20240709──実践の場って

・6時過ぎに起床。音声放送を聞く。みんくるの話をしていた。デスみんくるを口語で初めて聞いたかも。コンビニ行ってパスタサラダを朝食とする。一食として大きい気がするけど値段はサンドイッチと同じな事に気がついた。

・ぼんやりと支度して出かけるもマスクを忘れた。もはやどの程度気をつけるか不明な領域になっている。とりあえずしているし観測範囲でもコロナに罹っている人は何人かいる。夏なのにマスクをする正当な理由があるなんてもはや不思議でもない。そこに不満は特にないが夏場の暑さとコンボが解決されていない。カバンをあさるとこういうときのために予備を入れていて事なきを得た。

・仕事。合間に職場のレイアウトを考えたりしているがこっちのほうが面白い。作業や実務の発生しない段階の面白さはどこから来るんだろうか。旅行や買物もそうなんだけど実際にその行動をする前が楽しさのピークになったりする。結果を知らない状態だと良し悪しの想像が上振れし続けるので面白さが減衰しない。結果が訪れるとそれは終わる。無益なんだけどああしよう、こうしようという夢想は面白い。引っ越ししないけどSUUMOで間取りを見るのも面白いんだよな。どんなゲーミングPCを買うのか検討し続けているのはこれのせいかも知れない。

・帰宅。読書!と思って『長期主義』を読み進める。読み始めると意外にページが進む発見を毎回してるな。どうして仕事をしていると本を読めないか(うろ覚えタイトル)が話題になっていたが時間が細切れになるからだと思う。読書は一貫した時間のなかで行うのが一番効率が良い。仕事の比重だけでなく家事とか食事とか風呂とかで時間は細切れになりがち。SNSはそれに拍車をかける。

・読んでたらDr.STONEみたいな話になっていてウケた。すごいとも思った。化石燃料を使い続けるのは地球環境に良くないといわれているが本書では文明が崩壊した後に再興するにはアクセスしやすい化石燃料が残っている必要がある、と書いている。まんまDr.STONEだ。たしかに漫画でも石油を探す一幕があったな。一歩先の思考で面白いが文明崩壊した後のことを考えましょうといわれてもピンとこないあたりが長期主義の欠点かもしれない。未来の人って感覚的にいるとは思いづらいので考慮しにくい。

・読んで眠くなっては筋トレをして正気を取り戻していた。

・東京都知事選が終わり現職続行になっていた。終わってからなんのかんのと話題になっているのも意外だけどトピックの種類がまあまあ嫌なのも特徴的だ。今回もそこに投票権がないので全然調べていなかったので石丸候補を投票日当日に認識するぐらい。いまは悪い意味でバズっていてインターネット的過ぎて嫌だな~となっている。

・本人の言動に嫌悪感を抱くところまでは別にいいのだけどそれをもとに滅茶苦茶言ってよいわけではない。

・また第2位の得票数であることと若者の得票数を結び付けている理由までは知らないけどそれを腐すのは適当すぎるなと思う。選挙には行け、と言うがこいつには入れるな!が後出しされても困るだろうし後者はふつうに自由の侵害だ。誰がどこに投票しようが自由なのだけどなんか常識やらリベラルな意識とやらも普遍的やろ的な拡張がなされている。そう考えてしまう理由もわかるが身勝手だ。こいつ気に入らんなと他人をコントロールしたい気持ちが魔合体している。

・投票を促す発言とここに入れるべき発言はかなり違うし後者を言うとヤバいやつになる。前者は簡単に言えるのでとりあえず言っておくみたいなムーブは実際良いのだけど本質みはない。けど民主主義の実践の場って基本は投票行動なので芯は捉えてしまっている。そこが過不足しやすい理由なんだろうな。

・たとえばスポーツは試合こそが結果だけど当たり前に日々の練習が必須だ。政治も似たようなところがあり選挙に行かないと結果は出ない。良い投票(十分に吟味を経た選択)には練習が必要になる。この場合の練習は日常的に政治的なトピックスへ目を配り語ることになるんだろうけどそれがどうも難しい。ことあるごとに差別もミソジニーも汚職も歴史修正も嫌だぜ~~と言ってくしかないんだろうな。

・セブンへ行く。目当てのエリックサウスのビリヤニがひとつだけあった。買って帰り再び外へ。無糖ヨーグルトを得る。帰り道、灰皿の前で見おぼえるのある背中が視界に入った。JJJの『MAKTUB』のジャケだった。それが普段着なの良い。

・ビリヤニは想像よりも辛かった。店舗でもそんなに辛くなかった気がする。値段と量を天秤に乗せると店舗に行くほうが全然得られるものが多い気がする。でもこれはこれで手軽に食べれてよいと思う。

・適当な芋焼酎を飲んでいた。生活を補正したい。