・6時半に起きる。異常に眠い。のでエナドリを飲んだ。土曜日に道端で配布しているのに遭遇し、友人に貰ったので2本を無料で手に入れていたやつ。

・ジャンプを読むのは忘れない。ゴルフ漫画が始まっている。なんか王道っぽい雰囲気がある。呪術は突飛だけどちゃんとしてるところはしてる。
・出社。会議をやり過ごしたら楽になった。
・帰路、おにぎりを入手。
・不調なので適当にやりたいことをやって過ごそうと決意。積読を崩す。マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』を読み始める。いまさらってなったが2021年出版なので2年前だ。つい最近、でくくってよさそうだけど人文系の話題図書って意外にたくさんあるので流れ速い。
・表題に興味を持っていなかったが原題のほうがしっくりくる。読んでいてマイケル・サンデルって倫理学者じゃん!といまさら感を積み重ねた。一番本を売っている倫理学者だろうな。ブーム的な流れに乗りづらい身としては手を出しにくいと勝手に思っている。例のアレ(正義の話)も読んでない。
・元の副題は「what’s become of the common good?」で「Common Good(共通善)はどうなるか?」みたいな感じの意味だ。結構ストレートに倫理学っぽい雰囲気。読んでるのはまだ3章ぐらいだけど序盤に倫理学らしい部分があったので興味がブーストした。けど今のところは能力主義についてビシバシ書いている。アメリカンヒストリー的な部分も濃く、現代アメリカ社会の分析も多いので日本でどうだみたいな置き換えは留保が必要そう。
・なにを善いとするか、といった点において能力主義が経済的合理性/反差別/キリスト教と相性が良いことが暴かれている感じがあって面白い。給与や役職は能力に見合うべき、ということをあまり否定できなかったりするので無意識に能力主義的な価値観は入り込んでいるなと気づいたりもする。能力主義や努力が報われることの土台には機会均等があって、それは望ましく普遍的なことじゃね?と思っている節はある。本書はその裏側に光を当てている感じがする。
・議論の正しさはあんまりわからんというか、アメリカの分析が主なのでそうなのだと言われたら「そうなのか」となってしまいがちだ。
・能力主義は自由意志と責任にも結び付くので気になる。マックス・ヴェーバーのプロ倫を引いたりしているのでプロ倫エアプが捗る。やればできる、についても書いてんな。とか個々で気になったりするトピックはいくつもある。
・能力主義は倫理観のそれとはなんか違う気がするけど、と思ったりするがそれを応用して考えを広げるのが人間の限界っぽい。倫理的な
・日中から各種SNSアプリを一時停止していた。デジタルデトックスでもないが生活習慣を変えるには部分でなく根本から行ったほうが変えやすい気がした。なのであんまり見ない日を継続しようとしていたが珍しくDMが来ていた。見ないことに決めた日に限ってこういうのが来る。ありがたDMだったので感謝した。
・歩数を稼ぎに外へ。本を返却する。
・野菜鍋を食べて読書。机に座って積読タワーから『日本語ラップ名盤100』を引き抜いた。タイトル通りの本なので、ちゃんと楽曲を聞きながら読む読書会があったら行くなーと思った。ただ刊行から時間が経っているしニッチなのでそんなのはない。そうなら自分なりにやってみよう~とも思ったが、最初のアルバムから正規の手段では聞けなさそうなので躓いた。
・聞ける範囲で5作品分ぐらい読み進めた。キングギドラのライムの気持ちよさを久々に体感した。なつかし~が濃い。
・その辺の公園にポータブルスピーカーを聞いてみる読書会、あっても良さそう。