24240810──ビル風

・6時頃に起床。モンゴルナイトフィーバーを聞く。なんか元気に下ネタを発していてパワーを感じた。

・日記を書いたりNoitonをいじったりした。「面白い話」と「うんちく」タグはかなり近似の概念なので「うんちく」に統一したりした。

・せっかくの連休なのでエイヤと映画を予約。昼食を食べるか不明なのでそうめんを茹でた。わさび茶漬けで食べる朝。

・灼熱を通って映画館へ。『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』を見た。前後編で340分!長いくて眠くて面白い。

・フランスのキリスト教与党の党首が誘拐された実際の事件が題材。前後編が170分に分かれて2本の映画として映画料金も2作品分ある。大体1時間のエピソードが6本あって作り場は映画というよりテレビドラマになっている。実際本国ではテレビ放送されたらしい。

・各エピソードは誘拐された本人、内務大臣、教皇、誘拐犯、妻、家族とメインとなる視点が移り変わっていく。フランス政治に詳しくなくても序盤におおよそ説明されるのでついていける。長さの割に出てくる人物はそんなに多くないのも助かる。

・構造的にオチから始まる映画となっていてその後はずっと事件の内幕を語っている。実際の事件を知らなかったのでそういうものかと思って見ていたら本当に最後の方で意味のある仕掛けであることが分かってびっくりした。でもこれは史実を知っている人はびっくりのポイントが前に来るだけで作品内の仕掛けは機能するんだろうな。上手にやられた。

・面白くて短く感じる、とかはあんまりなくてちゃんと340分あるな~となる。つまらないわけでもなく確かにちょっと眠くなる場面とかはあるけど基本は面白い。監督のマルコ・ベロッキオはたぶんフランス映画界の巨匠的な人物っぽく、映像面のリッチさや締り具合はすごい。

・誘拐されたというシリアスな事件だしそういうトーンなんだけど時たまコメディのような「なにこれ」なシーンがある。そういうとき用の曲も用意されている。そのへんの緩急もあって340分も見ていられるのだと思う。

・それに限らず音楽の使い方で目が覚める瞬間が何度もあった。あの「怒りの日」使いはすごい。映像もすごいし。

・Netflixのドラマなら340分で何エピソードもあったりするのは普通なんだろうけどそういう力学から外れた長い作品は違う感触がある。毎話の最後に引きを作らないとか、長い時間と一つの映像作品って折り合いが違う形で存在している。映画でもありドラマでもある感じは不思議だった。 ・とはいえ340分座席に座り続けるのは疲れた。

・日が沈んでビル風を浴びていたらなんかのきぐるみに遭遇した。へぇ~って思って見ていたが後で調べるとMinecraftの実況YouTuberらしかった。しかも登録者数が290万人とかで2重に驚いた。きぐるみの周りは子どもたちが多く、隣接した知らない世界あるんやなって思った。言う慣ればピーナッツくんと同じスタイルだから見慣れて入るはずなんだろうけど。

・帰路。『奴隷廃止の世紀』を読み終わった。短くまとまっているので知りたいことは知れた気がする。ゆる言語学ラジオに影響されてちゃんと読書メモを取ろうかな。

・帰宅してフィッチボクシング。昼食をとくに食べずにドリンクでしのいであまつさえ運動もしたせいか買い物に行く途中で閃輝暗点の気配があった。ドラッグストアでロキソニンを補充しようと思って入るも販売時間でないことに気づくのに遅れた。諦めてオモコロチャンネルに影響されて冷麺をカゴに放り込んだ。たぶん今日は食べないやつだ。

・帰宅して胃袋にバナナを放り込んでロキソニンを服用した。いちおうシャワーを浴びて経過観察すると意外に頭痛が起こらない。たまにこういう時があってあたりを引いた気分だ。

・大人しく知ればいいもののパルワールドの予定があったのでそのまま遊んだ。

・いつもより遅く日付が変わる頃合いに解散。そのまま寝た。