・映画を2本見た。朝早く梅田へ行ってドニー・イェン監督・主演の『シャクラ』を見た。アクションが凄くて満足した。
・ストーリーの部分は中国の伝統的な物語をベースにしているらしく、めちゃくちゃ荒い。神話とか昔話っていまの水準からすると謎の行動原理や前後関係で組み立てられていることがある。それをリファインせずにぎゅうぎゅうに押し込めてた映画だった。
・孤児の主人公が立派に成長して民族グループのリーダーになって活躍するが、殺人の濡れ衣を着せられてかつての仲間と対立する。加えて自分の出自を探ったり正義と向き合うというのがストーリーの大意だ。後半はここに前日譚的な前世代の因縁が急に現れるのでむやみにお腹いっぱいになった。とりあえずアクションが見ごたえバッチリな点だけでもう良かった。『バーフバリ』や『RRR』と体験だけは似ている風だけどストーリーは結構辛かった。
・濡れ衣の着せられ方が最近あんまり見ない強引さだし、それが3着分ぐらいある。ドニー・イェンも風邪引くって!!!ぐらいの濡れ衣をすごいスピードで着せられていくのでツッコミが追いつかない。このへんは今の感覚で見てると普通にイラっとするので飲み込むことが必要。なろう小説ではパーティー追放ものジャンルがあるけど、それのもっと雑で複合的なやつみたいだった。
・冒頭の字幕が存外早いので読んで理解するのは諦めて概略をつかもうって方向に舵を切って見ていた。知識で「幇」は中国マフィアの名称に使われることを知っていたのでグループ間抗争やね~と置き換えていた。あながち間違っていなかった。
・ストーリーは感情移入しづらく、濡れ衣を晴らすんだっけなんだっけとなっていた。
・冒頭からのアクションがすごいので、急に箸がとてつもない勢いで飛び交う場面から意表を突かれていたら疾風怒濤のアクションが続いてもう最高。基本的にどのアクションシーケンスも縦に横に上に下に大移動する。もうほとんどアニメみたいな感じで、呪術廻戦のアニメで度肝を抜かれていたけどそれを超えるような実写アクションがこうもすぐ見られるとは思ってなかった。谷垣健治がアクションをやっているらしくそれありきみたいな映画だ。
・あまり細部を語る必要ないけれど、縁を切るための盃を交わす儀式的なシーンがあった。話に聞くだけだった中国における宴会、そこで乾杯と言われたら(白酒を)飲み干さないといけない習慣を知っていたのでドニー・イェンはお腹タプタプになるまで酒飲むのか!?と違うところでハラハラしてた。
・面白かった気分で昼食。歩いてエリックサウス。ビリヤニ気分だったけどスペシャルメニューが牡蠣だったのでそれを頼んだ。バスマティライスをおかわりしてお腹いっぱい。

・ホールのスタッフが最近入ったような不慣れな大学生らしく、何なら私のほうが上手く出来そうな雰囲気さえあった。別に文句とかではなく、働くことは演じることでもある気がした。少なくとも接客業は「接客業を行う人らしさ」を身に着けて演じている職種だと思う。それがある種の言葉遣いだったりサービスしまっせという雰囲気の表出なのかもしれないが、客がこの人は店員だと思える何かがある。店員が店員らしくないと違和感がたぶんあって、それはシチュエーション別にどんなコミュニケーションが発生するかを想定しているからでもある。八百屋みたいなコンビニ店員が面白く見えるのはそのためだ。様々な人が働いているのだけど客の持つ店員モデルは豊富でない。接客で個性が必要/不必要な場面は除くとして、店員の基本的な認識はモブらしいことに気づいた。不慣れ大学生はモブの枠をはみ出ていて新鮮に写ったんだろう。ともかく頑張れ~~って気持ちで店を出た。
・読書。あんまり乗り気で読んでなかった『インターネットは言葉をどう変えたか』を読む。面白い。言語学、とくにインターネットが登場してからの調査方法/書き言葉の変化について書いている。Twitterのインパクトがここにも書かれていて、米国の方言調査では位置情報が付与されたTweetをデータに分析するのが役立ったらしい。そういうのもあるんだな。
・うんちくも多くて「Ronblrdore」ロンブルドア、ロン・ウィーズリーが実はタイムトラベルしてきたダンブルドアではないかとする説。なんてのをメモした。
・読書をしていたら時間を忘れそうになって慌てて店を出た。『千年女優』を見た。良かった。
・ストーリーよりもその語り口が独特で面白かった。回想のようでいてリアルタイムに進行するちょっとコメディテイストな感じが面白かった。
・ただコンディションが悪く中盤で眠気との戦いになってしまった。カフェインを摂ったほうが良かったなーと思いつつも途中でバチッと目が覚めた。もう一回見返そうかなって気持ちもある。見れるうちに見たほうが良いのは確かで、この先そう何度も見られないだろうからな。
・夜。トマトで無水カレーを雰囲気で作った。無水カレーってかトマトカレーなので当たり前にトマトの味がするが、これは求めているものと違うなーと認識を改めた。スパイスカレー的なものってトマトの要素はあんまりないな。買っていたトマトは使い切ったので試行錯誤は特にしない。
・先日に買ったRaftをインストールしてテストプレイした。したら友人が入ってきたので意図せずマルチプレイで2時間くらい遊んでしまった。
・Raft、面白くね?たぶんこの実感は数年遅れなんだろうけど時間が解けていくな。やっていることはサバイバルゲームで生きるための物資をひたすら集めていくだけなんだけど、特に友達と遊んでいるとあれが無いこれが無いサメが来た、とぺちゃくちゃしゃべりながら手を動かすことになる。6割ぐらいはゲームに思考を割きつつ、残りはコミュニケーションをやっている。サンドボックスとはまた違う余白のゲームだ。
・ゲームの定石をまるきり知らないので新鮮に遊んでいる。本当はもう一人も一緒に買っていたのでフライング気味に遊んでしまった。次の機会は足並みをそろえたいところだ。
・今日一番受けたのは島から出向する際に友人がパドルを漕いでいたが全然進まない。なんで?と10分くらい経過してから筏を固定するアンカーが差しっぱなしになっていたことに気が付いた。めっちゃ笑った。
・早く寝ようということで23時には終わって布団へ。