・今日も朝からやるぞ~~~の気持ちで本を数冊カバンに詰め込んで家を出た。読書をした。
・『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』を読了した。理解度、30%ぐらいかも。色々思うところは読んでてあったが泡みたいに消えている。ともかく、ブルシット・ジョブという概念を見つけて名付けたことに一番の意味があり、ブルシット・ジョブ以後の世界に生きているな~って気がする。これひとつで労働や社会に対する考え方が変わっている部分は少なからずある気がする。
・文中でも「ブルシット・ジョブなんか無い!」に対する反論は何度もされているが、中でも民間VS政府の対立の部分は日本でもことあるごとに言われているやつなので面白みあった。
・問題発見が本書の意義であって、具体的な対策を記述しない理由もちゃんと書いていて良いな~とも思った。
・ムズイと思った本はたぶん2回目読むとより吸収されると思うが、いろんなことにカマかけて結局読まなかったりする。そんな感じの本が無限にある。
・現代思想の「ルッキズムを考える」号も読んだ。まだまだ終わらない。
・時たま考えていることが書かれていて、ほうほう言った。ルッキズムを意識すると日常生活においての容姿の取り扱いに悩むよね~~という例のやつだ。これに解決とかはないので内面は内面でもちつつ、言動に気を付けるしかない。
・まえに旅行の写真を見ていて、この子かわいいよね的なことを言われたときに賛同してよいのか悩んだことがある。この難しさは「かわいい」の用法にあるような気がしてきあ。自身の語彙にはあまり「かわいい」は無い。というか「かわいい」とは何かをあまり分からずに周りに合わせて使っているせいかもしれない。
・あと「推し」もよくわかっていない。これが所有に近いのだと把握しだしたのは先日だな。
・メタ倫理学について触れている文章があってそれがよかった。言葉には評価と記述があり、一見記述のようだけど評価である言葉について書かれていた。たとえば「空は青い」は記述になる。一方、「彼(彼女)は太っている」は記述のようでありながら実際は評価を含む。「太っている」が実生活で使われるときのイメージは殆どネガティブなのでそれを聞いた人はそういうイメージをロードしてしまう。これを受け取った人は、その対象をそう思うように指令を受けているのだ、的な文章(すげーざっくり)を興味深く読んだ。
・カフェのワンオーダー制はオーダーさえしていれば無限に居られるので2度目を注文した。コーヒー→ミルクチャイティー。チャイはお茶だからティーティになってるぞとの声が聞こえる。
・居場所を探して図書館へ。劉慈欣の短編集『円』を読む。
・『三体』の人、っていうとざっくりしているがその感じは短編にも表れている。三体を読む前に、昔のSFみたいな大風呂敷や壮大さがあるっていう評判を聞いた覚えがある。実際読んでみるとその感触はあった。規模が大きすぎて逆に馬鹿っぽく感じてしまい、その潔さを持ったまま進行するのが気持ちいいポイントだったと思う。あっけらかんと馬鹿っぽいことやる感じとどうしようもない悲劇のドラマの組み合わせが良いなと思う。
・例えば人類が恐竜に支配された世界にさらに凄い技術力のほとんど神みたいな存在がやってきてそいつが李白を超える詩ぐらい作れるわッって意地を張って世界が終わる、みたいな話がある。とても説明できない。
・昼食をめちゃくちゃ食べたらやる気が消失した。power wash simulatorをやりながら中トロラジオを聞いたりしていた。私が送った「もちもち触感」というワードが結構活躍してて嬉しかった。その場の思い付きで送っているのだけど、これが無い世界線もあるんだなーと不思議な気持ちになったし、思いのほか関与が大きくてびっくりもした。
・ちょこちょこ遊んでいた『添丁の伝説』はセーブデータがバグってしまい進行不能になってしまった。もともとあまり挙動が安定しない部分があったがデータの読み込みに失敗した状態で保存してしまったようだ。パワーアップアイテムやストーリー進行で覚える技をすべて失ってしまい、物語を進める場所へ行く手段も無くなった。似たような現象に見舞われた人は見つからず、メタ視点を持った悪役にシステムをハックされて閉じ込められてしまったような状態になっている。なのでアンインストールして全部忘れることにした。
・powerwash simulator、汚れたものを高圧洗浄機で綺麗にするだけのゲームで手遊びとして良さそうだったのだけど案外疲れた。汚れの落とし忘れを見つけるのが辛くて、なんでこんなことやってるんだろうってなってしまった。
・エアコンから水が漏れたので終わりの始まり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・設置場所がそもそも適切でないようと素人ながら分かっていて、住居の立地も相まってエアコンに向いていない場所なのも知っている。これを修理しに来てもらった場合、このエアコンはやばいねって判定をもらうのを恐れている。構造的などうしようもなさの露呈、怖すぎる。どうしようもならない場合は引っ越しも視野に入れる……のか?普通に引っ越しをしたい気持ちと面倒くさすぎる気持ちの両方がある。
・そもそも引っ越しは単純にお金がかかる。引っ越しする必要性が欲しいっていうのがあってそれこそ同棲や犬を飼うというイベントがそれにあたるが、無い。そこに無ければ無いですね状態なので。
・買うまで買い物で一番楽しかったりするが住む場所を決めるのもそれが強い気がする。物件情報を見ているときが一番面白い。内見の段取りとか引っ越しの見積もりとかは面倒くさい。
・そういったことを考えていたら寝るに寝れずに苦しい思いをした。