20241028──驚きは無し

・7時のアラームで起床。2度寝に成功していた。ゴミの存在を思い出してそそくさと着替える。先週捨てるのに失敗していた。小雨が降っている。

・ありスパを見る。なぜか急にチャーハンを作っていた。イラストレーターのおじさんがチャーハンを作る動画。平和だ。

・無印のモリンガ茶を飲む。お茶だって以外の感想が出ない。癖が無くてすぐに飲みほした。

・選挙の結果を見る。予想よりも大きな動きになっていた。投票率はめっちゃ低いらしく不思議だ。大阪の維新一強も不思議だ。友人は和歌山2区で、先日はその話で盛り上がっていたがそこも動きは大きかった。裏金対決と言ってよいがより大きい裏金候補者が負けていた。それはそう。

・自分の選挙区は予想通りの結果だったので驚きは無し。

・投票率が低い、投票しても何が変わるのか、の二つを聞くと自らの1票の重みを増すために他人の投票を止めさせる動機がありうるなと思った。大人数だからこそ投票制度があるわけだし民主主義がそこに立脚している。それと同時に大勢の中の一人にすぎないという事実も政治との距離感を生むきっかけになっている。これがデスゲームだとすれば他人が投票できないように働きかけるムーブが個人的な動機になっていてもおかしくない。よく白票を勧めるような甘言があるのだけど部分的にはそういう人や組織的な動きはあるんだろうな。

・もちろん邪悪だし、どちらかというとサイコパス診断の回答みたいだ。

・仕事。会議の存在を思い出して昼寝でちからを溜めた。帰路。メールを出し忘れていたな。

・『抑圧のアルゴリズム』を読む。グーグルがアフリカ系アメリカ人の女性がテック企業に少ないので教育機会を増やす取り組みを行ったらしいが、そもそも性別やカラーによって採用を決めていることに無自覚すぎひん?と批判される流れを読んだ。 ・検索エンジンで特定の属性を持った人たちに関する偏った結果を出すことを訂正しない企業の在り方を批判する、のが本書の筋だ。なので情報格差、デジタルディバイドの解消!などの取り組みが問題の本質から目をそらした小手先テクニックであることが分かってくるのも読んでて良い。

・歩いて買い物。筋トレして風呂。

・ワインを飲む。Netflixでバーナード・マドフのドキュメンタリーを見る。たぶん前に見ていたのは数か月前でエピソードの途中から思い出して見た。

・たぶん世界最大のポンジスキームをウォール街で行っていた人物で、そこを取り締まる規制庁のざるな動きが描かれていた。マドフは元ナスダック会長で業界の名士でありつつ裏でめちゃくちゃ詐欺をやっていた。それを告発する人間がいるもののウォール街の顔的名士と規制庁がずぶずぶなのでめっちゃ見逃されていてすごい。『マネーショート』でも格付け会社の適当さが描かれていたが、メンツや対面を気にして身動きが取れない状況は何とも不思議で普遍的に存在するのが面白い。

・911で米国証券取引委員会の予算が削減されたり、市場にインパクトを与えたくないといった思惑が垣間見えたり、時代とともにある感じも面白い。逮捕に至るのがリーマンショックというのも時代的だ。