・二日酔い気味のだるさの中、起床。炭水化物を欲しておにぎりを3つ食べた。
・スプラフェスで全然勝てなーいと言いながら電車へ。映画を2本見た。
・『ドミノ』見た。これは……と映画館でなったのは久々かもしれない。
・どんでん返し系であることを予告からカマしすぎていたので心配だったが、ちゃんとその杞憂が的中していた。設定が雑ていうのもあるが、場面展開が適当なのでめちゃくちゃ気になった。主人公のルーク刑事(ベン・アフレック)を謎の男(ウィリアム・フィクナー)が追って追われてと物語が展開していく。そこで相手が目の前にいるのに不自然に逃げ切れたりする。その後の展開を合わせればその不自然さは説明がつくのだけど、説明がつけばよいわけでない。むしろこの映画においてはあらゆることが変であっても説明がつくという荒唐無稽さが強すぎてなんでもありになっている。そこがあんまり乗れなかった。つまるところ後出しジャンケンだなぁ、と思って冷めてしまう。
・なんだかよくわからない理屈の映画はたくさんあるけれど、そういった試みの中でも上手くいってない方だ。
・途中、設定のネタバラシが経るとその設定が映画という虚構(フィクション)と重なっていく感覚があった。それは面白かった。真面目に、嘘だけど嘘だと思わず映画を見ていることを自覚させられるようなスリリングさがあった。が、そういうことをやりたい映画ではないっぽいので徐々に力点がズレていく。
・そういう感じなのでちょっとバカSFのラインで見てしまっていた。娘役の人、腕なげぇ~~~~とか思っていた。
・設定だけでなく映像面での2023年の映画なのか?って古さを感じた。構図が結構ゆるいときが多くて、ズームイン/アウトを使った撮影があまりかっこよく感じないせいかもしれない。
・構想20年だとか言われており、なんか納得した。
・根拠がよく分からなくてもそれが映画の設定と同じである、それを踏まえて原題タイトル『HYPNOTIC』が何度も出るの完全に「やかましいわ」だった。デカいフォント「HYPNOTIC」音がズォオオーン、みたいなのはバカっぽくて好き。
・ベン・アフレックよりもウィリアム・フィクナーをたくさん見られた喜びが大きいかもしれない。
・そんなこんなで次、『カンダハル 突破せよ』見た。渋くて意外に良かった。
・主演がジェラルド・バトラーなのでUSA!アメリカ最強!的なエンタメ映画かと思っていた。が、勧善懲悪な二項対立のありきたりさから離れ、敵となってしまっている側の描写も充実していた。悪だから、敵だから、という理由だけで倒すべきと設定されるところにキャラクターとドラマをきちんと置いていて感心した。
・夜中の砂漠でヘリコプターと対峙する、っていうあんまり見たことないシーンもあって新鮮だったし冒頭から劇中で一番大きい爆発があったりと中々変わった映画だ。バディものでもあるが、そのバディが現地通訳のおっちゃんというのが渋く、ここのドラマもこの手の大作映画ではあまり扱ってなさそうなところなのも良かった。
・良いところもあるけど惜しいところもある。なぜかずっとバイクで追いかけてくる有能イケメンエージェントがいるのだけどあんまり活躍して無くて惜しい。
・同じ行の席にお爺さんが座っていたが、靴下で前の席にどっかりと足をかけていて老人はすごいと思った。絶対に腰を悪くするだろうにそういう姿勢をあえてやるところが。あと離席してから空いていることを理由に指定席制を無視していいくアナーキーさも。
・帰宅。チュロスとコーヒーだけだったので夜はバスマティライスを多めに茹でる。無印のプラウンマサラを食べた。美味しいけどちょと甘いかも。
・スプラフェスがちょくちょく勝てるようになってきた。あまり使わない武器で遊ぶ時期、スクリュースロッシャーを担いでいた。
・オモコロウォッチで映画のBLUE GIANTが話題になっていたのでレンタルして見てしまった。途中は飛ばし飛ばし、ライブの部分をガッツリ見た。あと平さんの説教ね。オモウォは映画の話をしつつも、映像面について触れないのはむしろ偉いなと思った。絶対3Dモデルの微妙さに触れたくなってしまうから。
・日付が変わる前に就寝できた。