20241020──良かったミョ。

・9時ごろに起きる。遅寝遅起き。映画に行こうかと思っていたけど見逃しておこう。日記を書く。オモコロウォッチを聞く。かまどさん、こういうゲスト回多い印象ある。ブルースカイを除くとちゃんとポストしていた。

・Xはブロックの仕様が変わるらしくまた民族大移動の気配がある。n度目なんだろうけど今回のはかなり大きい気がする。ブロックした相手も自分のポストが見ることができてメンションなんかが出来なくなるだけに下がる。そういう変更の意図はぼんやりと分かる。インターネットは開かれているようで個々に閉鎖的なのでエコーチェンバーやらなんやらの問題が出る。ブロックもその一端を担っていると言えばそうだし閉じられたインターネットをこじ開けるつもりんだろうな。でもブロック機能は安全装置でもあり仕様変更は代償が大きい。端的に嫌なんだよな。

・日記とポストの表面的な人格を統合してもいい気がしてきているが、たぶん先延ばしになるだろうな。

・筋トレしてカップヌードルProとかを食べる。外に出る。長袖一枚で外に出たら涼しい。昨日は暑かったのに転機なんだからアナログ的に変化してほしい。パキッとデジタルな変更に人体が追い付かない。

・『破墓/パミョ』を見た。良かったミョ。

・墓を巡る家族の呪いを解く物語が起点にあるのだけど墓という土地=国土に焦点がズレていって予想もしないところまで進んでいく。怖いか怖くないかで言えばあんまり怖くない。正体不明な怖さはもちろんあるんだけど怪異に対峙する4人の登場人物たちがプロフェッショナルらしく振舞うので力強い。

・ネタバレを気にして書かなかったり書いたりするがまあ別にいいか。呪いの正体が2段構えになっていて祖父から鬼(!?)って展開が面白い。祖父の実態調査があんまりされなくてモヤっとするが言動から日本の植民地支配の影響がズドンと出てくるのでヒヤッとする。映画の序盤から主要人物が日本語で話すし、しかも結構流ちょうに。その辺が違和感なく実装されている映画ってあんまりないので感心した。

・ただ鬼の吹き替えが一聴して分かる小山力也ボイスなので怖さは半減したかも。MOMEN JOONの『日本移民日記』にその手のことが書いてあり、声優の声はあまりにもキャラクターすぎるので実写との差分が浮きだってしまう。

・後半からは推測と実態の乖離がサスペンスになっていくが展開が読めてしまうのがちょっともったいないかも。でも見たことない場面とか儀式を出し惜しみせずにやってくれるところとか、良い。

・日本人だからこそ映画で描かれていることが分かる側面もあり、韓国映画だけど自分たちの映画として鑑賞するのもありかと思う。政治的ではあるものの固有名詞が無い。固有名詞が剥ぎ取られてしまっても呪いとして現世に影響し、すべてが終わっても当事者たちからは消えないって終わり方はモチーフそのものだ。

・映画館を出て古着屋へ。寒いので適当に買って来て帰る作戦。真っ青な、USサイズLのコーチジャケットを見つけたので買う。安いので躊躇わないという良さはあるがこうやって服が増えていくのかもしれない。レジでタグを切ってもらった。

・駅前に人だかり。何かと思ったら選挙絡みの演説のようだった。人込みを避けるとピンクの羽織が目に入った。令和新撰組らしかったが誰が来るのか把握しないまま退散。

・家に戻り『日本移民日記』を読み終わった。

・漫画を読みたくなってKindleライブラリーを漁る。新刊も買ってなかったので『女の園の星』4巻を買ったり『ニセモノの錬金術師』を読んだりしした。ニセ金(そんな略称は見たことない)は原作のラフを読み切った気がするけど覚えてないので商業出版分以降の分を読み返した。世界の仕組みがしっかりと描かれるところに世界観の強度があると思うのだけど飛ばして読みがち。だからハンターハンターも理解しきれていないのかも。ハンターも連載が再開したので十分に理解してみようって気持ちだけが募っている。

・『ふつうの軽音部』『デッドプール SAMURAI』なんかも読んだ。デッドプールは毎回メタネタをしっかりやっているが最新回も良かった。強敵を倒す処理を「ページ読み込み中」画面を3ページ続けて出し最後の1ページの「倒した!」で終わっていた。すごい。

・ポテチを食べてワインを飲んだ。食べすぎかつ飲みすぎ。

・明日の仕事とのことを考えていつもより早く寝た。