・腕時計を見たらぴったり4時だった。なんか今週ずっとこんな感じだな。やけっぱちで布団にいたがあきらめて『少女ファイト』を最新分まで読み終えた。コミックDAYSで連載になるらしくサブスクを購読している利点がまたひとつできた。アフタヌーンを読むぐらいしかしていないので助かる。
・『ダイヤモンドの功罪』も欠かさず読み、匿名ラジオを聞いた。
・カロリー摂取のために冷凍チャーハンを食べた。カット野菜のレタスをちぎって簡易的レタスチャーハンにした。
・眠いのに加えて左目がぴくぴくと痙攣するのは何なんだろう。出社してから頭がもやもやと眠さに侵食されていた。中途覚醒もきついが早期覚醒も同程度にきつい。
・普段は白湯や水をがぶがぶ飲んでいるが濃い麦茶をぐびっと飲んだら目が覚めたのでこれがカフェインか~~~~~と効力を体感した。お茶にはカフェインがそこそこ含まれていると知識は持っていてもコーヒーやエナドリのほうが眠気覚ましのイメージが強い。
・なんか同僚に呼び出しを食らったと思ったら飲み会の誘いだった。会社の飲み会はなるべくならスルーするでお馴染みなのでコロナ禍もあり数年間は出ていない。幸運なことに忘年会や新年会をやらない雰囲気(やろうと言い出す人が存在しない)で満たされていて開催自体がされていない。その飲み会にはどうやら上司が来るらしいが仕事は大丈夫かと頭をよぎる。会社の飲み会は結局仕事の話になるし仕事以外の話はしづらいのでオモンネ度が高くなりがち。予定がないのは事実だし酒を飲める機会にだけ飲むというのもありなきがしたので何となく頷いた。
・筋トレや運動をしながら刀ミュ『つはものどもがゆめのあと』の2部(ライブ)を見た。今回は和太鼓シークエンスはちょっと弱い気がした。あとはいつも通りかと思ったらいきなり食い逃げしている曲が始まってびっくりした。そういうトンチキもあるのか。
・Netflixで『ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実』見た。内容はヴィーガン食のプロパガンダか?(ひねくれ精神)って感じで意外だった。ドーピングで時代が変わった!とかじゃないんか~~いと思いながら見てたけど面白かった。いくつか保留はあるけれど。
・大意は動物性タンパク質による不健康な側面があるので植物性タンパク質を取るのが科学的に正しいっぽい、ってやつだ。なのでヴィーガン食は思われているより良いものですよ~って話になっている。たしかにヴィーガンに対するある種の偏見を打破するのに向いているかもしれない。ヴィーガンを選択する理由として科学的に合理的で(ヴィーガンでも筋力、体力を維持して五輪金メダルの選手もいること)、SDGs的な地球環境の持続可能性にも向いていて~と至極真っ当な理由が提示されている。
・このとき思い出したのはコオロギ食が異様に叩かれたときのことだ。ちょっと前にそういう騒動があり、可能性が示唆されただけで猛攻撃にあっていた印象がある。コオロギ食べたくねぇ~~~って気持はよく分かるが、それは気持ちなので合理性で詰められるとコオロギ食がおそらく是になってしまうんだろうな。人は合理性で判断することもあるけど、その手前に個人の常識や偏見が立ちふさがるので合理性は納得材料として案外弱いときもある。本作ではその部分を良い感じに突いている。
・ヴィーガン食というよりもヴィーガンにまつわる背景の精神性が気になって突っかかっている人が多い印象はある。本作では怪我をしたアスリートが治療のために調べ始めた、という体でそういう部分は後退している。でも後半からは密猟を防ぐ活動をしている人が登場し、家で肉を食べていることの矛盾に気づいてヴィーガンになったりしていた。その人はめっちゃムキムキだ。基本的に出てくるヴィーガンの人はムキムキだ。ほとんどザンギエフみたいな人もいた。
・このザンギエフみたいな人はギネス記録を目指しているらしく、500kgぐらいの重りをもって10m歩くのに挑戦している。競技としてなにそれ、なんだけども馬一頭とほぼ同じ重量と知ってなんか知らんが凄いなとなった。デモンストレーションで自動車をひっくり返す場面がインサートするんだけどそれを見ている周りの人が若干引いているような虚無っぽい顔をしてて良い。
・面白い点、食事の実験があるがなぜか献立がブリトーだけ、インタビューに答えている学者の背景にipod classicがある、アーノルド・シュワルツェネッガーが出る、など。
・保留する点は、作中での実験がなんちゃって実験で対照実験になっていないこと。その実験の内容がファニー(夜間陰茎勃起現象、すごい文字列だ)なのでうっかりしてしまうが、実験としては全然駄目だしやっている学者が科学的根拠はないが~と言っているので本当に何でも無い。
・肉が良いものとされているのはマーケティングだ!とタバコを例に出して突きつけるのはドキュメンタリーらしくて良い。アメリカだと露骨に男性性と結びついているようで文化的にも根深いものがあってヴィーガンに反対する人がいてもおかしくなさそう。反対に自分の為ならと合理的にそちらを選択するのもなんとなく分かるというか、アメリカみある。日本だと前者は薄そうだけどよく知らないものには反対しやすいってだけなんだろうか。
・自分食生活を振り返るとここ最近はかなりヴィーガン的というか、ただ肉と魚を食べてないだけだな。動物性たんぱく質はザバスとサラダチキンぐらいかも。
・出てくる料理が全部美味しそうだしエンドロールでヴィーガン用のピザとかをもりもり食べている感じも良かったな。