想像しやすいが大人の暴走族はあんまり身近に思えない。地元にはそういう風土があると思うし存在していただろうが、もはや現実味が無い。

・バイクがかっこよく描けていることが到達点のひとつとして十分な気がする。世代的なものだろうけどバイクのかっこよさを描く映画ってオールドな印象しかない。時代は四輪だしハリウッド俳優でバイク、とくにハーレー乗りみたいなのでギリギリ思い浮かぶはトム・クルーズかな。そういえば『トップガン』の2作は戦闘機映画でありながらバイク映画でもあったな。カワサキだけど。

・最初は純な気持ちで組織を作ったはいいけれど、どんどん自分の手に負えなくなって飲み込まれていく様が見どころだ。それの要がベニー(オースティン・バトラー)で妻とボスが彼を取り合う変な三角形が形成されている。ボスのトム・ハーディがほぼキスするような距離感でオースティン・バトラーと話していたりして「おっ」って思う。

・直近でトム・ハーディはヴェノムの3作目を演じていたがアレに比べるとちゃんと演技してる。嬉しい。あっちはヴェノムがアクションを全部やってしまうので振り回されるコメディチックな小太りおじさん、程度の印象しか残さないので不満が大きかった。

・タイトルの出し方も良かったな。あと音楽の選曲も他の映画とあまりかぶってなくて良かった。

・映画館を出てパン屋に。いつも混んでいるな~って店だけど朝はすいている。お高めのパンはカロリーも高い。映画代代わりに購入してテアトル梅田で。コーヒーを購入しパンを食べる。ベーコンフレンチトーストを食べた。あまじょっぱ。表面にシナモンがかかっている。たぶん温かい方が本領発揮するタイプだ。ベーコンだし。でも美味しい。映画の話なんかをしながら次の映画を見た。

・『人体の構造について』思ったより笑える部分があって良かった。

・ドキュメンタリーとして説明不足で分かりづらい部分はある。冒頭の犬のシーンから続いて本編に入るが説明が全然ないのでこっちから身を入れないと興味が霧散する。手術シーンが始まると自分の体がむずがゆくなる感覚になる。施術されている患部を思わず触ってしまうようなぞわぞわがあった。

・手術の説明とかは特になく、目に見えるもので判断するが眼球の手術はインパクトが大きい。たぶんレーシックだと思われるが眼球の正面から管を差し込んでいる様子はウワ~~~~ってなれる。 ・ぎょっとする所も多いけど前フリ無しに男性器がずんと現れるインパクト、あんまり体験したこと無い。しかも血の涙を流している。見たことない景色すぎ。

・あと精神病棟らしき場所の様子がブリッジで挟まるが、そこでやけに急がせるおばあちゃんが何回か登場する。ここのやけに長い編集、全然進んでいないのを見せるところはもはや面白くなってくる。手術中の医者同士の会話とかも医者にとっては日常なので結構普通の話をしているギャップなんかも面白い。

・どうやって終わるのかな~と考えていたら大音量のBlue Mondayと男性器推しの謎壁画で終わっていく。結構バカっぽいが意図は分かる。良いかは別として。

・思っていたより面白がっていいドキュメンタリーだった。映画館を出て感想を言い合って解散。 ・昨日は見れなかったバナナレコードへ。トーキングヘッズのアナログって流通しているのに中古で見ることが無い。なんか気になったやつを3枚ぐらい買う。袋をもらったら青くて、青い服に青い袋の人間になった。帰路。

・『サブウェイ123 激突』見た。デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが主演。ハイジャックならぬ地下鉄ジャックを題材にしてる。身代金要求の無線を一般人のデンゼル・ワシントンが受け取って凶悪犯の窓口になっていく様子がよい。

・前半までは地下鉄と指令室の限られたシチュエーションで緊張が保っているが、後半から動きが出てきてアクション映画らしさが出る。個人的には前半の感じで最後まで行ってほしかった。

・2009年の映画だけど編集でスロー多用されたりチャカチャカしている感じに時代感がある。

・なんとなく見ていて「コニーアイランド」って地名に身に覚えがあった。いま読んでいる『最後のシュート』の舞台がそこだった。ネットで検索するとあまり情報が出てこず、本に書かれている情報の方が豊かだ。移民が多く、ニューヨークの都市開発で押し出された貧困層を住まわせるために団地を建設したのでかなり治安が悪い。そこからまっとうに抜け出すにはバスケしかない!ってのが『最後のシュート』で描かれている。調べると遊園地情報が多く出てきてギャップがある。

・ていうかこの遊園地も見おぼえある。『ロボット・ドリームズ』で出てくる場所だ。いまコニーアイランドが来てる、のか?

・歩数を稼ぐために外へ。ユニクロに行った。くたびれたジーンズと別れるために似たような色合いのものを選ぶ。

・TSUTAYAでスラムダンクを買う。バージョンが3つあってどれを買うか迷っていたが結局新装版にした。完全版が大きくてカラーなのに惹かれていたがあまり置いている書店が無い。けれどそのTSUTAYAには完全版があった。心が揺れたけどデカさにひるんで手軽な新装版を手に取った。

・夜、友人とバックショットルーレットのマルチをやる。事前にプレイしているはずなのに色弱補正モードに気付かず、ハンデを背負ってプレイしている人間がいた。通常プレイでもアイテムの引きに左右される側面が大きい。マルチでもそれは変わらないけどワイワイしていると弾のカウントを間違うのでイレギュラーが起こって面白くなる。

・こういうゲームは手堅くやるより運否天賦に賭けまくったほうが面白味が出る。

・1プレイ3ラウンドは結構長い。次はSteamオータムセールを徘徊しようと決めて解散。