・6時頃に起きるも体調が薄っすらと悪い。というか片頭痛明けのような体調だ。匿名ラジオを垂れ流しにして布団に舞い戻る。半覚醒状態でしばらくいた。
・休みが連続して体調が崩れている理由、意味がなさすぎる。遊びすぎて疲れているとかでなく映画を見たりゲームをしたりしているだけなのに。暑すぎて外にいかず画面を見すぎているという悪癖のなせる技だとは思っているが如何せん外に行きたくはない。暑すぎるので。
・IMFの本を読んだりした。
・そうめんを茹でて食べた。
・『Unheard ー罪の代弁ー』をクリアした。音を聞いて謎解きするミステリーゲーム。見取り図を俯瞰してそこかしこにいるキャラクターの会話や通話を聞いて事件の全容を言い当てる作り。音声だけって縛りのゲームはいくつかあるし映画だと『THE GUILTY』なんてのがあったな。
・謎解き自体は難しくない。ただ問の解釈に迷って手探りになるところがある。制作側のこれが正解だ!とするものはあるんだろうけど出てくる情報の組み合わせや解釈によって説得力を持つ説が別に思い浮かんだりする。ポスト・トゥルース的なものが立ち上がる瞬間ってこれに近いのかもな~とか思った。
・音を聞くのに特化して移動するとASMR的に位相が変わるのは面白いなと思った。あとローカライズに予算がかかっている感じがする。音だけで人物を特定するために各キャラクターの味付けが濃いのもいい感じかと思う。
・ただシステム面でメモ機能が一切役に立っていなかったりする。音声が唯一のタイムラインとして機能していてメモを書くとニコニコ動画みたいに流れていく仕組みがある。ただ流れる面白さだけでメモを取るほど煩雑でないので全然使わなかった。
・最後は精神病院が舞台になっているが、そこに登場する刑事の振る舞いが傍若無人すぎて不思議だった。いちおうこれを操作しているプライヤーとこの精神病院での描写がメタ的に重なってくるというゲーム的な仕掛けがあるんだけど、そこの振る舞いの不思議さで全部が虚構のシミュレーションなのかと疑った。求められる回答も「精神病患者はだれか?」とセンシティブなものでなんか『カッコーの巣の上で』的なことを聞いてくるなーと思った。ここまで来ると全員が精神を病んでいて大きな虚構の膜がもうひとつあった!とかにして欲しさが出てくる。
・あとこの手のゲームは回答にお手つき有る無しが大事かもなと思った。『逆転裁判』は謎解きがゆるいからか間違えすぎるとゲームオーバーになる。本作はそういう制限が無い。謎解きは作り手が意図した痕跡をプレイヤーに上手に追わせることが求められるし、そこれに気づかせないことも同時に必要だ。妙に難しくすると気持ちをくじくのでペナルティを設けないほうが良いのだろうけど本質を理解せずに総当たりもできてしまう。面倒くさいの総当たりにしちゃう私みたいな人は防ぎようがない。
・ミステリーを楽しむのはかなり「訂正する力」だな。
・気がついたら日が沈んでいて思いつきで銭湯へ向かう。長らく聞けていなかった中トロラジオの最新回を聞いた。誕生日おめでとうラップの募集があったらしい。本当はうっすらと観測していたけど絶対に取り掛かると大変だなと思ってスルーしていた。ちゃんと上手いラップも送られていてびっくりした。
・銭湯はお盆のせいか混んでいた。異常に人が施設を利用しているため耐久値を超えているっぽい箇所がいくつかった。1時間ほど滞在して帰路。来る前から天候が不安定で遠くの雷が何度もきらめいていた。
・帰宅後にもシャワー。餃子を焼いてビールを飲んで寝た。