2019/10/11までの日記

9/26
朝Celesteは朝夢島に変わってしまった。
つぼのどうくつをクリアする。難易度は低い。とくにアクションが簡便的なのでボスの倒し方は結構ゴリ押しで済んでしまう。
そこに期待しているわけでないので、別に何でもないのだけど。
若干面倒なのはチャートと移動。つぎどこに行くんだっけと思い出しながら、あんまり役に立たないうるりらおじさんに話を聞いたりしてる。
いまの若者に黒電話の存在が伝わらなさそうだ。

上司が明日、出張aka飲み会に行くので予定を詰める。

マインドハンターのシーズン1を無事に完走。
ラストはそれまでの伏線ともいえない伏線を爆発させる展開で、シーズン2への布石として完璧だ。
全体を通して一見地味な、でも非常な緊張感が継続する映像作品でとても好きだ。
派手さはなく、落ち着いたトーンの映画的な作りは見ごたえがある。
構成が一話完結とかでもなく、一つの事件の話が終わってひと段落することなく脈々とつながっている点も面白い。
登場人物たちの行動がちゃんと積み重なって、人物像が明らかになると同時にどんどん謎に思えてくる。
明快でない複雑な人間性が描かれていて、凄惨な事件同様にスリリングだ。
1話1時間という長い時間をかけた映像作品としてちゃんと意味がある。
シーズン2も期待なのだけど、組織的な足踏みの展開は若干抵抗があって、早く展開してくれ~~~と思うと同時にこういう気持ちも面白いんだよな~~~~~ってなる。
ストレンジャーシングスのS3も待っているし、三体も読まなくちゃだし、打海文三も2冊止まっている。


9/27
気分は金曜日。当たり前だけど本当に金曜日だから間違ってない。
むしろちゃんと金曜日的雰囲気のテンションになっているってのが合っている。
飲み会があるとか、上司がいないとか、社内業務で若干非日常的なのとか。
いつもより30分早く起きたので1時間くらい夢をみる島をプレイ。
移動がネックだ。早くダッシュしたい。

PSNへのログインはみごと成功した。
およそ8年ぶりのログインだ。昨夜、フレンド欄を見てみると誰だか覚えていない人がオンラインになっていた。誰だろう。いまは離れたしまった友達のアカウントが並んでいる。
あのときは一緒にMGOで遊んだなーとかエモになった。

仕事終わりに飲み会がある。20時からだ。髪が伸びできている気がして散髪の予約を入れる。
だいだい1ヶ月スパンで髪を切っていて、たいして意識はしていないどうでもいいこと。けれど、ちゃんとしておいたほうが社会的に良いだろうという打算があるので、そのぐらいのスパンで通っている。
実際的に髪が短いほうが快適度は高いし。
いつもより長めに期間が空いたけどあんまり伸びてないのでかなり惰性の散髪だ。
髪を切るより、円形脱毛症の進行状況を尋ねる場と化している。
どうやら治りつつある、産毛が生えだしたという情報を得た。
良いことだ。よく寝てよく遊びよく酒を飲んだ甲斐がある。
バチッと切って飲み会へ。
よくわからんままものすごく飲んで、グロッキーで帰宅する。
ウイスキーをロックで頼んだら、こぶしぐらいの高さのグラス並々、氷が5つ浮かんでいるだけという悪のウイスキーロックが供された。
多分それを30分位で飲み干して、ハイボールをバンバン飲んでいたせいだと思う。
頑張って帰る飲み会はよろしくない。完全に自責だしね。
ベッドでなく床に枕を引きずり下ろして寝た。シャワーはちゃんと浴びたので偉い。

9/28
4時頃に目覚めて、ベッドに移動する。7時前に起きて映画の予定を確認する。
プラン通りなら今日は映画を4本ハシゴできる。
結果、3本だけになった。
『荒野の誓い』→『ライオン・キング(字幕)』→『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』の3本立て。
本来はこのあと『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』を見るつもりだったけど、このへんにしといたらぁという気持ちになって帰宅した。
どの映画も良かった。
夜、チャーハンに目玉焼きと唐揚げを乗せたバカご飯を食べて満腹になる。
タバコを吸いに外へ出る。我が家は禁煙だ。そもそも土日ぐらいにしか吸わないので。
Spotifyで90sディスコを聞きながらTwitterをする。タバコを吸う。映画の感想を書く。


9/29
朝起きてこれはいい朝だと思って、osicomagazine vol.2を開封する。
おお。これか。
コーヒーを入れて読み始める。
日記、日記、と思いが募り、脇に追いやられていたChromebookを電源に繋いで起動した。
文章を書くための機材として買ったけど実際は稼働率が低いこいつ。
日記を書くならこいつしかねぇんじゃねぇかと思って、OSを更新しつつ、osicomagazineに戻る。
一通り読んでみて、日記に対するモチベーションは上がったような変わらないような。
モチベーションが心電図のようなアップダウンがあるものだとして、これを読んだことで激しい上下というよりは、全体的な上昇が得られたと思う。
ハードルが下がったとも言えそう。書くことが大それたことのように思えるけど、でも日記だからさっていう気軽さに気付かされた。
だから今これを書いているわけです。
ともかく、日記というテーマも良いし、それをこういった形にしていることがすごいなと思う。
縁もゆかりもない、ネットで知っただけの自分が買って読んで、行動が変わっているのが面白い。

色々思って、とりあえず掃除じゃろ!!という気持ちになって部屋を片付けた。
ベッドの下の蛇みたいなホコリを書き出してカーテンをいつもより大きく開けた。
明るすぎ。
積まれた本を本棚に押し込んだり、捨てると思って片隅に積まれたTシャツ群をゴミ袋に押し込んだり。かなり掃除した。
まだ11時だけど、これだけで完璧な日曜日を遂行しているといっても過言ではない。

ビールを飲みながらヒップホップ・エボリューション。
東西抗争の解像度が上がる。

綺麗に整った本棚を見ていて『G戦場ヘヴンズドア』をひっぱり出す。
3巻まで読み通してしまった。

夕方ごろ、外に出る。9月末だけど蒸し暑い。
GEOに行ってGears of Warの1・2作目をゲットする。約1,000円。
ディスクの傷と返品について店員から説明を受ける。
XBOX ONEの後方互換はインストールになるので、傷は関係ないのだけどそんなことを言っても意味が無いのでふんふん頷いて商品を受け取った。

コンビニの前に、二人の黒づくめの女ヤンキーがヤンキー座りをしていておっ正統派だと思った。
風体と行動が完全に一致していてなんか凄かった。

ブリトーを買ってフライパンで焼いて薄焼き卵に包んで食べた。
ジョン・ウィックを見直す。なぜなら3作目の公開が次の金曜日だからだ。
そんでもってGears of Warを起動する。
2006年のグラフィックとは思えないぐらい綺麗。
中級者を自称して難易度を選択するも、同じところでなんども躓いてようやくクリアするころには体調が悪くなった。
このくらいにしてやろうと思って寝た。


9/30
真の月末。
クッキークリッカーの本家がAndroid端末用にアーリーアクセスとして来ている。
PC版を開きながら両方でやってみる。10分もしないうちに秒間200枚のクッキーを焼けるようになっている。末恐ろしい。
スマフォへはインストール完了。チョコクッキーを帰りに買おうと決意。

EW&FのSeptemberを聞きながら出勤。なぜなら9月だから。

仕事の合間にスマートフォンを開けると、クッキーがおぞましい勢いで焼きあがっていた。
バックグラウンドでも計算式が動いているようで、じゃんじゃか生産されている。
バッテリー消費も全然感じないレベルなので、ことあるごとにクッキーの状態を見てすげーあるなって思ってた。
一日でこれだったら一週間もたつと途轍もないことになるのでは、と想像する。

明日から消費税が10%の世界が待っている。
もし俺だけがそのことを知っていて、まるで最初から10%だったかのように世界が振る舞いだしたらシュタゲっぽいなとか思った。
まだPS4の購入は迷っている。というかPROを買っちゃえよ!という気持ちがデカいので、おそらくあと数時間もしないうちに買うだろう。
この機に乗じて、普段は面倒くさくて必要なときにしか買ってないようなものを買ってやろうって気持ちだ。
ワイシャツとかね。あとチュッパチャプス。

仕事終わり、ミスドに行って「三体」を読む。
序盤を過ぎたところ、フォン・ノイマンが出てくるくだりからが最高で、にやにや読書した。
ミスドだけどBGMはSpotifyのマクドナルドのプレイリスト。かなり良い。

消費税にあらがう人々をかき分けて、スーパーへ行く。
せっかくだしジンを買って帰る。
ブリトーの卵包みを作って食う。ブームが来たかもしれない。

「Night in the Woods」をプレイ。
ビーのルートといっていいのか微妙だけど、一人に絞って遊びに出かけている。
今回はビーの友人に誘われたパーティに出かける回だった。
地元から車で2時間くらいかけて行く、都市のクラブでやっているパーティだ。
ビーには酒を飲まないように釘を刺されて、メイはほとんど初めてだろうクラブでめっちゃ踊る。
美人の女の子と秘密の握手をして、ビー達の会話に加わる。
この会話におけるメイの立ち振る舞いがものすごく、度々でてくる意識していないクソ野郎ムーブを連発しててぐわぁ~~~~ってなった。
選択肢も出るが、どっちも俺は言いたくないよ!ってやつばっかりで、悪化する状況を傍観することしかできなかった。
主人公メイは大学を中退していて、友人ビーは母親が死去し実家の店を継ぐことになった。
メイは大学なんてクソだよって言いつつ、ビーは精神的にまいってきた父親やクソみたいな田舎の閉鎖性にうんざりして大学に憧れがある。
この二人が並んだ時になにも起きないはずはなく、予想通りに爆発した。
最終的には夜の川を見ながらの仲直りになっていて、安心するやらなんやらでプレイを終えた。
いつもは寝る前に話すだけの父親と一緒にテレビを見たり、いつも見ていた悪夢を見なかったりと、いろいろ変化がある。
夜の川のスクショをPCのロックが面にして寝。


10/1
10月10%の世界。0%0%0%は恐怖だけど、そんな感じでバグって消費税0%になってもいいのにね。
昨夜のうちに予告通りにPS4pro(ホワイト)をポチッた。ポチポチした。
値上げを相殺する意味の繰り上がり購入だけど、実質的な金銭のメリットはそこまで大きくない。
どちらかというと、値上がりするし?買っちゃう?みたいなムードによるポチりが多々ある気がする。
そういう何気ない後押しが消費の落ち込みを誘うのだなーと考えたら、なんかすごい。いやまあ家を買うとかの半端ない買い物が控えていたら一大事なのだけど。
50000%の確率で経済後退の影響が出るだろうなと思いつつ、買ってしまうのが業(とかいてカルマ)だ。カルマ特別委員会は今週大忙しだな。
ほかにもワイシャツを買おうとするも、ネットストアがメンテナンスという名の閉鎖をしていてその手があるかと感心した。
しかしアマゾンにも出店しているので事なきを得た。

スーパーに行かず、ブリトーの卵焼きを作って食べた。
まだ金銭的消費をしていないので10%を体感していない。
8%世界の引きづり消費はいつまで続くのか。やがて世界は10%になる。

『Night in the woods』をもりもりプレイする。
エピソード4、エピローグまで進み、ゲームの全体像が明らかになった。
キングの『IT』的な展開か~~~と思いつつ、動物にデフォルメされた可愛らしさとは違うアメリカの田舎における怒り、労働者の怒りが詰まっていた。
思った以上にアメリカなゲームだ。
見た目以上に地に足着いた登場人物たちの心情や立場にこれほど近さを覚えるのは不思議だ。
ゲームとして感情移入させるステップがうまいのだろうか。
メイ・ボロウスキの言動にはおいおいって言いたくなる場面ばかりだけど、大学中退についてベアトリス・サンテロに打ち明けるシーンに至っては良かったねと思える。
全然良くはないけれどね。故郷は全然だめだし、世界なんてクソッたれだけど友達がいて親がいて、ピザと歌でなんとか生きてくしかねーよって着地は現実的過ぎる。
メイのような状況にはなったことないが、通常的な生きる気力のふり幅がひどく乱高下しているときのことを思い出した。
その時も、というか今年なのだけど、なにをどう考えてもやっぱり生きてくしかねー、になってしまう。

エピローグで、この先に進むと話が終わる予感があったので区切りで終わった寝た。


10/2
手が痒くて起きた。半年ぐらい右手が荒れ荒れで、紛らわしにハンドクリームとかをぬっているのだけど応急処置も甚だしいので治っていない。
治す!!!という決意が足りないので、バチッと軟膏を塗るとかいう行為にまで至ってない。
痒いも痒いで、酷過ぎず悪すぎず、自然完治できない境界線の状態を維持している。ゲームにおける毒のステータスって多分こんな。いやもっと酷いだろう。

『Night in the Woods』をクリアした。
予感通り、エピローグを再開して15分くらいでエンディングを迎えた。
うん。良いゲーム。
調べるに、同じ1週目でも遭遇イベントは人によってそれなりに違うらしく、見たことないイベントがいくつかあった。
チラ身程度でしか確認してないのでネタバレは食らってないが、これは周回しないとなと思う。
が、わりと時間のかかるゲームで、セーブによる分岐網羅が出来ない。
それを乗り越えるぐらいの意気込みは十分にあるので、まだしばらくはこのゲームをしよう。
ビーについては知った。あとがグレッグとアンガスだ。ジャームもいるし。
また薄いネタバレで、周回でイベント追加もあるらしい。ミニゲームも存分にやろうかな。

そろそろ定時というところで閃輝暗点になる。
ロキソニンを服用してさっさと帰って横になる。
40分くらい寝て、起きたらだいぶましになっていた。
chelmicoを聞いたりTBHRを聞いたり、土岐麻子の新譜をチェックするなどした。

気分への追い風として寿司とビールを買いに行く。
10%の消費世界だ。

帰宅後、飲み食いしながら『キング・オブ・コメディ』を見る。
どうやら金曜公開の『ジョーカー』の参考映画、言及先になるような映画らしい。『タクシードライバー』もそのうちの一つで、これはなんとなくわかる。
見始めると主人公の振る舞いと周りのギャップが見ていられなくて、うわ~~と思いながらモニターの前にいた。
名前が覚えられないパプキンを可哀そうだとか思うより、自分がそうなっていない自信が無いし、みんな誰しもが少なからずこういう状況にあるような気がする。
それの最大拡大版が彼に見えた。
メインキャストだけでなく、その背景にいる通行人やモブが印象的に映り込んでいる。とくに序盤のレストランでパプキンのマネをする後ろの客。


10/3
仕事がもりもりあるので、もりもりやった。
明日公開の『ジョン・ウィック パラベラム』『ジョーカー』は見られなさそう。

クッキークリッカーは伸び悩んでる。Android版はレガシーというやつが無いので、展開が少ない。


10/4
星野源の新譜が出たけどApple Musicだけだってぇー?(例のあのフロウ)
ということで星野源の新譜が良さげなのだけど先行配信は狭い模様。
ティザー映像を見る限り音が良さそう。
悔しくなったのでfeatしているスーパーオーガニズムを聞く。だいぶ良い。

仕事が立て込んでいるのでもりもりやって映画はお預け。
『ジョーカー』も『ジョン・ウィック パラベラム』も『蜜蜂と遠雷』も見られない。
BFVの悪名高いメトロのロッカーマップが来たそうなのでそれをやる。
100%勝つか100%負けるかしかないマップなので潔い。


10/5
土曜出勤。
朝のルーティンが崩れかけているのだけど、土曜は毎回何をしていいか時間を持て余していつもより早く家を出ることが多い。
上司と二人でもりもり仕事。
サンドイッチを二つ食べて昼食とする。

残業して、ダッシュすれば近場の劇場で『ジョン・ウィック パラベラム』が見られてそうだった。
しかし残業まで来てしまったので、足をのばしてより良い劇場へ行くことに。
梅田ブルク7のドルビーシアターに初めて行った。
席が広いしスクリーンもデカいし、かなり良い。
スクリーンが大きいというだけでなく、室内の大きさとスクリーンがほぼ等しくて、余白が無く、実際よりも大きく感じる設計になっている。
料金増しだけど、納得のところが多い。
音はそうでもないが、色味の表現が素晴らしくて、コントラストがクッキリしていて黒色の映える『パラベラム』には最適だった。

映画を見終わって居酒屋へ。
おでん6種盛りを頼むと売り切れがあったらしいが、何種でもいいのとりあえず適当に出してくれと頼む。
油揚げが二つになっていた。


10/6
朝から『ジョーカー』へ。
思ってた以上の衝撃は無い。
危険な映画だと判を押したように言っている人のことも分からいじゃないが、オーバーな感じがするというか、『ジョーカー』以外にそういった作品があったんじゃない?という気持ちになる。
犯罪を助長するとかなんとか、悪影響があるとかかんとか。
『ジョーカー』に限らず、映画だろうが漫画だろうが体験した人に対する影響はあっても、それが精神的にどう作用して行動に結びつくか予測や予想は無駄だと思う。
暴力的なゲームをプレイして暴力的な大人になるといった言説と大差がない。
福祉を切り捨てると、究極的にどういう結果が起こりうるか、だからみんなで考えましょうという問題提起はありありなのだけど。
ジョーカーに対する思い入れとかはあんまりなく、いろんなヒーローやヴィランの中のひとりというポジションだ。
なんやかんやでみんなジョーカーやバットマンが好きなんだなーって。
神秘的というか理解できない人物への片思い的感情、興味や好奇心について考えさせられた。
おそらくは理解できるような人物にジョーカーが矮小化されてしまったことに対する反発が解釈違い的になっているのだろうと思う。
理解できるような、というのが本作の肝だろうな。
完全な狂人ではなく、現実と地続きとも思えるような本作のジョーカーは、先に描いたような福利厚生の問題などを想起させやすい。
がその反面、今までの映画で描かれたジョーカー像から離れてしまっている。そこの有り無しは人によって違う。
個人的にはジョーカーに対する解釈も何もないので解釈違いは無い。
だから今作でバットマンが出ないにしても、バットマンと地続きなシーンが出てきたときに、これはバットマンシリーズの一部やん!!って強く意識させれた。
普通はそれを織り込み済みで見ているのだろうけど。
それにしても後半のあの繋ぎは、予想外で、ある種前日譚的なエピソードに収めるんだって意外性があった。
予習として『キング・オブ・コメディ』を見ていた甲斐はかなりあった。
ルパート・パプキンに対する理解があると、デ・ニーロの端役もそれだけで意味を持つ。
ラストですべてをご破算にしている、といった解釈もできなくもない。
完璧な狂人が見たければ『ハウスジャックビルト』を見よう!


10/7
もりもり仕事をする。
仕事をしてさっさと帰って、荷を待ち受ける。
アマゾンが配達を請け負うことになったらしく置き配が導入されていた。
それはいいというか、置くところが無い住居なので影響がゼロなのだけど、再配達の指定ができないっぽいのが一番ダメージデカい。
なんでや。
そう思いながら『三体』を読んで、配達員を待った。
忙しさにかまけて『三体』も遅い読み進みだ。ようやく半分を切った。
紙で読んでいると読書量が紙の厚さに反映されるし、残量も一目でわかってしまうのが惜しい。
読んでいるときは終わりそうにない、この面白が終わらないでくれ~~~~~って気分になったりするので、電子書籍だと終わりを意識することが無い。
紙はすぐわかってしまう。
だから「砂の本」みたいな感じのデバイスが出てきたら超買う。
紙はリロード式で100ページ読んだら最初に戻って続きが始まる形で、終わりが不明瞭な紙の本が欲しい。

SFを読んでいると科学なんてしらなーーーいのに、何か理屈は分かるということがすでに面白い。
なるほど、分からん。でも面白い。って状態はすごく不思議だ。

夜、『Night in the Woods』の2週目に入って、BFVで極悪メトロッカーをやって寝た。


10/8
朝が眠い。なぜなら昨日ジンを飲み過ぎてよく寝られなかったからだ。
酔うためにウイスキーをよく飲んでいたが、ここ最近はジンになっている。
コスパという点においてジンは結構ランクが高い。さすが酔っぱらいの歴史にその名を刻んでいる種なだけある。

じゃんじゃん仕事する。残業もした。
午前中に、終わらなさそうな仕事量にとてつもなくどよんとした気持ちになってかなりブルーになってた。
とりあえずやるしかねぇなって感じでやっていると不思議と気が晴れたので、俺はかなりちょろいなと改めて思った。
低気圧がやべーらしいので多分そんなのも影響しているのだろうけど、手の付けられるところからやるのは大事。一つ片付けばドミノ倒しになる、錯覚を得るの大事。

カリフラワーライスの存在を知り、そういえばブルガー小麦が冷凍庫に眠っていることを思い出した。
ブルガー小麦は調理が簡単なんで重宝するのだけど、そもそも自炊へのモチベーションが乱高下するので食べたり食べなかったりしてしまう。
調理方法はシンプルで、フライパンにブルガー小麦が浸るぐらいのお湯をはって何分か茹でるだけ。
風呂に入る前に仕掛けておくと、出てきたら完成しているようなものだ。
小麦のほかにキノコやミックスベジタブル、大豆とかをぶっこんでおくとなおさら良い感じに仕上がる。
味付けはコンソメ顆粒かカレー粉が定番で、場合によってはチーズか卵を乗せて食べる。
今夜はブルガー小麦に決定。カレー味で冷凍コーンと大豆を入れて卵のせにした。

またしてもBFVのメトロッカー行ってしまう。
楽しいかは結構微妙だ。けれど乱戦、わちゃわちゃしている感じに夢中になれるのでついやってしまう。中毒だ。
『Night in the Woods』を微妙に進めて寝る。


10/9
良く寝られたと思う。寝起きは右耳の耳栓が行方不明になりがちなのだけど、今朝は両方無くなっていた。
溜まっていたアトロクを聞きながら朝を過ごす。

PS5の発売が来年らしい。
ついに、というか、またかという気持ちの両方だ。
ゲーム機のハイスペック化は正直嬉しくない感じがあって、ゲームの面白さとはあんまり関係ない。
ハードよりもソフトの方が全然大事なので、ロンチタイトルの発表が無いと湧き上がるものが無い。
スペックが必須なVRゲームをバンバン出すしやるぜ!的な挑戦みのあるハードになればよいけれど、ソニーはそんな感じの付属機器を活かせてない印象があるのでPS5になにを期待していいのかな。
クロスプレイが完備されると、独占タイトルの重要性がより増してくるし、まじでなに出すんすかってことが知りたい。
ぽちゃぽちゃあひるちゃんを出してきたら尊敬する。それかピポサルの新作。
どうせFFのリメイクやらなんやらは出るだろうし、後方互換もそれほど楽しみは無い。
というかPS4を買ってしまって到着を待っている男にはあんまりよくないニュースだぞ!!

週末に台風が、やってくるので予定を調整している。
再来週に4連休があるかと思っていたのだけど、弊社のカレンダー上で休みなだけだった。
それでも休みは休みなので、人を集めてなんかすっぺとなっている。

レイトショー、『ジョーカー』のおかわり。
なんでこんな映画を2回も見ているのかというと割と謎である。
いうほど謎ではないが、べつに病んでいるからでもジョーカーに自分を投影しているからでもない。
映像作品としての好みがバチッとはまっている感じがあるからだ。
音楽、とくに劇伴についてはその限りではないのだけど。2回目を見ると明らかに盛り過ぎに思えてしまう場面がいくつもあった。
不思議と体感時間が短くて、それはつまりイコール面白い映画ってことだ。
あまり解説や他人の解釈を読んではないが、2度目を見るとどんな映画にも発見があるように、本作にもあった。
たとえば劇中にあからさまに出てくる時計や、アーサーが常にタバコを吸っていることだ。
ネタバレをするが、誰かが書いていたように本作が結構『インセプション』みたいな構造かもしれない。
つまりアーサー・フレックが精神病棟で思いついたジョーク(妄想)=本編だってことだ。
最初の面談で、背景に配置されている時計と、フラッシュバックで病院の監禁室に配置されている時計の時間は同じだ。
他にも時計が出てくるシーンも同じ時刻だったような気がする。
あとタバコについてはラストの病室でアーサーがタバコを吸っていて、そこを出発点として、本編の妄想が始まっていると捉えると合点がいく。
加えてブルース・ウェインがバットマンになるきっかけが再度描かれるが、あの場面をアーサーは見ていないはずなので、すべて頭の中で思い描いた妄想(ジョーク)って解釈もできなくない。
本作はアーサーがジョーカーになった映画でもあり、これからアーサーがジョーカーになろうとする映画もである。そんな気がした。
劇伴がうーんとなるが、ばちばちに踊るホアキンが最高に痺れるのでそこだけをずっと見たい。

家に帰ってシャワって寝た。


10/10
ブリトーを食べる。
『THE ETENAL CASTLE』をプレイしながら朝の出勤。
なぜか頭が痛い。痛いというよりも痛さが過ぎ去ったあとの後遺症のような後引く不味さが残っている感じ。
夜に『ジョーカー』を見たせいなのか。ともかく仕事。そろそろ落ち着きそうではある。

そういえば今日は『moon』の発売日だ。ラブの日にしていいよ。もう。
発表されたときは予想外過ぎてワーワー騒いでいたけれど、いつの間にかもう発売。早い。
やりたいけど、他にやるべきゲームがいくつあるんだ?って状態なので寝かしておこうと思う。
本もゲームも映画も寝かしておくと熟成する。


10/11
アニメの改編期と仕事の繁忙が重なっているため、たいていアニメのチェックは遅くなりがちだ。
今期も特に目玉はないまま、2話の放送が始まる辺りでようやく見られるといった感じだ。
なんとなくランキングに上がっているタイトルをパパっと見た。FGOはクオリティが毎週これだったらすごいなーとか思った。
ブリトーを食べて出勤。

今日が締切のなんやかんやがあるので頑張ってやる。
急遽差し込まれた上司からの指示も提示までにやっつけて映画へ。

『見えない目撃者』、上映前に閃輝暗点がくる予感がしたのでロキソニンを飲んでカフェインを摂取する。ものすごくダウナーな感じでスクリーンの前に行く。いよいよ体調が本格的に悪化したらどうやってそそくさと劇場を出るかを心配しながら長い予告に耐える。
幸運にも最後まで見られた。
映画はめちゃくちゃ面白かった。ベースとなる映画があるからか、ある程度の面白さはあると思うのだけど、それにしても最高の場面がたくさんだ。話の面白さ、画作りの確かさ、演出、俳優、犬、無音使い。どれもいい。
『ジョン・ウィック パラベラム』に次ぐ、犬が活躍する作品だった。最高!!!!

という気持ちを引きずって『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章』を見に行く。
テレビ放送は見ていたけど、どこまでやってたっけな?となっていた。それぐらいの興味であったけど、原作の面白さがだんだん出てきたようだった。
一話完結でなく、綿々と続く大河ストーリーなので劇場版みたいに長尺だと銀英伝の楽しさがより前に出る気がする。とにかく銀英伝に必要なのは時間だ。
すでに原作と過去アニメを予習済みなので、ああこのキャラが出てきたか〜〜〜〜〜、しかもCVこの人か〜〜〜〜〜〜〜といちいち面白かった。アンスバッハ君出てきたってな感じだ。
見る前より全然今回のリメイク版の評価が上がったし、続きも見に行こうと思う。

映画をはしごしたので飲み屋には行かず、ササッと帰る。
明日からは台風なのでコンビニから食べ物が消えてるのかなーと思いきや、全然ある。
パンを買って帰る。
風呂に入る前に、外でタバコ吸ってひとりジョーカー気分でサントラを聞いていた。
踊るシーン、やっぱりかっこいいよホアキン。