・よく寝れない作用によって9時ごろに起きた。目覚めの勢いで40分後の映画を予約して寝起き20分で家を出た。バナナだけを食べた。出る間際にスマフォを見失っていくらかロスしたけど無事間に合った。
・『フォールガイ』を見た。予想よりずいぶん良かった。個人的な精神の不調にアッパーなアクション映画が普段より響いている気がする。なんか余計に面白く感じた。
・精神不調を打破するのに外部からの刺激が役に立っていることが多いような。たいていは良く寝るに限るのだけど寝れないからこそ精神不調になっているので誤った解決法だ。あと精神不調ゆえに映画を楽しめないこともあるのでこの辺の噛み合いはだいたい運だ。
・スタントマンを主役に据えた映画で観客にスタントマンってすげぇ~って思わせることに成功している。映画『バクマン』が「漫画ってすげぇ~」って思わせていたのと同じでそこに行けてたら十分なうえにちゃんと面白い。
・コメディのテイストが不思議と合ったようで楽しめた。
・映画について語る映画っていうメタなところも自分の好みに合った。基本はラブコメで最初からずっと恋愛の話はしているがカラッとしている。たぶん恋敵と争う作劇でもなく外的目標に向かって進んでいくからだろうな。なのでアクション映画にラブコメが入っているという感じで恋の成就を心配する必要はない。
・好きなところ、序盤のメガホンでやりとりするときの空気感。活躍する犬。エンドロール。
・ハリウッドの裏側なんていうと基本的には悪しきことしか出てこないが、映画作りを支えている人たちと仕事が存在していること。それに誇りをもってやっているんだろうなと思えること。スタントマン賛歌といってよい内容だった。
・劇中劇が緩いうえに最後に出てくる俳優のキャスティングにも笑った。
・劇場を出て買い物。酒を買って帰宅。運動してから飲酒しながら『地面師たち』の最終話を見た。わりと最初から最後までハリソン山中ショーだったな。最後は若干の尻すぼみ感はある。基礎的なスリルが「バレるバレない」なので1話でやったことの繰り返しになってしまう。オーシャンズやミッションインポッシブルのような何か物理的なものを奪うのでなく対面で騙す手法なので仕方ないのかもしれない。原作は2作出ているが2作目と1作目でやっていることはだいたい同じ(ありスパ情報)らしいのも納得だ。
・続いて『MIU404』を見る。綾野剛で出演してて変に地続き感を感じた。4話まで見た。面白い。
・情報の出し方が上手い気がする。キャラクター像の立ち上げと隠された情報の小出しにストレスがなくてすんなり入ってくる。それがメインストーリーと並行しているのでこちらを追っていると自然とキャラも終えるようになっている。時事ネタ気味の重い話も重すぎなくなっている。綾野剛は良いな。
・変な時間に飲酒をしたので頭痛のまま布団に入った。早い時間に酒を飲むことで明日に酒を残さない戦略は功を奏すのか。