20231024──なんなら泣いた。

・仕事終わりに『シアターキャンプ』を見た。良かった。

・ぜんぜん前情報を取らずに見たのだけど今のコンディションに合っていたのか思いの外楽しめた。見ていて『カメラを止めるな』を思い出すようなドライブ感があった。ストーリーはぜんぜん違うけれど温度感のちょうど良さが見ていて心地よかった。

・コメディモキュメンタリーにカテゴライズされるらしく、この本当らしさは必要なんだろうかと考えつつも最後の方は気にせず見ていた。

・演劇の夏期キャンプという文化はあんまり知らないけれどアメリカならありそうだなーという印象で見ていた。夏期講習とかサマーキャンプとか、林間学校、ボーイスカウトみたいなノリだなーと。実際に参加している人の感じを一切知らなかったのだけど、そこにどういう心持ちで子どもたちが参加しているのか。その辺がモキュメンタリーを介して制作陣の実感などが漏れ出ていて結構感動してしまった。なんなら泣いた。

・物語の本筋は「一時的に経営を継いでしまったボンクラ息子にキャンプ存続の危機がかかっている」だろう。そこに群像劇が絡まってテンポよく進んで合間合間でも結構笑っちゃった。ボンクラ息子は愛すべき馬鹿みたいな感じなのだけど、分かりやすすぎるのがちょっとストレスだったかも。あと群像劇ではあるが、この人のストーリーラインは何も回収されてないし要らなかったのでは?みたいなのもある。そういう部分も含めて好きな映画と言っていいなと思った。キュートな映画なのは間違いない。

・楽しんでみていたが、近くの席に飲食物を持ち込むタイプのサラリーマンがいてうげげぇとなっていた。