・スナイダーカットを見てないと駄目か?と思って早起きして『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』を見ていた。もとの映画を全然覚えていないので新鮮に面白く感じる。ただし長い。4時間ある。
・それだけ長いので見終わること無く映画館へ行った。見たのはもちろん『ザ・フラッシュ』だ。
・良かった……。スナイダーカットに手を出す必要性はあまりなかったな。昨夜のアクロス~に引き続いてマルチバース描写があってもうお腹がいっぱい過ぎる。ノーウェイホームの時ですら、もうこんなマルチバース描写は来ないだろうな~と思っていたのを上回って「えぇぇっ!?」となってしまうシーンが両作にある。
・もちろんファンに向けたことなので全部をキャッチできていないのが悔しくもある。
・公開が遅くなったことは誰もが言っていそうだが、色々な問題がついて回るのが勿体ないくらい挑戦している映画だなと思う。主演が一人二役で展開していくというのも中々無いと思うがこのエズラ・ミラーの仕事っぷりの反面、映画の外が思い起こされて複雑な心境になるな。
・マイケル・キートンの出演にありがとう。そしてスーパーガールを演じるサッシャ・カジェがド級にかっこ良いのも良い。犬が救われるので加点に次ぐ加点です。ハードなファンじゃないからこそむしろ素直に楽しめている感じはかなりある。本当にファンサービスなのか?みたいな部分はあるので。
・良い感じで映画館を出て太陽に焼かれそうなのでその辺りで読書した。万博記念公園にいくのもありだけど日差しが夏過ぎるのでやめておいた。運よく読書ができる日影があるともかぎらないので。
・『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ~冤罪、虐殺、正しい心』を読了。タイトルとサブタイトルが逆なような気がする。哲学的な話はあまりなく、戦前の冤罪事件の記述がやけに微に入り細に入り語られて、捜査官、検事、判事、弁護士、政治状況など広範囲に手を伸ばしてて分厚さに見合った内容ではある。1つのテーマを語ろうとしたらあれもこれも必要になってしまったんだろうなって印象。
・たしかに面白くはあるんだけど読む側のアンテナが整っていなくて読み飛ばしたところもある。具体的にはサイコパスに関する記述は面倒くさくなってかなり飛ばした。専門家でないなりに調べてちゃんと書いているんだろうけどそこは精彩を欠いているように感じた。急にアダム・スミスが出てくるのも同じかな。
・読み終わったら集中力が切れたので電車に乗った。車両の連結部分ってかなり内臓みがある。
・今日は暑く半袖を着ていたが30度あったらしい。タンスを開くと白Tシャツの黄ばみがきになったので重曹を叩きつける例のやつをやった。毎夏やってない? しかも毎回効果を疑いながらやるけど終わればちゃんと白くなって納得する、までがワンセット。
・お酒を飲みながらyoutubeを見る土曜の夜になった。ゲームさんぽの名越先生回を見始めた。
・面白いなーと見ていたらサジェストに気になるものがあったのでそちらも見た。
・すでに引退しているvtuberとの対談で結構踏み込んだ話をしていて面白い。二人の相対する感じがまずあんまり見ない雰囲気なのも新鮮だし、vtuberという形式や虚構の取り扱いが難しいながら話が進むのがややスリリングだ。このなかで、推しと所有を結びつけて語っていたのが腑に落ちた。あと2者関係では人の病みだったり狂いが出やすいみたいな話で恋愛がそうでしょって指摘しているのも頷きがあった。これはゲームさんぽだっけか。
好きな服を着た日。