20240825──暴力!祖母!暴力!

・寝つきが悪くて9時ごろまで寝ていた。酒を飲みすぎたのが9割。オモコロウォッチを聞く。2週ぶりなんだよな。 ・何も食べる気にならないがバナナを食べた。日記を書く。ゆるコンピュータ科学ラジオを流しながら。

・昨日行くか迷っていた用事のために外へ。心斎橋まで向かう。

・駅を降りて地図を見ながら行く。灼熱だと思っていたがピークは去っているようで日傘があれば耐えられる。あの角を曲がる、と思って前を見ると同じ店に行くであろう人の背中が見えた。FREITAGを背負っていてあの角を曲がっていればその予想は確実だ。後を追うように向かうと読みは的中していた。

・店員なのか慇懃無礼な雰囲気の客なのか分からなくなりながらも修理依頼をしたバッグを回収。普通にバッグを持つと二つ持ちになってしまうのでわざわざトートバッグに切り替えてきた。詰め替えは後に回すとして昼食を食べに行く。

・ダルバートを食べた。

・いままでビリヤニとかダルバートの類をそういうものだと思って比較的好んで食べていたが今回は世界ってこうだったなと思い起こすような食事になった。早い話が口に合わなかった。ダルバートでもこういうときがあるんだなと経験値を積んだ気持ち。

・主にカレーの口当たりが油っぽくて苦手だった。二日酔いであんまり胃が良くないのもあるだろうけど。ダルカレーに追加してカレーを一種選べるのでほうれん草していたが色違いのほぼ同じ味だった。スープも出てきていたがニンニク風味が強く、油の感じが似ていたのでスープは残してしまった。

・鞄の中身を詰め替えて外へ。満腹なのでしばらく歩く。ビルが密集していると日陰の道ができて快適だ。心斎橋もそんなに歩かないのでこういうところに宗教施設がどーんとそびえてるんだ~となったりしていた。元気が出てきたので映画を予約して地下鉄に。

・売店でコーヒーを買うと薄いので作り直しますと言われた。すごい。おそらくバイトであろうにそういうところを見て仕事している……。このひとは大成すべき。コーヒーメーカーの上にコーヒー粉を突っ込んでいる様子を見てそうやって補充するんだと珍しいものを見た。出てきたコーヒーは明らかに色濃くなっていた。

・『サユリ』を見た。原作未読だけど良かった。暴力!祖母!暴力!

・設定自体はよくあるやつ。引越しした家に怨霊がいて大変なことになる!のクリシェに対して白石監督らしい対抗がある。この大変なことのハードさも中々に凄いのだけどそれを乗り越えていこうとする胆力も凄い。映画として言いたいことと作中で言うべきセリフが重なり合っていてメッセージは届きやすい。なんで死んでいる奴に生きている人間が苦しませられるのか?ふざけんじゃねぇ!!!!と声を大にしてこぶしを突き上げている。良い。

・グロだったり陰湿でマジきめぇ場面もあるが主人公の恋愛の模様が甘酸なので中和されている。学校で読んでいる本を隠すときのセリフが良かった。

・これってありなのか?を振り切ってありにしていく大胆さが良い。こういった悪しきことをそのまま受け取らずに力を蓄えて復讐していく姿はもはや人間賛歌だ。思わず感動してしまうところがいくつかあった。

・いいもの見たな~と思いつつ、劇場がほぼ満員で隣の席でずっとポップコーンを食べている腹ペコ若者がいたのがわりと辛かった。ポップコーンを売る自由も食べる自由ももちろん存在しているが、それはそれとしてポップコーンをずっと食べている人は人徳もデリカシーもなさそうだし足も臭くあってくれ、とも思ってしまう。ホラー映画の音演出は結構大事なのに無音のときに裏拍で手をたたくみたいにポップコーンを食べられると冷めるって。

・映画館でポップコーンを食べる人間のアンチになってやろうかな。

・お腹が減っているならホットドッグなんかを食べて~~~。

・2024年のベスト・グランマの余韻を引きずって外で読書。いい空気だったので素直に帰宅。 ・フィットボクシングをして買い物へ。

・『ゆる学徒フェス』のアーカイブ動画を見る。早押しクイズの中盤まで見た。

・楽しく見ているものの演者が全員男性なので男子校OB主催のイベントか?とは思う。元の番組がそうなのだからまあ仕方ないのだろうが見事に男性比率が100%だ。だからといってホモソーシャル的なノリがさほど無いので楽しんで見ている。ただこの特殊さに一度気が付くと捨てるのは難しい。

・そしてこういった気づきはSNSに書きづらく、それはそれでどうなのよ?とも思う。なので日記に書いている。男女比が歪であるのは事実としてそれを書くと是正せよ!と強く言っているように変換されそうだ。あくまでも「されそう」の範疇を超えないので妙にビビっているだけかもしれないがインターネットは常にそういう最悪に転がる道が見えてしまう。

・男女比の偏りはそもそもの学問、アカデミアがそうなっているからって節もたぶんある。学問それ自体がニッチな人間しかやっていないし、分野で分けるともっとニッチさは増していく。さらにそこから外れてyoutubeで顔出ししたうえでトーク力で人を惹きつけるような人間はもっと少ない。母数の少なさと篩の特殊さが考えられるし、あとはインターネットで助長される悪しきルッキズムとかだろうな。男性と女性では見た目に関して受ける圧が異なっている。

・23時半ごろに寝た。