20230626──ハワワワ

・4時に起きたような2度寝をしたような。とりあえずジャンプを読もうとしてスマフォを叩いた。呪術の文字がなく休載か~~~となった。新連載は印象と違って対象年齢が7歳ぐらい上だった。

・ゴミを捨てコンビニでモンエナ買った。

・あらもん、を読んだ。無料公開期間らしく、30話ほど読める。良かった。

・最初だけだと女体の性的イメージが売りになってる漫画なんだろうなと思うかもしれないが、しばらくすると結構マジな話が放り込まれるので目が覚める。確かにほとんどポルノ的な部分に目が行ってしまうし、それはずっと続く。でも主人公のお嬢様キャラと風紀委員で厳しい男キャラとのコメディチックなやり取りで話が進むうちに、主人公の他人との関わり合い方そのものに焦点が当てられ人間的に成長する、みたいな話をやっていて単にエロが売りの漫画でなくてびっくりする。それはどうなんだ、ってことにきちんと言及する真摯さもある。

・あまりそういう漫画を読まないけど恋の目覚めの物語は多いと思う。あらもんはがっつりと性の目覚めの物語でありつつ、きちんと恋の話にもなっているのが良いところだ。その決定的瞬間まで無料公開分で読めて、ハワワワってなったのでまた読み返そう。

・アフタヌーンで、『メダリスト』読んだ。ついに……と意を決して読んで盛り上がったは良いが、ラストで「えっ」になった。ここで終わるー!?のすごいやつ。スパイダーバースぐらい引っ張るね。

・数日前にRHYMESTERの新譜について書いていたが、なんとなく日記を読み返すと偶然ライブに行った当日の日記を引き当ててしまった。ライブの終盤でアルバムを鋭意製作中で次はアルバムツアーで会いましょう的なMCで盛り上がった記憶が読みがってきて、新譜への意気消沈がぶり返した。

・エアコンからの水漏れの件でヨドバシカメラに電話。長期保証は無いけれど製造メーカーの保証期間内なのでそれで対応してもらうことになった。窓口の人って慇懃無礼過ぎることが多いが異常怒りパワーを持った人に遭遇する率が高そうなので防衛なんだろうな。

・Netflixで『ブラッド・アンド・ゴールド』見た。終戦間際にナチス将校がユダヤ人の隠した金の延べ棒を探すという話。主人公は脱走兵で、黄金探しの合間にひどい目に合う人を助けたりする。良かった。

・物凄く物語が練られているとかアクションがめっちゃ凄いとかそういうのではない。温度感としてちょうど良い映画だった。

・陣営は主に三つあり、黄金を求める将校側、逃げつつも人助けをする脱走兵、黄金を隠している村の人って感じ。それぞれの陣営も一枚岩でないのがちょっとスパイスになってる。たとえば将校の下に軍曹がいてこの人は現場たたき上げっぽく、キャリア組との折り合いの悪さみたいのがある。あと村人の中にも黄金に目が眩んだ即物的な人物や、ユダヤ人迫害に迎合できない神父などがいる。このあたりがちゃんと分かりやすくなっていて素直に見られる。

・それなりに予想を裏切ってくれるところも良い。こういう場面だとこうなるって予想をわりと外してくれる。とくに誰がどう活躍するかの裏切りが結構良く、弱いとされている人物が思わぬところで強かったり、大事そうなキャラクターが意外とあっさり死んだりする。男女比のバランスも良くて、ポリコレだのなんだので気を遣っている風もなく自然に見えた。

・脱走兵の主人公がヒーロー的にすべてを解決する強さを持っているわけでなく、むしろ助けた弱い立場のはずの女性によく助けられている。そこも良い。

・個別の描写では何度かスコップが凶器になっていて戦争映画みを感じた。白兵戦でスコップを使っていると「おっ」って思うようになったのは何がきっかけなんだろうか。ゲームのバトルフィールド由来なんだろうか。

・最終的なオチはかなり雑で、因果応報のブラックジョークっぽい。ウケるっちゃウケる。

・調べたら『ブラッド・レッド・スカイ』の監督作だった。群像劇の描き方が上手くて通じるところあるかも。ジャンルとしては西部劇に近いという本作の評を見てなんか納得した。部外者がその場の問題に巻き込まれて解決していくやつだ。