・友達と映画を見る予定があった。歩数稼ぎも込みで早めに家を出た。ゆる言語学ラジオはオノマトペをやるらしく初回を聞く。モンゴルナイトフィーバーも聞いた。中トロラジオはイベント日だけどこっちの予定が先に入ったので仕方がない。タイムラインにはその感想がちらほらあった。
・読書のために十三で降りる。ほとんど降車しないので頭の打ちそうな天井の低い通路や手塚治虫の作品がたくさん描かれた壁を物珍しく見た。十三のミスドは駅口すぐにあり2階建てだ。2階が空いていたので何となく眺めの良い席に座ったが、逆を返せば外から見られる席だったな。あんまり気にせず座って読書した。

・『三体0』を読み終わった。人間ドラマとSF設定のバランスが良く、物語の推進力もかなり強いので全編にわたって面白~いとなっていた。物語の導入はミステリ的でもあって、その答えにがっかりしないのもよい。科学的な裏付けというかトンチがだいぶ利いていて予想を裏切り期待を超えてくる。三体本編はシリーズとして長く、編によっては面白みのポイントが違うのでむしろ本作のほうがお勧めしやすい。前日譚とされているが直接的な繋がりは無い。
・クラシックなSFらしさもあってミステリ的な問題設定と解決としては『星を継ぐもの』に味わいは近い。
・待ち合わせまで時間があったので十三から梅田までを歩いた。友人も歩いて向かっているらしかった。普段は電車とかでしか見ない景色を歩くとマップの解像度が上がっている感じになる。色々見かけた。


・ピーナッツくん?

・昼食は蕎麦と天ぷら。定食としての白米を久々に食べた気がする。コーヒーも飲んで映画に挑んだ。
・北野武の監督最新作『首』を見た。面白いけどダラダラしてて長くね?って思って見た。
・なんかいろいろ思うところはあったのだけど、おそらく自分のアンテナの状況がよくない時期にある気がして全然ピンと来ていないのだと思う。
・面白くはあるし、意図や風刺やすべてをコケにするようなメタ的な笑いの視点とかもあるんだろう。けれど見ているうちはそんな深いことを考えるまでに至らなかった。そうこうしているうちにしっかりと解釈された他人の感想を見てしまい、自分の感覚を失ったっぽくて『首』に関してしっかりした感想はたぶん書けそうにない。
・見終わって梅田を徘徊。見つけていた店に行くもなぜかやっていないらしく、別の店は予約で満席だった。寒いだなんだと言いながら大阪駅前ビルのインド料理やにたどり着いてチーズナンを食べた。

・空腹にウォッカラッシーを飲んでいたせいか、前述のアンテナ状況か、ぼんやりとしてしまっていて感想戦もぼんやりとしか出来なかったな。なんか悪いことしたかも、と思ったまま解散した。
・帰路、コンビニに立ち寄ってパルムを食べながら帰った。