・カーテンの外が明るくて起きる。7時すぎ。いっちょ散歩しますか、の心意気で外へ。鹿を見た。鹿の尻。
・前日から涼しくなって舐めていたが全然暑かった。汗だくになりながら散策した。いわゆる観光地の方まで行かずに鹿の群れを目視するに留めた。朝早くから鹿は日陰に、煎餅売りのおばさんがスタンバイしていた。
・モーニングを食べる。パン。初日は和風にあずき。
・『翔太と猫のインサイト〜』を部屋で読み切る。良い本だ。哲学とは何かをやって見せることで読み手に伝えている。全然中学生向けではないが、これにたどり着く中学生はそれはそれでとても幸運だと思う。
・諸問題に取り組んでいるが全体的によく分かっていない。でもよく分かるとかそういう類の本でなく、考えろ!って最初に言われるままの本だ。本としては最後の方はメタ的とも言える仕組みがあって凝っている。意外に結構熱量のある話が出てきて感動する部分もあった。
・間違いなく読んで良かった本だし扱われている事は錆びない気がする。永井均について知っていくのもありかなと思う。
・まだ朝なのでコーヒーを求めて外へ。クロワッサンも食べた。観光客は多く、レジ前で並んでいる私を抜かしてカップルが注文しようとしたのを店員が制していて助かった。
・昼前、目当ての店に行く。調べると開店前から並び、先着順で記名していくとのこと。ノートを見ると2番目だった。
・待って呼ばれて、全部乗せ4種を頼んだ。店内BGMがEVISBEATSで良かった。
・ライスとカレーがそれぞれ一回おかわり出来るのだけど4種を食べるのにライスおかわりが必要だった。つまり理論上すべてを堪能するとライスが4回分になる。それは無理。2種盛りを頼んでいる人が多いっぽいのは納得だ。
・ホテルで休んでからバスに乗り、いきものミュージアムへ行く。知らない土地のバスはなんか良い。
・ヘビ、カエル、イグアナ、カメレオンなんかがたくさんいて良かった。ふれあいコーナーもあり、亀とイグアナがいる。イグアナには係員が付きっきりだ。背中を触れるだけかと思ったら手のひらに乗せてもらえた。片手を出すと、両手でと言われたので両手からイグアナが溢れた。お腹の感触がふわふわとしていて良かった。左右で高さを変えると重心を移動しているのを感じた。それをやってたら嫌がられたのか、飛び降りるように別のイグアナに着地した。急に機敏になってウケた。(触ったのは他のイグアナに乗っかっている黄色みが強い個体)。
・めちゃめちゃ写真や動画を撮ってしまった。
・入場時にテレビ撮影の注意喚起があり別段気にせずいたが、子供連れが多くて子供の口から「銀シャリが〜」と聞こえたのでロケなんだ!となった。一通り見たあとにわちゃわちゃしている場所を見ると本当に銀シャリの二人がいた。いきものミュージアムには漫才師もいる。
・ミュージアムのある施設の外観。かっこよい。ミレニアム・ファルコンが乗ってるやん!とか思っていたが見返すと結構違うな。
・その後は温泉へ。ホテルの地下にある温泉。
・実は昨日チェックインしたあとに旅行キャンペーン用のクーポン四千円を急に渡され、使い道に困っていた。専用のアプリを使うがこれで利用可能店を探すのが面倒で、運良く行く予定だった温泉で使えたのだった。アプリで地図をピンチインしようとすると縮尺が最大になり、日本全体が表示されたりしてかなり難儀だ。
・わりと高めの値段のわりに風呂の設備自体は普通だっだかも。サウナやロウリュウは眼中にないので。むしろ宿泊者ぐらいしか来ないのか人が少なく快適だったので良かった。ロッカーが運動部がよく使う縦に長い種類だったのが珍しい。くつろげるスペースが大きいのも良さで、銭湯や温泉は人が少なければ少ないほど良い。
・湯上がり。喫茶店でパンケーキ。『日記をつける』を読む。中古で買ったが何故かサイン本のやつ。
・いろんな日記の話をしているが、「人には見せない」って前提がなんかあってそこは違うなと思った。時代的にも手書きなのもあって、書き文字が日々違うことから読み取れることなんかをオミットしたインターネットの日記はまた別の何かが流入しているんだよな。この日記も何らかの読者の目を意識して書かないことあるしね。日本人は天気を書きがち、っていうのは本当かも。
・ビールを飲んだ。カウンターの隣に外国人観光客が座っていたが、子供?みたいな年齢層で何も頼んでいなくてそのまま会計してたのが謎だった。
・いい感じに酔ってホテルへ。テレビ放送されている『もののけ姫』を見ながらDiscordで通話していた。神座ラーメンは美味しいのか問題を発見したのでどこかで食べてみよう。