・7時に起きた。またアラームを聞いた。ポケモンスリープの記録では8時間寝ている。ここ数か月で一番長い睡眠時間だろう。けど眠い。初めてワニノコを見てテンション上がった。フォルムとげとげしてて良い。どうやら8時間寝ているのは1か月前に1度あったらしい。
・朝食を買いに行く暇がないのでカップヌードルPROを食べた。モンエナと飲酒がなく8時間も寝ている。すごい。
・二日ぶりに髭を剃って匿名ラジオを聞いた。
・映画を見てから『アメリカン・ユートピア』のサントラばかりを再生しているので違う音楽を聴く。DosMonosの『DMAN』を聞いた。調子が良い。よく知らないが聞く限りはライブ盤で熱量がある。1st出たころに「新しいBUDDHA BRAND」(のようなニュアンス)と評されていた記憶がある。音源でもそういう気配はあったがライブの質感はそれをより加速させている気がする。いわゆる整えられたラップでなくてもスピットする、リリックの裏側に思想とカルチャーの積み重ねがある、トラックがドープである。そういう部分が前述の評価につながるんだろうけど(BUDDHAってそんな感じか?)全く違うものなので脳内で手早く知っているものに例えるのは自然だが、やりすぎる老人になってしまう。新しいものを新しいと捉えられるのも若さかもしれない。
・「核ガンジー」のWikipediaを読んでいた。バグとはいえど強い皮肉と絶対に違う誤った信念が含まれているギリギリのユーモアでかなり好きだ。相容れなさを無理やりドッキングしているのはインターネットみがあって、それも好き。
・よく寝たからかずいぶんと生きる意志が高い。睡眠は大事だな。躁鬱なようなものは睡眠不足からきているのかもしれない。
・きちんとした精神になったとたんにハードな資料作りがやってきた。DosMonosを聞いて手を動かした。
・良い日記を読んだ。
・マグカップの結露対策に珪藻土コースターを使っているが、その表面の隙間に2ミリぐらいの蜘蛛がいた。なんかずっといる気がするので死んでいるのだと思い、ペン先でつつくと動いたのでびっくりした。そのコースターには何度もマグカップを置いているので生きていないと思っていた。蜘蛛はどこかに行った。
・資料作りは滞りなくやって、明日やれば間に合うだろうと判断して帰路。図書館へ。途中、民家の塀に猫が2匹いたが住民がいたので写真を撮れなかった。がっつり目を見た。この場所この時間に来た時、だいたい会えている気がする。
・ウェルベック『滅ぼす』を読んだ。下巻からが面白い。ウェルベックにしてはちゃんといろいろ出来事が起こるような。
・帰宅、フィットボクシングで運動する。
・無遊東京の中トロゲスト回2回目を聞いた。下ネタとは何か?って議論が深まっている。下ネタはなぜ嫌なのか?って話は興味深い。嫌さの源泉は禁忌、タブーに由来する面白さだからだと思う。下ネタのベースにはその場にそぐわない「言ってはいけない/してけないこと」がある。逸脱した行為を「逸脱しているな」と認識できるからこそ面白く感じられる。ただし禁忌ゆえにマイナスの要因(他者への迷惑/差別/侮辱)が付随しやすく、もやっとした面白さになりがちなんだろうな。逸脱の規範もコミュニティによってまちまちなので、「お醤油ぺろぺろ」が逸脱を「あえて」やるその場所でしか成り立たないのはそのためだ。
・たぶんハリー・ポッター界のウェイな飲み会ではヴォルデモートの名前を言う/言わないでめちゃくちゃ盛り上がれると思う。
・他者への嘲りが組み込まれるのも下ネタの危ないところだ。これは他者と比較して自分が優位にあると感じられると、ある種の快感を得られるからだろう。他者より強いほうが生存しやすいのでそういうものが生物学的に備わっていても変ではない。権力への欲望や恋人を支配したい欲望も同根だと思っている。
・下ネタの構造は人種差別で笑うのとあまり大差ないと思うが、人体の構造が普遍的すぎるので忌避感がマイルドになっているんだろう。性の種類が50個ぐらいある世界で下ネタが成り立つのかは気になるな。
・『ヒトはなぜ笑うのか』に下ネタについてはあんまり書いてない気がするが、たぶん「一人称ユーモア」に分類されると思う。下ネタには心の理論はあまり必要そうでないので、個々人の禁忌/不適切さの信念を刺激して「これ言ったらダメなやつだなぁ」を検出させているんだろう。
・ふっくらすずめクラブのチューハイ当てクイズを見ていたら気になったのでチューハイを買ってきた。冷凍の汁なし担々麺に大根サラダを混ぜて食べた。
・Starfiledをやったりしていると寝る時間が遅くなってしまった。