20240822──サジェスト精度

・6時前に起きる。ごみを捨てる。匿名ラジオを聴く。ざんち、体力がすごい。

・地道に毎日本を読もうと決心していたのに昨日は読めなかった。そういうタイトルの本が話題になっていて積読もしている。名は体を表すなぁ~。

・なぜ本を読めないのかは取り掛からないからに尽きる。やるべきことだけをギュっと集めれば余暇時間よりも少ないはずで本を読める時間は間違いなく存在している。ただ読書が時間の奪い合いで負けている。他のコンテンツはユーザーを誘う仕組みなりインターフェースが内在しているのに対して読書はほぼ無い。読み手がページを開くことに賭けられている。漫画アプリですらログインボーナスが付くご時世にこの変わらなさは逆にすごい。傘と同じくらい化石かもしれない。

・読書が他の趣味に比べてなんか良いものとされているのはそのハードさが要因なんだろうな。読もうとして読んでいる人間しか読めていない。めちゃくちゃ当たり前なんだろうけどyoutubeを見るみたいな気軽さで読書ができないのはなんでだろう。そういう態勢に自分がなっていないというだけなのかもしれないけど。映画を見に行くことが習慣化しているので他人に比べると異様に見られているだけかもしれない。

・instagramでおすすめ本の投稿がプッシュされるのでたまに見るけど小説かそれっぽいビジネス系自己啓発が多い。そのほかにも本はたくさんあり紹介されないようなジャンルを読みがちなのであんまり役に立たない。しかも結構ばらつくので何人もおすすめしているから気になる~~ともなりづらい。逆にTwitterでは感性に引っかかった人間しか現れないので何気ないおすすめでも気になったりする。サジェスト精度の問題か。

・ゆる言語学ラジオの水野さんは会う予定の人間にまつわる本を網羅的に読むらしいがそういう傾向は持っている。対面で話題に上がって仲良くなりたいときはすぐさま見たり読んだりする。フットワークが軽いという美徳かと思いきやある種の下心を偽装しているに過ぎない。

・今朝も本を読もうとしていたらちょこちょこ作業をしてしまい時間切れ。バタバタしてマスクを忘れた。鞄に予備を入れっぱなしにしていてリカバリー。

・ぴゃっと仕事。帰路。

・コンビニによってシリアルバーを買う。図書館で食べながら『バトラー入門』を読み始める。30ページほど読んだけどこれは面白いかも!とついつい読んでしまいそうになった。文体が軽いし本当に「入門」だ。この手の書籍は専門家的観点から硬めに解説されがちで入門なのに難しいことがある。目線の落とし方がうまくできている。

・基本的にはジュディス・バトラーの『ジェンダートラブル』の解説なんだけど本題に入る前に時代背景からやっていてかなり丁寧だし「そこ掘り下げられるんだ」って驚きもあった。読みたいものがある。

・ただ並行読書に限界があるのでいったん止める。帰路。

・ovallのライブが土曜日にあることを知る。あんまり聞いてないけど良いバンドだった記憶あるしmabanuaは好きなので行くべきかもしれない。とりあえず新譜ツアーらしいので新譜を聞いた。アルバムは曲数が少ないのでどういうセットになるんだろう。

・筋トレ、フィットボクシングをした。

・MIU404の6話を見た。折り返し地点でメインキャラを過去深堀りする構成が上手くて良い話にグッときた。泣かすな。このドラマはバディもので最初は伊吹(綾野剛)に曰くがありそうなところを徐々に志摩(星野源)にずらしていく。この6話でそのずらしが結びつく。他にも単発エピソードに終わらない全体的な引っ張り要素も終わりで匂わせたりしててこれもいい。

・だいたい日本のドラマシリーズは長続きしない前提で作られている。海外ドラマ気分で見ているとこのコンパクトな中に詰め込まれている面白さの密度が高いな~って思う。ながら見してしまって見逃すと勿体ない演出や伏線が結構ある。個人的にはこういう作りのほうが合っている。

・寝る前にmodel cyclesでピコピコやっていたら寝る時間になった。ちょっと前に操作をおさらいしたらそこそこ動かせるようになってきた。音色づくりが肝なんだけどそこはまだ全然手探りだ。

・23時半までに布団へ。寝つきは良くも悪くもなく。