20230628──ねあっちぃ。

・起きて即座に湿度を感じた。寝暑い。ねあっちぃ。

・ゴミを捨てボスカフェインを買った。コンビニのどうでもいいスティックパンを朝食とした。

・コミックDaysの連載漫画をつらつらと読む朝だった。あまり作品ごとで追っているわけではないので脳の情報処理能力を埋めたいだけかもしれない。twitterにはそういう部分があり、常に新しい情報が板の上から降ってくるので止め時を見失う。これを「情報のパチンコ」と言っていたのは何だったっけ。時間を投入して面白い情報に当たろうとするギャンブルは容易に手段と目的が入れ替わって危ない。

・ありスパのガストロノミー回、面白い。食に興味が無いほうなので日常生活の食事レパートリーはかなり乏しく、あんまり食べないものを食べてみようかって企画は時たま思いつく。外食に行くだけで成立するものがそこそこあり、牛丼チェーン食べ比べとかでも全然ありだ。最後に牛丼を食べた記憶は10年以上前な気がする。あとロイヤルホストにも行ってみたい。行ったことがないので。

・チェーン店はどこにでもあるように思われるが物理的に存在していたとしても入店する選択肢に含まれていないと無いのと同じだ。毎日電車に乗るとして、ついつい同じ位置の車両に乗ってしまうことがあると思うが、一度取った選択肢は無意識の繰り返しがしやすく選ぶ気はなくても実行のハードルは下がる気がする。よく分からないから行かないの一例はサブウェイでいまだにそういうこと思っているのもダサいと思うがどうしようもない。わからないけど勇猛果敢に入店してあーだこーだ言っている老人を見かけたりするが意外に凄いのかもしれない。

・行ったことないので行かない、もかなりあるがそもそも「食べなくてよい」があるので外食する前に面倒くさくて帰宅している気がする。対人のあれこれが面倒なのでセルフレジしか使いたくないと思っていると飲食店も避けがちになる。

・ミスドに行った。期間限定とかをムシる態度を持っているのでカスタードクリームとチョコファッションにした。しばらく前までは現金会計の傘下にいたのだけど楔を破り捨ててクレジットカード払いをしてる。そのミスドはクレジットが使えなくて店員とのやり取り回数が増えてしまい、なんだかムカッとしてお釣りを全部募金箱に入れたりしたけど発散方法が間違っている気がして後から追加でモヤモヤした。ドーナツ2つ買うのに500円くらい使っていてハイパーインフレした後みたいになった。

・『円 劉慈欣短篇集』読了した。「詩雲」「郷村教師」「栄光と夢」あたりが好きだった。表題の「円」は三体の一部分を抜き出して短編化したものだったので既視感はあるものの、アイデアそのものは馬鹿っぽくてスケールが壮大なのでウケてしまう。

・最新SF!みたいな感じではなく、どこか懐かしさを感じているのは書かれた年代が結構前なのも理由になりそうだ。20年前とかの短編もそれなりにあり、『三体』に通じる要素が好きな人に向けかも。手軽に読めるのが一番よい。『三体』は長い。

・『三体』はとても売れたので読んでいる人も多く、内容はかなりエンタメに振っているがSF小説を全く読まない人には難しいんだろうなと思う。SFに慣れていると分からないものは無視して話筋を追いかけることがそれなりにできるようになる。原理は意味不明なまま放置して理屈だけを把握する、みたいな読書になりがちなんだけどそうなると科学的なギミックにこそ面白さがあるSFの何を読んでいるんだ?って思わなくもない。ある意味ちゃんと読もうとして理解できずに挫折している人は何となく想像でき、例えば『走れメロス』を読んでいた みくのしんさんの記事はちゃんと本を読もうとする態度に記事の良さがある。中途半端な理解度のSF読者がもっともちゃんと読めていない気がするが、グレッグ・イーガンのこととかを考えるととそんなん気にせず読んでいるだけで十分だとも思う。SFは大概雰囲気で読むしかない。

・そういえばインド映画『RRR』が暴力的過ぎて無理だった、という人の感想がバズっていたことを思い出した。エンタメ作品でみんなが面白いといっているから自分にとっても面白いとは限らないのは確かで、ピンと来ないときはそう言ったほうがよい。

・あとアニメを見慣れているので気が付かないが、素になってアニメを見ると口がパクパクしているな~と素朴な感想を抱いたことがある。もうアニメとはそういうものなんだと疑うことないため、非人間的な口のパクパクであっても音声が付随したら自然なものだと認識してしまう脳になっている。たぶん今までアニメを見たことない宇宙人とかに『花さか天使テンテンくん』とか見せたら「パクパクしてんな~」って形式にびっくりすると気がする。

・漫画の読み方が分からないと伊藤聡さんが記事に書いてもいたが、慣れてしまうと埋没してしまうものや知らず知らずに会得するものは確かにある。

・何の話だ?

・ニコラス・ケイジの映画を見ていたら壁に黒くて動く塊が見えて集中力が爆散した。そう、例の虫だ。家で見るのは2年ぶりくらいかもしれない。見かけるたびに予防線を大量に仕掛けるので根絶していたつもりだったが、かなりの大物でおそらく外からやってきたのだろう。パソコン周辺に行くのを防いだが冷蔵庫の下に潜り込み、薬剤で仕留めたと思うが処理のために冷蔵庫を動かした。埃が積もっているのは大掃除の怠慢のためだった。やっぱりきちんと死んでおり、不浄物は家に置けないので不浄物なりの処理をした。すなわち御不浄です。ジャーーーー。

・茄子を焼いてポン酢で食べた。