・6時過ぎに起きる。音声放送を聞く。バナナを忘れておにぎりを食べた。
・しばらく前からEvisbeatsのコラボアルバム?を聞いていた。いまはceroの『Live O Rec』を聞いてる。ライブを見に行くタイミングを逃したまま聞いているが想像より声が高くてびっくりする。1曲目から明らかに高いが曲としてはちゃんと成立している。若返ったのかと思う。
・よくあるライブ盤ではなくて手が入っているらしく納得。ライブにしては手の込んだ効果や声を楽器にするような音響が濃い。面白い。
・ライブで歌いすぎて音源からのアレンジが強くなっていく現象はよく言われているがそれとちゃんと体験していいる。ceroもそうなるんだって素朴な感想を持つな。「魚の骨 鳥の羽根」の最初の感想が終わってからの歌いだしとかスゴい。思わず笑っちゃう。
・仕事。まだまだ暑い。赤とんぼが飛んでていても暑いものは暑い。
・資料をぴゃーっと作り終わり。コンビニに立ち寄っておにぎりを得る。昼食がカロリーメイトに置き換わったけどこうやってカロリーを日々摂取していたらあんまり意味ないなと思いつつ買う。図書館にも銭湯にもいかずに直帰。
・『DOGMAN』を見た。リュック・ベッソン監督作。まあまあ良かった。
・タイトルの通り犬がたくさん出てきてキリスト教的な色合いが強い。暴力的な父親のいる家庭で虐待を受けた少年が犬とだけ心を通わせる。ほとんど下半身不随になりながらドラァグに出会ってショーに出る傍ら「ドッグマン」として裏稼業を行う。その男の反省を留置所で振り替えるって構成になっている。
・回想がメインになるので行く末を気にするスリリングさは無く、わりと淡々としている。犬との心の通わせ方が超能力じみていて一種のヒーロー映画っぽさもある。生い立ちはヴィランっぽいし、ドラァグといった身を飾る感じはまんまジョーカーっぽさだろうな。
・『バトラー入門』を読んでてドラァグに対する咀嚼がちょとだけ進んでるなって思えたが、本作にはそこまでジェンダーアイデンティティを描いている余地はあんまりない。はっきりいって主人公ダグラスのパーソナリティの核になりきっているのか微妙だ。着飾る、変身願望成就としてのドラァグであって男/女の二項対立とはあんまり関係ない。マリリン・モンローに扮していたりするがそこに特に意味はないと思う。
・映画の要素だけ取り出すとシャマラン監督作になってもおかしくない雰囲気だったな。見ている最中はそんなこと思わなかったが。
・終わりが不思議というかオチがあまりオチになってない。ダグラスの話し相手である精神科医にもダグラスに通じるような人生の「痛み」があることが描かれる。映画の冒頭には「神は不幸な者に犬を遣わす」的な文言があり最後にまたそれを思わせる大仰な場面が入るもののダグラスにのみフォーカスが当たる。別れて接近禁止命令も出ているはずの元夫の存在が匂わされるだけで終わるのでもうちょっとその先を描いてほしい。一人の男に関する救いの話に輪が閉じすぎだしそこにしか興味が無さそうではある。
・暴力描写はあるが犬が無事でピタゴラスイッチでギャングを退治するのはコミカルで良かった。
・筋トレして風呂。蕎麦を茹でる。
・『The Cosmic Wheel Sisterhood』を思い出したようにプレイ。建築家が登場したあとで個々のキャラクターってMBTI的な分散がありそうだなと思った。占いと性格診断は全然違うけれどカテゴリはなんか似ている。実際出せるキャラクターは有限なのでメリハリをつけようとすると自然とMBTI的なステレオタイプに収れんするんだろうな。MBTIはもうすでに単なるステレオタイプになっているので新しい発見ではない。
・それはそうと実現性が高い不吉な予言を言う勇気が無いので穏便なことを言いがち。プレイに性格が出るので実況プレイなんかも面白いのかもしれない。
・ゲームは現実でないのでゲームオーバーになっても本来は問題ない。ゲーム内でのペナルティはあるかもしれないがそれ以上に何かを恐れているときがあると思う。そしてそういうときが一番ゲームを楽しんでいる。ホラーゲームで逃げ回る必要のなさを自覚するとそれは消える。そういう勘違いをしながらゲームは遊んだほうが良い。
・早く寝るつもりがトーキングヘッズのMVを見たりしていたら時間が過ぎていた。
・23時には寝た。