・4時頃に目覚めた。外の壁を反響してテレビの音が忍び込んできている。どうも気になって寝たような寝てないような心地で6時になっていた。さっぱりすべくシャワーを浴びた。
・モンゴルナイトフィーバーを聞く。
・スプラトゥーンのフェスだなーと思いながら家を出た。出たが忘れ物(ガムトーク)を思い出して戻る。もっかい家を出て友人と落ち合って喫茶店へ。
・モーニングを食べてコーヒーをもりもり飲んだ。モーニングって少なくね?という話になり単品を追加して分け合った。店内は広く、調度品は木製で落ち着いた雰囲気なので労働者のメシじゃなさすぎる。有閑階級のメシだ!とか言っていた。私は牛肉のなんかを食べた。もう300円プラスするから牛肉を倍にして欲しい。
・1時間半くらいいて再び電車へ。北加賀屋へ向かう。
・チャイの専門店があるらしいということで行ってみた。チャイ、解像度が荒いので色々聞いたけど結局分からんなと思いながら注文。こういうの、個人的に決定要因がないので人に投げがちなのだけどあんまりよくないかもと思った。
・あまり人はいなかったがカウンターのお客さんがPCモニター越しになにかやっていた。チャイのオンラインワークショップ的な、そういうのもあるのかって顔した。チャイはチャイだった。種類を変えて飲むと差異が浮き彫りになるので面白い。スパイス感はチャイらしさだなぁと思う。
・友人といえど話の種が尽きる瞬間があるのでガムトークを引っ張り出してやっていた。きっかけがアレば喋れるのでこれは結構助かるかも。話したいことって積み重なっていても思い出せなかったりするので、なにかしらのきっかけがあれば呼び水になり、関係のないエピソードトークも発掘されるので良いこと多い。
・しばらくしてクリエイティブセンター大阪に向かう。キタカガヤフリー 2023 オータム & アジアブックマーケットが開催されている。入場料は500円でカレーやら本やら手芸やら、カルチャーなイベントだ。
・文化人(かるちゃんちゅ)。
・会場前で信号待ちしていると、向かいの歩道に見たことある人物が立っていた。タブラ奏者のU-zhaanさんだった。17時からライブがあることは知っているが、その時間まで滞在するか特に決めていなかった。なのに目にすることが出来てイベントっぽい~~となった。
・手にスタンプを受けて会場へ。ビリヤニを食べた。値段は高めだけどチキンレッグが一本入っていて美味しかった。ラッシーを飲んだりもした。
・会場は2Fと3Fにもあってそちらも徘徊。かなり人が多くうろうろした。石で相撲をしている様子を見たりした。
・友人が、食器を陳列している店を知っているらしくその話を聞いていると店員さんが「よくご存知で!」と話に花が咲き始めた。私は全く知らないので会話に入れないのだけど、会話に入れないのは別によい。そういうものだから。ただ「こいつ会話に入っていないな」みたいな認知をされ、その会話にエフェクトするのが嫌なのだ。なので気配を消して食器を見ていた。知らない人とフランクに会話する機能があんまりないのですごいなと思って見ていた。友人はそういうことを実績解除だと言って実践しており、ビールを飲んでいる人に売り場を聞いていたりもした。
・目的の買い物はとくに無いので自由気ままだったのだけどフィルムアート社が出店していていくつか買った。すでに積読している本も並んでいた。なんとなく『生活の発見 場所と時代をめぐる驚くべき歴史の旅』、『カモガワGブックスVol.3<未来の文学>完結記念号』、津原泰水『妖都』を買った。見かけて気になっていたものが値下がりしていた、フォローしている人の本、読んだこと無い津原泰水の名義デビュー作という並び。これでかなり荷物が重たくなった。友人は紙の量り売りでメモ用紙を買っていた。
・途中、また見たことある人物を見かけた気がした。確信しなかったがたぶんスズキナオさんだろうと思ってXを見るとトークショー的なものに出るらしい。じゃあ本人だろう、缶ビールも持っているし、と納得した。デイリーポータルZ読んでます!パリッコさんとの「酒の穴」本買いました!とかを言う思い切りがなく、混み合う会場で何度かすれ違った。
・一旦会場を出て別のアート展示を見に行った。前調べしていなかったがトークイベントの最中らしく、なにかしら真面目な話を大人たちが聞いていた。業務用カメラで撮影もしていて気軽に見れる雰囲気でなく、思ってたのと違うなとなって早々に出てしまった。
・近くの喫茶店に行くも店員のタスクがパンクしているらしい。しばらくお待ち下さい、と席に案内されることもなく待っていたが「これは何を待っているんだろうな」となっていた。すでに席に座っている人も注文ができていないらしく、忙しすぎるので的な説明を受けたので諦めて店を出た。そんなことある?って感じだったがこの緩さはむしろ面白いかもしれない。ゲーム『俺の料理』を高難易度でやってるのか?とは思ったけど。結構おしゃれな内装の店だったので不思議だ。
・別の店。入店する前、若い女性4人組がローアングラー並みの低い位置から店構えを撮影していてInstagramの裏側を垣間見た。
・この店、思っていたよりバキバキで戸惑った。入り口の扉が2.5メールぐらいの高さで、オタク2人は「ゾルディック家の扉じゃん」と同じことを思っていた。店員は軒並み男性韓国アイドルみたいな風貌で、ほぼ全員にタトゥーが入っていた。値段の表記が百円単位で、5.5とだけ書かれている。550円のことだ。ドルだったら怖い。立地が小学校のすぐ横で、ニ階席からは少年野球の様子と色の濁ったプールが見えた。いまっぽいハイハットを刻んだK-POPがずっと店内を流れていた。心なしか客もおしゃれで若い気がする。
・歪んだ原子力発電所みたいなコップで飲んだ。この日、数杯目のコーヒーとカフェインなのだけど眠さでリアクションが薄い時間帯になっていた。もにゃもにゃと会話してた。途中、店員の一人がグラスをガシャーン!と盛大に割っていて目が覚めた。割れたグラスを素手で拾っていたらしく、箒を使おうよ、箒はおしゃれじゃないから無いんじゃないか、おしゃれな箒もあるわ、とか会話した。
・結局ライブを見に行くことにして再び会場へ。混むトイレで用を足して廊下に出ると見たことある人物とすれ違った。タブラ奏者のU-zhaanさんだった。ライブ前のトイレは大事だよなと思った。昔、ライブ前にトイレに行ったらその後ライブ予定の鎮座DOPENESSとすれ違ったことがある。それを思い出した。
・会場は人がたくさんいたので座って見ていた。GOMA meets U-zhaan、めちゃ良かった。タブラもディジュリドゥも初めて聞いたけど完全にダンスミュージックだった。普通に4つ打ちの重いキックが鳴っていたしスネアは鋭かった。座って聞くのがもったいなく、踊る音楽だなーとリズムにノリながら楽しんだ。体温が上がっていくのを感じたがMCで温度が高いと言っていたので純粋に会場が暑かったらしい。途中、GOMAさんが手拍子を観客に要求して煽っていたりした。その後、MCで手拍子にリズムを合わせにいったよ!となっていてウケた。入場料500円で1時間のライブ!と500円を擦っていたが、アンコールまでやってくれて最高だった。友人は終盤に手洗いのために離脱していたが、会場の後ろでは踊っている人たちがいてそこに参加したらしい。私もそっちが良かったかも。
・充実した気持ちで会場を出た。なぜか知らないが月がめちゃくちゃ輝いている夜だった。
・電車を降りる時、見たことある人物を見かけた。スズキナオさんだった。今日は見たことある人物とやたらにすれ違う日だ。
・東急ハンズを見たり、化粧品売り場でファンネルになったりして解散した。16,000歩ぐらい歩いていた。
・旅行ならタバコをすってもええやろ、と謎の制約を課していたが3連休も旅行みたいなもんと拡大解釈してアメスピを買って吸った。一本で飽きた。
・帰宅後、カレーを消費するべくカレーチャーハンを食べたりお酒を飲んだりスプラフェスをやったりして深夜1時半頃にベッドへ。