・休みの日なのに5時頃に目覚めて寝れず。なんとか寝ようとしていたが多分起きていた。諦めてカーテンを開け放って光を目にした。
・食べ物が冷蔵庫にまったくないのでコンビニへ行く。モンエナとサンドイッチを買う。食べながらモンゴルナイトフィーバーを聞いていたがかなり下品な話が初っ端からされており止めた。オシッコとウォシュレットがかめはめ波とギャリック砲のように拮抗していたという話。なおその後もっと凄いエピソードトークが始まる。珍しく編集でカット・インしていてビックリした。
・それと小学生の運動会がもうやっているらしい。夏が暑すぎるので梅雨前にやるとのこと。さらには運動会の応援歌としてチーム友達が採用されてるらしくこれもびっくりした。今年の甲子園、チーム友達を演奏する吹奏楽部が現れるのも時間の問題。
・切り抜きを作る。音声をチョイスしてなんかSE欲しいなーとインターネットを漁る。グレーと言うかアウトなのだけどヒップホップのサンプリング精神があるので気にしないことにする。遵法精神はあるけれど何を守って何を傷つけるかは選択的だ。
・音声ができたので書き出し。普通に聞いても作りながら聞き直すのでやっぱり意味ないかもな。
・映画を予約してカップヌードルPROを食べて家を出る。『関心領域』を見た。隣のおじさんがポップコーンを食べていて嘘かと思った。映画はまぁまぁな感じ。
・コンセプトがしっかりとあって事前の予告で言われていることを理解している人が見るものだ。これを中高生にいきなり見せても分かってもらえないだろう。ホロコースト関連コンテツ3周目、裏ダンジョンみたいな映画だ。
・中高生は分からないだろうが成人なら分かる!と想定するのが妥当である自信はない。一般常識としてナチスドイツおよびホロコーストの知識がどの程度あるのか/あるべきなのかは自分の社会への期待値みたいなものが反映されてそうだ。知っていては欲しいけれど教科書の記述以上のことを覚えている人のほうが少ないと思っている。悲観的?かもしれないがそんなものだろう。
・自分は関心があるというより映画の中でもそういうところを取り扱った映画をまあまあ見るので知ってしまっている。映画をよく見る人がすでに少数派で、かつそこのジャンルをわりと見る人はもっと少ない。この映画は前提知識とコンセプトの理解ありきなのでシリーズ8作目みたいな感じすらある。急に見ても分からないが、その分からなさを指摘してもなーって気持ちもある。
・そういった分からなさを裏付けるように、映画が終わった後に若い男女が「意味不明」「面白くない」と言い合っていて映画の試みが失敗しているなと思った。映画の前半はともかく終盤は意外なほどに直接的な語りがあるけど伝わってなかったようだ。
・映画が始まってから音だけのシーンが長く続いたりしてインスタレーションっぽい感じがした。
・全編を通して観察しているようなカメラが特徴的で、それはコンセプトに裏付けがある仕掛けなんだろうけど仕掛けにしかなっていないように見えた。この題材を普通に観客が分かりやすいように描くことはできそうな気がする。無害そうな人が裏では……という体のホラーはたくさんあるだろう。本作ではあまりのカメラの遠さに興味は高まらなかった。
・その高まらなさ、つまらないと観客が言うことこそが「関心領域」だ!!!と指摘するロジックも存在すると思う。するだろうがそれはせこいなとも思う。扱っている題材が題材なだけに何とでも映画のつまらないと感じることを覆せてしまう。
・映像的に面白い部分もあって暗視カメラのような映像を使ったり、ラストの仕掛けはハッとさせられる。
・やっぱりコンセプトでオチている気がするのであまり人には勧めない。けど映画館で見る意味はある。ただ普通に『サウルの息子』とか、どストレートなホロコースト映画を見てからのほうがいいだろうな。
・他人が見るとどうかという心配ばかりしているが、見ていて普通に嫌だな~~~が積み重なっていた。
・明確に現在とつながる瞬間がありそこが映画としてスリリングなのは確かだった。ただあの生活をしている人たちにあえて寄り添わないカメラワークが故に本質的には今の日本社会でも同じようなことが起こっていることを突き付けるに至っていない気がどうしてもしてしまう。あそこまでやるならスパイク・リーみたいに怒りの映像をつけてしまっても全然いい。コンセプトを破壊するだろうけど。
・音が大事なので隣にポプコン食べおじさんがいたのが結構厳しかった。そういうひとを数人ほど目にしたので不思議だった。
・映画館を見て外で読書。しばらくして歩数を稼ぐために歩く。ゆる言語学ラジオをBGMに初見の道を散歩した。遠いだろうと今まで歩いていなかったルートだけど意外に歩けた。完全に郊外のロードサイドを歩いていてちょっとテンション上がった。ビックモーターあるじゃん!ってなったりした。
・妙な人だかりがあるなと思って横を通ると中華料理屋だった。外れにある普通の町中華っぽいのに数人並んでいた。
・ゆる言語学ラジオの最新回、50分くらいを歩いて帰宅。
・切り抜き音声を作ったりして過ごす。ノンアルの梅酒を飲んだりundertaleを進めたりして早めに寝た。休みの日なのに睡眠不足なの、おかしい。