・寝るのが遅かったが7時には起きていた。モンゴルナイトフィーバーを聞く。いつもにましてモンちゃんの無軌道っぷりがすごい。日記を書いたりもした。
・今日も予定があるので朝に運動しておくスタイル。20分の運動はできるようになってきたし筋肉痛ともおさらばしている。
・オモコロチャンネルの宝石ゴンゴンを見たりしてから電車へ。今日はまだ寒いので気持ち暖かめの服装で。待ち合わせ時間の1時間前ほどに到着。プロントで読書する。
・『終わりの感覚』をつらつらと読む。完全に忘れているので新しいものとして読んでいる。恋愛と人生と、中盤からは老いが入ってきて面白い。シニカルな若者が色々あっておじいちゃんと化していく。ストーリーそのものより書きっぷりに面白さがあるし、人生の奥深さを考えさせるようなところがあって文学み~~となる。
・それでも
“ほとんどの人にとって、最初の恋愛経験こそ──結果的にうまくいかなかったとしても、いや、うまくいかないときはとくに人生とその意義に希望を抱かせてくれる経験ではないのか。”
とか書いていて恋愛脳すぎてウケたりもしている。そんなわけないだろ。ですよね?って気持ち。
・居場所を伝えていたのでてっきりここまで来ると思っていたがそうでもないらしい。連絡に気づいて映画館へ。混んでいた。『落下の解剖学』を見る。良かった。
・前情報がなかったのでがっつり法廷劇なことにちょっと面食らった。後半からは長いセリフの応酬がメインになる。どこからどう見ても法廷劇なのだけど真実を明らかにすることから半歩ズレているというか、主目的はそこなのだけど絶対にそこに行けないことが明らかになってしまうのが皮肉的だ。裁判所は白黒はっきりさせるような場所という認識だしその目的があるのだが、本作においては真実/事実の特定が如何に人為的かをがっつり描いていた。
・話の構造として中盤でアッと驚く種明かし(録音データ)がある。ここで話のトーンが明確に変わってスリリングになるが、伏線のための伏線といった感じも若干あった。是枝裕和の『怪物』はまさしくそうで、ひっくり返すための構造的な作劇があからさま過ぎて気になってしまっていた。本作はそこまでではないにしろ、人物/出来事は多面的であることを描くためにそうなっているのが分かりすぎてしまう。考えられて作られていて良いのだけど、作り物であることを思い出してしまってやや覚める気持ちがあった。
・とはいえそこの録音データのシーンこそが白眉とも言えて、きたきたきた~~~とテンションが上がる側面もあった。
・あと傍聴席を急に意識させるようなカットになっていて映画の中に自分(観客)を見出すような重ね合わせになっていて興味深かった。
・良く出来た映画ではあるし犬が可愛い(大事)のもあって映画のために時間を使って良いなーと思えた。けれど犬にフォーカスが当たっているからこそ、終盤のとある展開については一気に目が覚めてしまいモヤモヤとした。なんでそんなことを!?って思っちゃう。そこだけ余計というか、異物感がある。
・混み合う映画館を抜け出して阪急三番街へ。ふたりとも昼食を食べていなかったので梅蘭で焼きそばを食べる。映画の感想を言い合うなどした。『ゴーン・ガール』を思い出して、女性って怖いよね~的な感想を抱く人はいるんだろうか?とか言った。
・つらつら話して時間もあるので茶をしばく。タリーズに行ってガムトークをめくってしばらく話していた。2時間はいなかったと思う。来週の予定を決めてから解散した。
・体調は戻っていたが喉が本調子でないのかあんまり声が出てなかったと思う。
・帰路。銭湯に行く気力もなく直帰。