・今日も映画を2本見る、つもりが映画の時間を勘違いしていた。予約をしていなかったので1本は家で見た。
・Netflix配信の『レプタイル-蜥蜴-』見た。うまいこと面白く見れた。
・主演がベニチオ・デル・トロだったので視聴した。そこには満足した。映画は犯罪捜査モノで老刑事をベニチオ・デル・トロが演じている。老眼鏡をかけたり外したりしながら事件を捜査しているうちにある秘密を知ってしまう、という筋書きで物語の新鮮味はさほどない。
・映像がやけに左右対称だったり意味ありげな演出や雰囲気を盛り込まれていて飽きずに見た。連続殺人!!!とかサイコパス殺人犯!!!とかキャッチーで分かりやすい刺激はほとんどない。じんわりと時間をかけて雰囲気を味合わせるタイプの映画だ。時間があるときにしか見られないなって感じだったので楽しめたのはほぼ運かもしれない。
・ファスト映画的に視聴速度をいじると味わいが一気に失われそう。
・犯人や隠された秘密がなんなのかは正直どうでも良くて、『ボーダーライン』シリーズにあるような不穏さを味わいたい人向けの映画でもある。なので楽しめる人は限られそう。面白すぎない映画をたまにみるのも良いものだなとは思った。
・2時間半ぐらいあったので時間ちょうどで家を出た。
・プロントで待ち合わせをして『コカイン・ベア』を見た。クマだった。コカインに合わせてコーラを飲んだ。
・こういうのでいいんだよってワードがあるけど結構それな映画だった。ちゃんとクマが出て人が無残に死ぬシーンを期待していってちゃんとそれが出てきた。救急車を使ったシーケンスが派手で好き。あまり想像外のことは起こらないのだけど、低予算でない感じが好印象だった。あと犬も死なないし。
・なんならクマも死なないが人だけは無残に死ぬ。そして子供がコカインを食べるシーンがあるので倫理観どないなってんねん、という映画だ。そこは結構謎だった。
・製作費が53億円らしく、凄すぎる。全然低予算じゃない。
・なんかアイスキューブに似ているなと思った俳優がその息子だったので納得した。これ、前にも思った気がする。
・劇場を出て放浪。日曜の梅田はどこも混んでいる。英國屋に吸い込まれて感想を話し合った。席から立ちあがる際に隣席に座ろうとしていた中学生だかにお礼を言われて謎だったが、わざわざ席を空けてもらったように見えたらしい。わざわざお礼を言う中学生、偉い。相手の予定があるので現地解散で帰路。
・話相手が道中のなにかにリアクションをしたときにそれを見つける能力が欠けているっぽい。自分でもなにか変なものはないかなと探しながら道を歩いているが、他人が言ったそれが見つからなくて通り過ぎてしまうことが多い気がする。
・銭湯用に着替えを一応持っていたが、直前まで悩みつつ結局行った。行ったら行ったでリフレッシュできるので行き得。
・帰宅後は中トロラジオを聞いて切り抜きを作ったり、『シャングリア・フロンティア』のコミカライズを読んだりしてた。
・シャンフロ（この略称ある？）、なろう系のなかでは珍しく？青少年的サービス描写が無くて読みやすい。無駄にセクシーでエッチな服装の女性キャラがたくさん出てきがちな作品群が苦手なのでシャンフロは読みやすい。女性キャラが出てこないわけでもないし、主人公を好いているキャラもいるが全然前に出てこないのでノイズが少ない。
・話は面白いが、真面目にゲームクリアを目指す様子にこのゲームをクリアする意味あるのか？みたいな感じにもある。このシャングリア・フロンティアというゲームの攻略がめちゃくちゃに大変なんだけど、あまりにも大変すぎるので「なんで？」と思ってしまう。本当にゲームが好きなキャラクターしか出てこないので「ちゃんと真面目に好きなものに取り組めて凄いっすね」といった捻くれた心境もそこにある。遊びを超えたゲーム内での凄さがあんまりピンと来ていない。
・現実的に考えて、のフレーズに意味はないのだけどあまりにも難しすぎるゲームに挑戦する心境が自分の内にないのが原因かもしれない。SEKIROを途中で放り投げたりする心境のほうが理解しやすい。もちろんSEKIROをむっず～～～～～と言いながら再挑戦し続けることもあったが、シャンフロはそういう比ではない難易度に見える。
・読んでいる範囲ではゲーム本体の意図が明示されていないので示される凄さがマッチポンプ的に際立ってしまう。もちろん全ての表現は作者の意図によるものなので全部がマッチポンプといえばそうなのだけど、だいたいはリアリティとか納得度とか自然さとかでカモフラージュされている。シャンフロは意図を謎にしている分ストレートに「なんこれ？？？」と思いすぎるのだろうな。
・無いゲームの無いハードルの妥当性を考え出したらもう終わりかも。
・気が付いたら日付を超えそうだったので急いで寝た。