2018/03/10-16

3/10
土曜。朝は文化系トークラジオライフを聞きながら掃除をする。テーマは平成。
平成っ子としては時代の移り変わりは正直、あまり実感がない。とくにこれ!っていうものが年長者に比べて思いつかない感じ。
しいてあげるなら身近なゲームかな。テクノロジーの進化は30年で著しいわけだけど、ゲームそのものとゲームを取り巻く環境の変化は大きいと思う。こんなにみんながめっちゃゲームしてるとは思ってなかっただろうし、グラフィックが向上し過ぎだ。ゲームしてなくても、ゲームに影響を受けたコンテンツに接しているはず。
ほかにはMDが絶滅したりしたよね。田舎に住んでいるとブームや流行がワンテンポ遅れるのでMDは意外にがっつり使ってた。あとVHSのレンタルも経験がある。
曲を選んで、曲順を考えて、僕の考えた最強のプレイリストをよく作ってた記憶がある。2倍速で録音とか、コピーが一瞬で済むPCでは考えられない時間を過ごして。
ライフの番外編のおわりでも懐かし話に花が咲いていたけども、やっぱりそういう話になるよね。聞いてても楽しい。

「OneShot」をプレイ。タイトルの意味が分かったところで、もう一度。

ニトリのホテルスタイル枕を購入。ついで革靴も購入。買い物をした。

Movixあまがさきで「ベイビー・ドライバー」爆音上映。冒頭のシーンからこれこれ!!とテンションが上がりっぱなしで最高だった。

3/11
311。あの日は珍しく友達とカラオケに行っていた。
Twitterを開くと大きな地震の情報が流れていて、その場にいた人に伝えて、ややぽかんとされた気がする。

「勝手にふるえてろ」を読了。映画は大好きで、とはいえ2回しか見られてない。
映画との違いは意外に多かった。個々の面白セリフと、仕掛けられた映画的転換(周りの人との会話に関するもの)は映画オリジナル。
とくに笑いの部分に関してはつけ足しが殆どだったかな。それでも終盤でヨシカの家でニが叫ぶセリフは唐突過ぎて笑う。
映画よりもオタク女子の側面が強くて、ボンクラ感が増していた。ヨシカの画力に関する描写も映画はヘタウマ?ぐらいだったのが、原作では他人に読まれるぐらいには上手って感じ。
本作は恋愛物語でもあるけど、個人的には他人との接し方の話として解釈する部分が大きく、それは自意識にも通じる。

昨日に引き続いてMovixあまがさきで爆音上映。「バーフバリ 伝説誕生」と「バーフバリ 王の凱旋」の豪華二本立て。
伝説誕生は初見だったけど滝に上るまでが思いのほか早かった。正直、怒涛のクライマックス(5時間)なので出来事はあまり覚えていない。
5時間でも体感時間は短い。体力は消耗した。つかれた。

3/12
月曜だ仕事だ。予算の仕事をやりにやって残業。
帰宅しても時間が特にないがSpec ops:THE LINEをプレイ。
ウェルカムトゥードバイ。嫌な予感がする。

3/13
今日も予算。残業

spotifyが生活に入り込んできて、いろいろ探している。
今日はクラシックをディグっていたが、作曲者と演奏者がごっちゃになっててややこしい。あと言語が英語と日本語以外もあるので、なおさら探しにくい。
わりかしポルカが好きなので、ヨハン・シュトラウスを探したのだけれど、ヨハン・シュトラウスがエゴサーチすると大変そうだなと思った。2世もいるし。
クラシック音楽は同じ曲で演奏家違いを聞くのが楽しいところがあるので、spotifyはそこを広めてくれそう。
1812年とかめっちゃある。
突撃したいときのクラシック、殺るときのクラシック、のようなボンクラプレイリストがないのもいまいちかな。これは作るしかない。

3/14
またしてもドバイ。白リンはダメでしょう。ウォーカー大尉は立ち止まらないっ!
どうも既視感がある白リン描写は、どうやらはだしのゲンっぽい。うん、きついね。

 

3/15
「ブラック・パンサー」を見た。ワガンダフォーエバー!!!!XXXXX(両手をクロス)
今作に関してはあまり言うことが無いというか、わりと素直に楽しいなーっってテンションになった。
劇場を出た後は人のいないところで、ワガンダフォーエバーのポーズを取っちゃうくらい。

良かった点。音楽、服飾、テクノロジー。
ケンドリック・ラマーの挿入歌はもちろんだけど、現地の民族音楽を意識した劇伴も雰囲気が出ていた。カーチェイスのシーンはもう一回見たい。
劇場を出て、Spotifyでサントラを探して聞きながら帰る。これが最近できるようになったのでかなり良い。

服飾、衣装は誰もが目を見張ると思う。ワガンダのそれぞれの民族衣装も個性があって素敵だし、そこにワガンダの歴史を感じてしまう出来だった。
とくに何度か画面に映る、幹部っぽい緑の服を着た男性が良かった。唇に大きなピアス?をしている。伝統的なだけじゃなくて、現代さもあってオシャレ!
ワガンダ内の生活風景や一般市民の様子はあまり描かれないのは少し残念。ぜひとも食事シーンを一つでもいいから見たかった。
立体砂絵や遠隔運転システム、バリアマントなどなど、さりげないところも技術発展してることが分かる。技術担当キャラの妹も出てきて、MCU内での活躍が気になります。

MCUないしアメコミ作品はどれもが何かのスピンオフ的な側面があって、どこかしらで他のヒーローの作品とつながっている。
そこが楽しくワクワクする源泉でもあるけど、一見さんや初心者が楽しむには前情報やある程度必要で、ことによっては映画内の情報量が滅茶苦茶多くなる。
その点からいうと「ブラック・パンサー」はアメコミ映画見たことのない人も十分に楽しめる気がする。
と、書いてて気づいたけど前国王が亡くなった経緯を知っているので、そこが初めての人に伝わるかは微妙だ。
けれどストーリー展開や登場人物の多さに複雑さはないし、戦闘も奇をてらったものでないので、素直に見れるはず。
MCUの入門には適していると思うし、なにしろ内容的にもいま現在の映画なので普通に見て損しないでしょう。

キルモンガーくんの主人公感すごい。

 

3/16
「シェイプ・オブ・ウォーター」を見た。
構図というか、画作りにサイレント映画っぽさを感じた。といってもあまりサイレント映画に詳しくない。絵画っぽさを表現する語彙はそれぐらいしか。
ストーリーも古典的なファンタジーがベースで、色遣いも緑と青を基調としているのでパッキとしてないから、多分そう思った気がする。

予想したより性の話が随所にあって、驚いた。なんといっても冒頭から!ビビったね。
恋愛映画だと後回しにされるセクシャリティや性的なことが随所にある。イライザの同僚ゼルダも夫婦関係を四六時中話しているし。
それは悪役のストリックランドも例外ではない。
おそらくこれは魚人とのそれが急に出てくると浮くために、その面からキャラクターを描いていくバランスになったのだと想像する。

しかもそれがとても上手くいっている。
最後まで見ると、魚人との関係性が全然ありでしょ!ていうギレルモ・デルトロ監督の強い意志に同意しかない。

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