20231021── 情けない男フェチなのかもしれない。

・6時すぎに起床。眠いが起きるしか無い。一時期、二度寝を習得していたけどまた出来なくなっている。

・Androidのバージョンアップが来ているが全然自動でやられていない。たぶんポケモンスリープを夜中に起動しているのでアップデートがかからないのだと予想している。使用してないときに裏で動いているアップデートの類が実は全然出来ていない説あるかもしれない。

・日記を更新した。一週間に一度、一週間分を更新していたら永遠に追いつかない。アキレスと亀にすらなってないな。

・プロテインブロートのチーズサンドを作ってアーモンド効果を飲む。

・人のすすめで千葉雅也の『現代思想入門』を読み始めた。『勉強の哲学』しか読んだこと無いので名前だけ知っている書籍が多い。新書なので読みやすいが本質を伝えようとすることとのバランスが良い気がする。物事を単純化させないための現代思想と書いているのがまんま反射されている。色んなところをエアプを交えてつまみ食いしているのでちゃんと学ぶ系で助かるかもしれない。

・独学ブームはあるけれど、それが自分に根付かないのは興味が首尾一貫せず学ぶよりも興味による行動が先んじるからだろうな。哲学知りたーいのフェーズから認知科学知りたーいのフェーズに安々と変わっちゃう。本を読むスピードがそのまま知識へのアクセス速度になっている。このWi-Fiは結構遅い。

・さすがにもう夏は来ないことを知ったので衣替え。というか半袖を畳んで仕舞った。長袖で戦いたい!と思いつつも上着を手にとってしまった。

・電車に飛び乗り映画館へ。スコセッシ監督最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』見る。200分超えなのでコンディションを整えて挑んだ。良かった。

・良かったが、長いのに違いない。長いけどあまりダレたり飽きたりしないのがまず凄い。主に三人の役者を見る感じになっていくが、ロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオ、リリー・グラッドストーンが良いので飽きないんだろうな。長いことの証拠は、エンドクレジットですぐに席を立つ観客の多さに現れていた。他の映画だとわりと最後まで見る人が多いけど本作だと膀胱開放が優先されるっぽい。気持ちはわかる。TOHOシネマズの座席は軒並み小さいので比較的座っていてストレスの少ない映画館を選んだ甲斐はあった。

・すでに監督のインタビューなどが読むでもなく目に入って来ていたが、これを伝えよう!って気持ちが終盤の仕掛けそのものに現れていてビックリした。急に視点が現代になるというか、こういったメタ的な語り口は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でもやっていたから納得する。けどあのポイントのフレッシュさは凄い。先入観としてスコセッシの年齢のことがあるのはちょっとどうかと思っているが、それにしたって何歳になっても面白くてフレッシュで、切れ味のある映画を作っていてマジで凄い。やばい。

・主人公のレオナルド・ディカプリオが想像以上に情けないキャラクターを演じていて、正直別の役者でもいいのではと思うところが少しある。が、適役だなぁとも思う。両方。スコセッシは情けない男フェチなのかもしれない。過去作を見直しても結局は男の情けなさに行き着いているような気がした。

・全然そういうタッチでないけれど家族を乗っ取る犯罪って点では尼崎事件みたいだ。ていうかスコセッシの映画って身内が金や権力を巡っていざこざを起こす物語が多いので自然と近いんだろう。本作はそこにアメリカンヒストリーが加わっていて、人をモノとしか見ていない非人道的な目線がそのまま提示されたりするので「新境地!」と感じてしまう。

・イーストウッド、宮崎駿に次いで寿命を分けたいな。スコセッシに。

・たぶんピンときていない部分はアメリカの映画すぎる要素だろうな。

・映画をはしごするか迷って帰路。HIT的な運動をもりもりやってご飯をもりもり食べた。

・イオンの株式特典であるところのキャッシュバック分のお金を受け取った。忘れやすく面倒なので行けるタイミングですぐに行ったら受取可能日の初日だった。手続きをしていると女子中学生がレジャーシートの売り場を訪ねており、元気にお礼を言っていて中学生だ!となった。

・呪術廻戦アニメでVSお兄ちゃん戦を見た。漫画よりも動きが多くて楽しいはもちろん、赤血操術がめっちゃ強いのも良い。地味な印象を持っていたけどレーザービームになっていて新鮮だった。血が混じって存在しない記憶が出るのも良いな~つった。

・お酒を飲み干し日付変更間際に寝た。