・寒くて起きた。薄い掛布団一枚ではぎりぎり太刀打ちできないレベルの寒さだ。寒さに加えて掛け布団の薄さも異様に気になってしまい、寝るためには一定の重さの布団が適していることをまざまざと思い出した。なぜか重いほうが寝やすいため、単に重いだけの布団がこの世にはあるらしい。布団を折り返して疑似的に二枚にしていたが諦めて起きた。
・ジャンプを読む。新連載がある。これか~~~~となった。昭和にボクシングで成り上がる漫画、らしい。舞台設定が昭和20年から始まり、これは終戦来るな~となったら終戦していた。絵柄の味付けが濃くて、これは慣れないと読み進めそうなさそうな気配がある。
・ボクシング漫画ってスポーツ漫画の中でもそれなりに系譜がある。いうまでも『はじめの一歩』がそれだ。ちゃんとは読んでないのでアニメの『メガロボクス』がわりかしちゃんと知っているボクシングものかな。あとはロッキー、クリードあたりの映画。
・ボクシングに組み合わせるものが「昭和」だとしたらあんまりピンと来ないまま話数を重ねそうだな。昭和というか終戦間近なので自然と国家の話が出てきそうで(なんなら一話目でGHQ下の日本描写ある)ちょっと面倒臭みがある。少年ジャンプなのでそのあたりの話をがっつりとやるわけでもないだろうからノイズにならないように上手いことしてほしい。
・休み明けの出社。マスク着用は任意だけど流れで普通に着けている。
・仕事をしようとしたら目の調子が悪く、閃輝暗点が来た。デスクに常備している最後のロキソニンSを服用した。ゲロゲロな状態で午前をやり過ごして昼寝した。
・連休明け特有の仕事へのモチベーション低下は存在しているが、体調がぶっ壊れることによりそれどころでは無くなるっていうメリットはある。体調を墓地に送ることでモチベーションを維持……しているわけではない。モチベーションそのものの失われている。得るのは連休が終わってしまったという体感のみなのだ。
・体調が復活したので帰り際にロキソニンを手に入れたりした。いくつか種類があるのだけど違いが一切わからないので毎回一番良さそうなやつを買っている。レジでTポイントカードのことを言われたがいつも出したこと無い。今回は財布にTポイントカードが入っているのを見られている感じだったのだけど強火で断ったので奇異な視線が一瞬あった気がする。ポイントのアンチ。
・コンビニに寄っておにぎりとベースブレッドを買って食べた。
・刀ミュ、江水散花雪を見た。第1部まで。いままでに2本見たのだけど結構毛色が変わっているなと思う。その間にもいくつか作品があるのでおそらく淘汰やブラッシュアップがあるんだろうな。
・わかりやすいところだと舞台装置のプロジェクターが無いことだ。オープニングに当たる場面ではテーマ曲ともいえる「刀剣乱舞」に合わせて名乗りがあったように思うが今回はない。そのかわりラストにその曲を持ってくるので、アニメOP曲がEDに来るみたいなエモーショナルさがあった。
・プロジェクターが無いことで照明の演出が全体的にメリハリを作っていて良いなと思った。舞台を一つの画面と見立てた場合、左での展開を暗闇で終わらせ、右を光らせて新たに場面を始める、といった使い方がされていた。あと映像や漫画では普通にやられている回想のシーンも照明の使い分けで上手に表現されていた。これが演劇特有の演出なのかどうかは知見がないので分からないが、一つの空間(舞台)上に複数の時間が存在する状況は刀剣乱舞の主要設定と合致していて面白い。
・あと邦画でよくあるシーン、「手紙を読み始めたら書いた本人のセリフがクロスオーバーしてくるやつ」がその場で再構成されていて新鮮だった。映画演出ではベタすぎてまたやってるなと思うのだけど、舞台でやられているとなんかアリな気持ちになった。
・登場する刀剣男子は私が離れてから実装された3本(ヤンキーのずっこけ三人組と私は呼ぶ)がメインになるので名前がうろ覚えながら見てた。刀ミュとして継投しているらしいのは和泉守兼定、山姥切国広のようでこの二振りは積み重ねを生かすようなストーリーと曲があってよかった。たぶん(おそらくやたぶんが多いのは連続して見ていないため)『結びの響、始まりの音』を踏まえて土方歳三について歌っており、語りの圧がひとりだけ異様に高くてグッと来た。
・山姥切国広についてはなんやかんやあるらしいがそのあたりは全然わかっていない。
・ミュージカルなので音楽も当然あるが、これまで見ていた2本とはかなり毛色が違うように感じた。言語化がぼんやりしているが歌としての歌詞でなく、セリフとしての歌詞といった感触が強かった気がする。なんかディズニーっぽいなと思って見ていた。メロディーにきっちり乗せるわけでなく、歌とセリフの中間のような箇所が多かったからそういう印象なのかもしれない。曲はシリアスな雰囲気もあるが、明確に2曲(水戸学、南泉一文字)がはっちゃける用の楽曲でびっくりした。
・見ている最中に集中力が切れたのでちゃんと見られていないな。
・元の所有者との因縁がどうしても物語のエモーショナルとして配置されるのでその辺は抑えていたほうがよい。これは毎回思っているような気がする。今回はあまり知らない4振が出てきて情報をつなぎ合わせる手間があった。
・はっきりいって3振のやり取りから開始する本作を見たときは戸惑った。なぜなら見知った顔がおらず、しばらく進んでもいつものノリをやらないからだ。いつもとは違う別のノリをやってはいるのだけど代表的に今回は宴会のくだりがなく、観客(審神者)を劇中で意識させないわりきりがあった気がする。そういう意味では舞台として独立した作りになっていて個人的にはこちらのほうが見やすい。酒の一気飲みではストーリーは進まないので。
・キャラクターでは南泉一文字がなぜ「にゃんにゃ」言っているのかは知らなかったりする。あと大包平はすでにかっちりとした視座を持ったキャラクターだとぼんやり思っていたので伸びしろを持っている成長途中のキャラクターだったのは結構以外だった。大はグレートの意、なのは知っていた。岡田以蔵関係のキャラデザがどこかしこもああなのはどういう系譜なんだろうか。
・映画においてはアクションや歌のシーンではストーリーが停滞すると聞いたことがあるし、わりとそう。刀ミュも例外ではないと思うが、今回は「よくわかる幕末(歌う)」のシーンがあって親切かつ面白いと思った。吉田松陰、井伊直弼については義務教育で習ったのちに忘却しているので。
・プロジェクターが無かったり、舞台としてはシンプルな構造(ほんとか?)で一番良い結果を出していたように思う。舞台の全長になっている大きな木の格子を使った最後の展開を含めて、途中途中の使い方も良かった。
・最後の展開についてはもう分かんない。すべてがおじゃんになるような、ちゃぶ台をひっくり返した展開になるのだけどそれが許容されていてどういう理屈で発生しているのかは本当にわからない。これについては知らないだけで正解があるのかもしれないが、ここに何らかの理屈や整合性を見出そうとしてしまうのは『人はなぜ物語を求めるのか』の内容まんまだなーと思った。よく分からないことをよく分からないまま置いておけない性は人類共通らしく、考察が好きなオタクに向けたコンテンツは概ねこの仕組みの上に立っている。この手のことを考えると毎回これは陰謀論の裏返しかもしれないなとも思う。
・本筋に関する感想があまりないのはちゃんと見られていない証拠かもしれない。単に個々の刀剣男子についてあまり思い入れがないためか。見たようで見られていないのでまた明日見直そう。
・というかそもそも見るのなら作品数をカウントしてちゃんと見たほうがよい気がしてきた。そもそも14日に見に行くための予習なのだけど、それをぶっちぎって真正面から見たほうが実りがある気がしてきた。
・宝石店強盗の動画をちらっと見た。白昼堂々って言葉の通りでGTAみたいで現実感が薄い。