20240912──大雨(だいあめ)

・7時前に起床。眠い。残り少ない牛乳にプロテインを入れて飲む。パゲットを切ってチンしてモチモチにした。匿名ラジオを聞く。ざんちがDTMerになっていた。

・またもや日記を書く暇が無い。書く暇が無いと言い訳しているようなだけかも知れない。

・仕事。やることが積まれているのでずっとそれをちまちまとやっていた。途中で舞い込んでくる依頼をレスポンスよく返したりしていて生産性が妙に高い。これは後で疲れが来るやつだ。

・脳の片隅で「寂しさ」について考えていた。この感情に価値をつけるとしたらマイナスかも知れない。不要な感情を挙げるとすれば寂しさかもな。とか思っていたらこの議論は丸々インサイド・ヘッドの1作目の内容と同じかも知れないなと気がついた。でもあれば「悲しい」なのでちょっと違う。悲しいと楽しいは正負で釣り合っているが「寂しい」はちょっと違う。どちらかと言うと孤独であってプラス方向に振れた感触を表す言葉はあんまりないかも知れない。0かマイナスか。

・おそらく今寂しいと感じているのだと思うが、それを相手に向けて言うこととの我儘さに目を瞑れない。関係性としてそういう事を言っても許されるものがあるのだろうけど甘えのような気がする。まるで火星の人と衛星通信をしているような日々が続いている。これについて深く考えてしゃーないので衛星通信だなぁと意識的に思い込もうとしているのと特に気にしていない無防備さの両面がある。大抵のことは考えても解決しない。自分の場合はドツボにはまっているだけで、そういった思考様式になっている時点で貧乏くじを引いているのと大差がない。それを考えない領域に自分を持っていくのがセルフケアのような気がしている。人間性を失っている気もするけど。

・夕方に大雨(だいあめ)が降って雷が鳴った。折り畳み傘が強風で煽られた。コンビニにおにぎりはなく小さいスニッカーズを買って帰宅した。

・ウロマガで見た舎鈴の茗荷冷やし麺?が梅田で食べれることを知ったので行く気がちょっとあったが大雨で消えた。

・なんか映画を見ようと適当に選んだ『警官の血』を見た。今のテンションにあんまり刺さらなかった。

・韓国の警官モノで、同僚に殺された警察官の父親を持つ主人公が手柄を上げ続けている敏腕刑事を内部捜査する粗筋。ちょっと『孤狼の血』を思い出す感じでブロマンスっていうか父性を醸し出す男たちのドラマって感じがした。

・話の展開があんまり盛り上がらなくてわりと惰性で見たなぁ~という気持ちに。原作は日本人の小説らしかった。

・見てる最中にスクワットとかしてて体温が上がっていた。もうちょっとちゃんと計測しないとな。

・買い物へ。友人が教えてくれたパルムの限定味を見つけて買う。こういうのって意外にスーパーに無いイメージがあるけど入荷されていた。納豆と豆腐を買っていると本質は大豆なのに……と思う。研修中のレジ。人間の研修。エコバッグに3パックの豆腐を入れるときに帯が外れた。

・30分チキンを仕掛けて運動したりシャワったり。やっぱりムネ肉でいいかも。これを書くときムネかモモかでまた悩んだ。サラダの上で肉を切ることで肉汁を生かすというライフハック。

・KindleをPCに入れて積んでいた『他者といる技法』をちら読みした。こうやってつまみ読みするのは読書のスケジュール管理ができない由縁だけどそれで得るものもある。

・他者と自分がいるときはただいるのではなくて技法が使われている。意識されていないがそれによって社会が作られている。社会は幸せや益をもたらすと同時に技法によって苦しみも生まれている。それを書くよって丁寧な前書きがある。

・社会学者が書いているらしく、「社会学とはなにか」といった話がされていてここも良い。社会に疎外感を感じた人間がその社会を外からまなざして生まれる社会学があって~と史的な話もありつつ、社会に含まれた人間には自己批判的になるのでその益と苦しみのジレンマに陥る。みたいなやつにほえ~となった。

・全然序盤なので論旨にもまだ入ってないけど面白そう~の予兆だけ味わった。

・「社会」とか「外」とかのカギカッコ使いは学者の振る舞いって感じがする。これを特に意味なく乱用してただただ読みづらい文章を書いていたライターがいたがあのWeb連載はどうなったんだろうか。

・本書の他人といる技法は対面するとき特有で(たぶん)いまだとテキストでのやり取りで別種の技法を身に着けているんだろうな。ここの技法が個人的にはあんまりよくわかってなくて上手く出来ていない気がする。対面だと上手くいっているわけでもないがテキスト(というかLINE)の振る舞いはすり合わせたわけでもないがいつのまにか使い方の合意が取れている人とはやりとりが多くなる。どういったコミュニケーションをするかってメタ的な話し合いをするでもなく成り立ってしまっているのでその合意にたぶん気が付いてない。

・自然発生的に合意がつくられるのもいいのだけど今はこの合意を作りに行く姿勢が必要かも。今日更新された中トロラジオでもそういう話をしていた。友達から恋人になったけど恋人らしい振る舞いにピンと来ていないってお便りが読まれていた。

・これは、人付き合いはそれぞれ固有なんだけど抽象化されたモデルがあるのでそれに合わせに行っちゃうやつだ。当たり前のことを問うって姿勢が『他者といる技法』っぽいなとシンクロニシティを感じた。なぜ手をつなぐのか?とかキスって全然自然的じゃなくない?とか、素に戻る瞬間はあったほうがよい。

・異世界スーサイドスクワットを見て時間をつぶす。飲酒して日付が変わる前に寝た。