2019/10/22

10/22
『アポロ11完全版』を見に、塚口サンサン劇場に行く。
熱は下がり気味、マスクで行く。
体調が悪かったのか、途中で眠気が耐えられる8回くらい寝かけた。
一度深く寝て起きると眠気が吹っ飛んだので、最後までは見られた。
50年も昔の出来事なのにフィルム撮影のおかげで全然古さを感じない不思議さがあった。
巨大なセットを組んで最近とったんじゃないかってレベルの映像だった。
世界的なイベントだけあってありとあらゆるところが映像に収まっているのは分かるにしても、そんなところも撮ってんのかいって思う。
映画や作品では月面着陸は個人に焦点があたりがちだが、このドキュメンタリーはNASA職員や発射を見物する人がよく映る。そこが良い。
途方もない規模の計画にいったいどれだけの人が関わるのか想像できないし、それぞれがなにをしているのかも全然わからない。
だけれど何かしらシャトル発射に関する仕事に携わっている人たちが大量いる、それを見られるのがなぜかとても面白い。
3人の宇宙飛行士ももちろん映るが、普通にいる感じがほかにはなくて、とても人らしさを感じた。

ドキュメンタリーではあるがそれなりに手が入っていて、音はかなり良かった。
音楽の使い方は映像も相まって印象に残る。
宇宙でクルクル回るテープレコーダーっていう映像がまず良すぎるし、それに重ねて曲を流すのはかっこよい。
発射、探査、帰還で締められる有人月面着陸のダイジェストとしてはこれ以上ない。
映像が美しいあまり、作り物感すらある。
いまで想像もできない宇宙への思いや憧れ、歴史的偉業を達成しようとする意気込みは無邪気に見えなくもない。
あの時代はあの時代で大変なのだろうけど、そんな時代もあったんだねーと謎の懐古が発生してしまった。

夜、難波へ行ってボードゲームをする。
チョットニホンゴデキル2人とその他数名で5つくらいの軽ゲーをやった。
場所がとてもよく、500円で時間無制限。食事があるし酒も飲める。喫煙ルームもある。ゲームも結構たくさんある。なんなら持ち込みもオッケーという懐のデカさが凄いところだった。
また行ってみようと思える場所だった。