・ポケモンスリープは6時間の記録だった。眠いのでコーヒーを飲んだ。
・ジャンプを読む。新連載はアイススケートが題材らしいが、すでに『メダリスト』とかがあるのでどうなるんだろうと思った。呪術は先週分を読み飛ばしたかと思ったがそうではなく、走馬燈だったので「あ~あ」となった。ネットの反応は見ていない。
・モンゴルナイトフィーバーが恒例の健康診断話をしていて良かった。検尿の難しさを成人した男女が語っているが、嫌な感じがしないので稀有。過去の好きな回「うんちの守護月天」を聞き直す。やっぱりすごい。
・三連休明けで何かあるかと思ったがいつも通りに仕事をした。変わりなく。
・中トロラジオの切り抜きを作っていたが、変にドラッグアンドドロップをしたら進捗が消えてしまいスプラトゥーン3に逃避した。作業量は30分ぐらいなのだけど一気に気持ちが年老いた。
・なんか疲れたのでチューハイを飲みながらStarfiledをやってラーメンを食べたりして回復した。
・寝る前にまた『ヒトはなぜ笑うか』を読んでいた。いつまで読むんだ、これ。
・もう少しで終わるが笑いのコミュニケーション的機能について書かれていた。配偶者の決定に笑いがどう関わっているか、みたいな話もされていた。曰く、笑いのセンスは誤魔化しが効きづらいので相手の認知能力が自分と近い水準にあるかどうかを見極めるのに有用とのこと。また笑い自体が正負でいうと正なポジティブなものなので、笑わせた対象から好ましい待遇を引き出せる確率が上がる。ユーモアは社会的な通貨であって、笑いを提供してくれる友人に価値を置くものだ。とかが書かれていて考える余地がある。
・ひとまず笑いがモテに繋がっているのは何となく理解できる。「面白い」も立派なステータスで、そこがパートナーの決定要因になることも決裂の原因になることも両方が想像しやすい。社会的な勾配のせいか、おおむね男性が女性を笑わせようとしているのもアピールの一種だと説明がつきやすい。立場が逆の場合ももちろんあるだろうが。
・ステレオタイプであるが、関東より関西で面白さがモテに直結するなんていうことも考えうる。本当かは知らないが。
・フィクションにおける「おもしれぇ女」が成立するのは直接的に笑いに価値を置いているからだと思ったが、たぶんそうではない。むしろ女性は面白くないという一種侮蔑的な目線が隠れている。裏返せば面白いのは男性であって女性ではないとするホモソーシャルの残り香もなんならあるかもしれない。
・その目線をベースに自分だけが理解できる特別性を発見しているので、笑いのポジティブな価値もありつつも大部分はその立場に由来してそうだ。シチュエーションとしてはたいてい強者に位置する男性が発する言葉なので選ぶ側の特権的な発言になる。
・反対に「おもしれぇ男」の成立を考えるとこれが結構難しい。そういうフィクション(恋愛もの)をあんまり知らないせいかもしれないが、オタクの感想として使われている場合ばっかりが思い浮かぶ。あと単に『花より男子』のイメージが鮮烈すぎるせいで、ジェンダー的なへばりつきを感じる。
・というか「おもしれぇ」には笑いは含まれておらず、むしろ興味深い発見が主なのでここまでのやつ無駄だな。有象無象の中から惹かれる他者を発見した結果だこれ。笑いは関係ない。
・フィクションでいえば、面白さを見出されて何とかなるシーンは案外多い。「ははっ、面白いやつだ」と言われ認められたり罪を免れたりする場面は何度も見たことがある。金貨が無くてもユーモアがあれば何とかなるのは不思議だ。
・笑いや面白さがグループ形成に関連しているのもコミュニケーションだからだろう。友人関係をユーモアの通じる範囲、と定義しても十分な気がする。何かを笑うにはその前提となっている社会的常識や知識、共通の話題が不可欠だ。笑わせることは社会的通貨を得ることで、そのグループ内での立場に関わっているのも想像しやすい。回転寿司の無法者(醤油舐め)なんかの動機が「笑いをとるため」なのはそういった力学の暴走だ。こう考えると笑いの価値のデカさって異常かも。
・まったく笑いを相互に与えないインフォーマルな人付き合いって全然想像できない。マンションの管理組合とか?
・面白くなければいけないって圧力がSNSで強くなっているのはある気がする。笑いは予想外、未知、発見でも構成されているので常に新しい情報が投下されてそれを求めるように仕掛けられているTwitterなんかがその傾向を加速させていても変ではない。
・ユーモアにはボールドウィン効果があるらしい。これは宿題にして明日調べよう。
・23時半までには寝た。