20240816──読んだけど全然わからない。

・7時頃まで寝てた。かまみくを聞く。なぜか「やすみく」になっていた。友だちと話している感がいつもより増している。あとかまどさんが編集しないので特殊EDになっていた。かまみくってこうだったな。

・リメイク版の『Dead Space』とかをやってから外出。予定は全然あとからだけどなんとなく早めに出た。

・特急に乗っていたら座れないので急いでないし準急に乗り換えた。眠くて寝た。烏丸駅で降りて喫茶店を探す。

・ホリーズカフェが妙に安かった。あとジャズが大音量で流れている。『IMF』を読み進める。

・インドネシアや韓国の通貨危機においてIMFがどんなふうに立ち振る舞ったかが書かれている。組織的な特徴も挙げられていて全然知らないところが拡張されていく。

・無礼な先入観で発展途上国の経済政策とかちゃんとしてなさそうとか思いきやしっかりと国家なのでハーバード大出身の官僚が舵を握っている。それでも危機を避けられないのは「なんか銀行が危ないらしい」っていう国民や市場の感情を払拭できないからだ。インドネシアは立て直しのために16行の銀行を潰したらしく、その中に違法に優遇されている国王親類の銀行も含まれていた。政府としてはそういったところもちゃんと潰すという意思表明のつもりが国民は逆に捉えてしまい不安が加速したとのこと。こういうままならなさがいくつもある。

・IMFは縦割り組織が徹底されていてそれが良くも悪くも各国との経済政策とぶつかり合っている。派遣される人は平気で三日三晩徹夜している。

・秘密主義なところも挙げられていて他の金融系組織との連携が全然できていないところは印象的だった。IMF側の文書は機密として出てこないし一度渡した書類も機密扱いになって帰ってこなかったらしい。あとその国でトップレベルの豪華なホテルを拠点にするので他の組織は同じように泊まれずに安ホテルから毎回出向かう必要があったりと、ギクシャクする理由がいくらでもある。

・使っているワープロソフトも違ってのでファイルの受け渡しができないとかもあったらしい。IMFはワードパーフェクト、別の組織はマイクロソフトワードだったらしい。ワードパーフェクトを知らないな~と思っていたらマイクロソフトワードによって駆逐されたソフトウェアらしかった。

・1時間ぐらい読んだ。永井均の『西田幾多郎』もちらほら読んだけど全然わからない。入門や解説にほとんどなっていないのでしっかりと精読して掴む必要がある。精読したとて前提があんまり分かってないのでかなり雲を掴んでいる。

・余った時間で新風館を冷やかした。

・駅で合流して京都国際マンガミュージアムに行った。九井諒子展を見た。ミュージアムの数室を展示用にアレンジしているので思ったよりこじんまりしていた。やっぱりどの時代の絵を見ても上手いな……ってなった。アナログ原稿も置かれていたが書き込みがすごい。インタビューでは「気にいった料理の絵はない」と言っていて驚いた。

・でかい竜の展示なんかも良かった。

・そのあと常設展を見て回った。そこかしこに椅子が置かれているしただの段差にも人が座って漫画を読んでいる。視界に「漫画を読んでいる人」をこんなに納めることは無いだろうな。本当にみんなが漫画を読んでいる変な空間だ。

・グッズ売り場を経由してから近くのカフェへ。パン屋らしかったが梅シロップのソーダ割りを飲んだ。

・しばらく話して解散。なんか色々話すことがあったような気がした。お盆の体調の悪さが作用しているのか。久々に脳内反省会が行われた。帰りの電車の中で活字が滑っていてしばらく読めなかった。人とのコミュニケーション、一生わからんな。

・普通に帰宅。スーパーで豚肉を買う。

・ヒロアカの映画をチョロっと見た。30分ぐらいは何も起きないのでそうなんだ~ってなった。

・日付が変わる前に寝る。