・6時半過ぎに起床。匿名ラジオを聞く。面白い。いつもより企画の手が込んでいる。フライパンにオリーブオイル、卵を放り込んでからトーストを載せる。油の量が加減できずにオイルの海を作りがち。
・今週はモンエナを飲んでない気がする。カフェインも偶然避けられている。多少の不調や波はカフェインのなさかもしれず、このままいけば落ち着くかもしれない。
・昨日、調味料なんかを放り込んでいる場所を整理していたら友人からもらったお茶が出てきた。それはノンカフェインだけど会社で貰ったプーアル茶もずっと視界に入ったまま飲んでいなかったので淹れる。マグカップが無いので湯飲みで作る。湯呑みの熱伝導率はすごい、というか湯呑みでティーバッグを淹れないほうがいいのかもしれない。
・ハンチバックと投票入場券を鞄に入れて出社。まだ上着無し。
・帰路。おにぎりを得て図書館へ。『ハンチバック』の後半部分を読み返す。虚実が曖昧になる部分に注目してしまうがあくまで技法なので本質じゃない気もする。健常者からすれば邪な願いを成就させる虚構の存在はどっちつかずでもよいというか、存在しているし存在していない。小説というフィクションが現実には存在していないけど存在しているように扱われるのに似ていて、やっぱりそれは健常者における障碍者を「ないことにしている」ことの相似なんだろうな。あなたたちは他人を「ないことにしている」だろう!って突きつけの作品といえるがそれだけじゃないのが奥深い。
・基本的にユーモアがあると評することができるがそのユーモアさ加減が絶妙だ。妙にファニーというか俗物的でさえもある。読者の居心地の悪さを結果的に緩和しているが、緩和しないとが読めない・受け止められないって解釈もできて健常者フレンドリーな作りに、もにゃあとする。
・読み返すと田中の悪の矮小さともっと強大であってくれと思うところは共感してしまう。
・いるようでいない、というのはこの作品に横たわっている釈迦、仏陀に関係してるんだろうか。あんまり分からん。想起されるのは『魔法少女まどか☆マギカ』だけど。
・図書館のリユースコーナーで雑誌を得て帰宅。筋トレしてから荷物を持って外へ。
・古着で買ったコーチジャケットの脇が破れている。たぶん最初からなのだけど全然気づいてなかった。直すほどの服ではないしたぶん修理代の方が高くつくが古着ほど代替不可能なものもない気がしてきた。新品の服もその時は店舗にカラバリ豊かに複数個並んでいるものの次のシーズンには消えている。古着はさらにすごくて探せば同じものはあるだろうが由来不明の個物固有名詞的な存在だ。大きな古着市場の末端がその店舗のその時で、そこに自分が居合わせて購入することを考えるとかなり固有名詞的に思えてくる。
・こういう解釈をすると万事がすべてそれなので神秘主義ぽく(悪く言えばスピに)なってしまうが服に対する眼差しが「コンビニのサンドイッチ」ぐらいのものなのでワンステップ進んだ気がする。
・とか思いながらマジックミシンに行ったが営業時間を15分すぎていた。明日にリトライを決めて投票所へ。戦局をざっと眺めて決めていたけど投票ボックスでしばし悩んでしまう。それと比例代表での党名称が「民主党」で被っているのが目に入って気が散った。スウェットで投票場に出入りする人たちを見かけて社会の営みを感じた。
・買い物。さんまをスルーして肉を買う。
・大根をまた焼いていたけど大根って美味くないかもしれない。少なくとも焼いて輝く食材ではなく本懐は煮物なんだろうな。煮物の柱になれ。
・急いで食べてラブトランジットを見る会、5話と6話を見た。関係性があんまり覚えられてないのでカップリングを表記した画像がDiscord上に貼られて助かった。
・関係性、行為の矢印が明確になってきたうえで乱戦が発生して見どころはある。それぞれの元恋人、Xが公開される段階まで行ったので戦いは終盤だ。シーズン2は1に比べて恋愛に生きる人(というか一般的に人生における恋愛の比重がこんなものなのか信じられずにいる)が多いようで悲喜こもごもがデカい。特に女性陣はよく泣いており感情の発露が直接的に見えるので驚く。恋は麻薬と言うけれど人間関係に起因して感情が揺れ動く生物の進化の過程が不思議すぎる。
・アリストテレスとか古典的なテキストを読んでいると古来の人も人間として同種の営みをやっていてすげ~とか思うが、恋愛リアリティショーにもそれが見いだせたりするんだろうか。リアリティショーていうか恋愛だな。そこの機微はさほど変わっていないが文献が無いので想像だけになる。てか普通にギリシャ時代が舞台のラブコメが成立するはずなので新しい発見はここないな。
・時代性と言えばこの前のジャンプに江戸時代っぽい舞台なのにカレーをスプーンで食べている描写があって印象に残っている。
・シーズン1は北海道に舞台を移していたので今回は「沖縄か?」と友人と異口同音に発したら正解してしまった。
・次の予定を決めて大根が上手くない話、〇〇ステーキは欺瞞だと言った。
・終わって寝る。