・完全に熱を伴う風邪になった。今日一日寝ていた。
・昨夜に風邪の気配を感じていたので葛根湯を買っていたが全然効かない。葛根湯を過大評価している節はあって、わりと飲む方だけど効果を実感したことはただの一度もない。
・熱はあるけど汗は出ず、喉はやや痛いが声は全然出る、咳はない。大丈夫と見越してコンビニでアイスやらデカいアクエリなんかを買うだけ買った。
・暇なので映画を見ていた。ギレルモ・デル・トロの『ヘルボーイ』見てた。特殊メイクとかを頑張る作風がいかんなく発揮されている。CGは古いな~って感じてしまう。全体的にクトゥルフみがあってイカやタコが好き(嫌い)な文化圏の創作物だなって感じあった。あとナチスとロシア人が悪役なのもハリウッド映画的おきまり感があるな。
・『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』見た。良かった。評判が高いことは知っていたけど思っていた以上によくて、高熱(39度くらい)で見たせいもあるが泣いちゃった。
・いつも通りのクレしんをやりつつ、そこにミステリー要素をぶつけるという脚本がとても上手くできている。観客を気持ちよくミスリードすることができていて、クレしんならではの突拍子もない展開や設定もありつつなんか納得して感心してしまう。
・ほとんどディストピアのような学園が舞台で、実力主義のエリートがすべてじゃない!とメッセージを発しているのが本作だ。その打ち出しは分かりやすくチープなんだろうけど丁寧に風間くんの心情を重ねてラストを持ってくるのでつい泣いてしまった。友情努力勝利的な展開も嫌いじゃないし、アニメーションとして「走る」ことに場面的な意味合いを持たせているのも良いと思った。
・泣いたりしたので頭が痛くなってしばらく寝ていた。体温は39.5とかになっていた。薬があったようなきがしたので探すといつ買ったか分からないペラックT錠があったので服用した。
・今日だけでアイスを二つ食べている。
・夜にNetflixの『ニモーナ』見た。良かった。
・とにかくニモーナの表情が豊かで見ていて面白いというのが良い。ジブリの『アーヤと魔女』でやろうとしていたことを的確に、規模とクオリティを増してやっている。すごい。
・ニモーナはほとんど躁な状態で目まぐるしく動くので、アクションシーンでなくともそれと同じくらいの情報量がある。
・物語はニモーナというよりもバリスターが主人公なのだけど、バリスターはずっとニモーナに振り回されたりアンブロシウスを信じたり疑ったりとグラグラしているので見る側の視点が定まりきらなかった。誰目線で話を見ていいかわからない部分があって、飲み込みづらい感じがした。
・あとニモーナ意外の主要キャラがゲイカップルなのだけど、そこにエクスキューズもないしゲイであることを白眼視する目線が作品中に無いのが良い。日本のアニメーションには残念ながら作れないだろうなという感じがした。
・エンドクレジットが15分以上あるので本編は80分ぐらい。短いのも良い。
・体調を崩すと寝るのがつらくなる。寝るときが一番苦痛から遠ざかれるような気がするがぜんぜん違う。起きている方が楽だ。
・ほそ~いブギーマン