20240807──ウキウキで

・6時に起床。ごみを捨ててコンビニへ。モンエナを買う。

・コンビニには特定の栄養素を推したドリンクが並んでいる。なんで栄養素を取るのにドリンクが推奨されているのか不思議だ。本来なら固形物(食物)で取るのが普通なんだろうけど現代では栄養は液体に宿っている。これらを食べ物に還元したらどのくらいの量になるだろうか。野菜を果物をたくさん食べるより安く済むし手軽なので普及しているんだろうけど野菜を果物それ自体をたくさん食べるほうが豊かだろう。けどそうすると高価になる。許せん。一房1000円のブドウをいつもスルーしている。

・『The Case of the Golden Idol』を悩みながらあれこれ動かしていたらおそらく最後のなぞ解きをあと一歩のところまで組めた。総当たりで解くのは良くないけどやってしまう悪い癖。

・パソコン音楽クラブの新譜が出ていた。半分ぐらい聞いて会社に。あんまりポップじゃないというか渋い音像(音像ってなに?とは思う)で良い。

・わーっと仕事。

・いったん帰宅。フィットボクシングをやってから再度外へ。映画『ツイスターズ』を見た。かなり楽しかった。

・予告を見たときにすごいB級映画っぽいなと思ったが続編らしい。なんか木曜洋画劇場なんかで見た気がするけど何も覚えていない。

・2024年にすごい竜巻映画なんてあるのか?と若干なめていたのだけど予想の4倍くらい怖かった。日本じゃ実物を見ることがないので実感が無かったが竜巻ってめちゃくちゃ怖いじゃん!と認識が改まるほどVFXがしっかりしてた。カメラワークなんかも相まって数回思わず手をぎゅっと握りしめた。

・トラウマのある主人公ケイトが再び竜巻に挑むって物語は理解しやすく、よくある感じなんだけど恋愛的要素が一切描かれずに「竜巻がやばい」に焦点が当たっていて見やすい。現代的なブラッシュアップだなと思った。竜巻が好きだったがトラウマを持ってしまった女性と竜巻を追いかける男らしい人気ユーチューバーの取り合わせはなんか「そう」なってしまいそうなのだけど予感だけに終わる。その辺をラストで上手いこと回収する塩梅も好きだった。

・竜巻の恐ろしさを描きつつ自然現象としての魅力や官能性すらあることも映している気さえした。主演二人は男女として惹かれあいつつも、異様に竜巻に惹かれてしまう人間特有のウマの合い方をしていてユニークだ。

・竜巻を恐ろしくも神秘的なものに、主演二人を魅力的に撮る。この二つが大きい。デイジー・エドガー=ジョーンズもグレン・パウエルも好きになる映画だ。

・『恋するプリテンダー』に続いてグレン・パウエルの当たり年なのかもしれない。

・デイジー・エドガー=ジョーンズは最初見たときアン・ハサウェイっぽく見えた。

・思った以上に映画が面白くてウキウキでスクリーンを出た。精神衛生が良いからなのか単純に映画が良かったからなのか。その両方な気がする。

・気になる点があるっちゃあるけど気にしてないのはそのせいかもしれない。

・ハビと出資者との関係性について劇中で触れられるがどっちもどっちみたいな塩梅でしかなく批判にもなっていない。竜巻の被害者に土地買収を持ち掛けることの是非は難しいのだろうけど映画で語るにはノイズになると判断したのか穏当に片付けられている。

・竜巻がやけに多い話はあれどその原因が語られてない。おおむね経済活動の環境破壊異による常気象だと思われて、たっぷり消費社会/現代社会を批判できる余地があるが一切触れないあたりは良くも悪くもエンタメに徹しすぎている。

・アトラクション的ライドとしては正しい姿勢かもしれないが、現に竜巻の被害者がいる状況や全人類がステークホルダともいえる事柄に対しては片手落ちといってよい

・体験は『トップガンマーヴェリック』に近いものを感じたがその監督ジョセフ・コシンスキーが原案をやっているようでなんか納得した。脱政治のエンタメって点では結構似ている。

・似ているでいうとハラハラ感で劇場版ガルパンも思い出していた。思えば主人公のメンタルがめっちゃ強靭だったりするのも似ている。

・買い物をして帰路。コブサラダを食べた。食べるたびにコブの要素がなんなのか知らないなと思う。オモコロチャンネルとかを見ていたら寝る時間になっていた。