・寝苦しくて夜中に起きた。冷房をつけて再び布団へ入るもあんまり眠れてない気がする。6時頃の時計を見て諦めて起きた。かまみくを聞く。 ・出かけるまで時間があるのでDAWを触るなどした。なんかピンとこないけどこれ以上は弄りようが無いので終わり。非音楽家がこういう作業をすると非音楽ができるのだけどこれはどうやったら脱せるのか謎。
・目的地への経路を調べると電車の遅れが目に止まった。しっかりと今日乗る予定の路線が「大幅に」遅れているらしかった。インシデントが解消してから4時間ほど経過するのでどうにかなるやろ精神で予定通りの経路で行くことにする。
・それまでに映画を見終わろうと考えていたけどビビって結構早めに家を出た。
・平日朝の電車に乗り慣れていないのでこんな時間なのに人がいっぱいいる~~~となっていた。遅延の影響がないところでそれ。遅延路線を心配していたが案外どうにでもなった。遅れているらしかったがほぼ時間通りだった。知らん街の知らん駅に降りた。
・献血。1年?の限度回数を超えていたので久々。献血ルームは場所によって動線が違うので初見だと迷いがち。あと以外にオペレーションというか注意事項の圧が異なったりする。アイスが食べれたりクッキーが無限だったり有限だったりといった差異もある。事前問診を思い出して直前にwebで答えたら遅くて受付でもう一度同じことを答える羽目になった。受付で本を読みながら待っていると自分の一つ前の番号が呼ばれた。その番号のオジサンは通話のために外に出ておりオジサン待ちの時間が発生していた。オジサンの後が私なのでこうやって渋滞は起こるんだろうなと思った。戻ってこないので係員が呼びに行っていた。
・献血TIPS、水分を取ってくださいと言われてホットドリンクを入手すると熱くて飲めない。なので氷なしの水を飲むのが有用。
・番号が呼ばれて献血開始。テレビが据え付けられているが女性モノの下着か何かの通販番組が流れていたので消して匿名ラジオを聞いていた。久々に聞く回が流れてきたのでマスクの下で笑いをこらえていた。冷え性のきらいがあり、握り用クッションからカイロにチェンジされた。そのうえで腕全体を温める湯たんぽみたいなやつを出されてポカポカになった。何事もなく終了。ロビーでノベルティとして汁なし担々麺を貰った。ヘヴィーだ。
・ランチを求めてまたもや知らん街の知らん駅で降りる。ミールスを食べた。美味しかった。店の人が元気よくて快活で気持ちが良い。おかわりを頼んでいる人がいて献血後でなんか腹が減っていたので迷ったがそのままの配分で食べきった。ミールスに限らず店員さんがたくさん出てくるメニューの説明、だいだい聞けてないのでいつも勘で食べている。
・駅の書店に立ち寄って物色。長谷川書店は小さいながら特色をのあるインディーズ店らしく、濃い店だった。近所に欲しい。品揃えが単純にコアなのでなく新刊も雑誌も漫画も文学も詩集も意識して置かれていそう。本の回転は遅いので沈殿もしているだろうが、新刊・話題書と沈殿物が良いミックスになっていた。目当ての本は特になかったが分厚くてインディーで出版されたであろう装丁が目に入ったので衝動買い。『銭湯断片日記』イラストレーターの武藤良子による日記らしい。単行本サイズで分厚いが中をめくるとカラーイラストが扉絵的に貼り付けられていたり栞のように写真が挟まっていたりする。東京の銭湯を巡る日常を書いているらしかった。風呂上がりのビールが美味いと何度か書かれていた。
・阪急水無瀬駅に店はあって東海道新幹線も通るため定期的に揺れる書店なのに驚いた。
・駅の周りには良い感じのスタンドコーヒーやカフェがあるし本屋もある。いい町なのかもしれないが探索しきれずに電車に乗る。梅田へ。ほとんど横倒しで寝ている老女が目の前に座っていた。何人も船を漕いでいてこれが平日の昼間かと思った。
・TOHOシネマズでアイスクレープを食べた。見たのは『ザ・ウォッチャーズ』。M・ナイト・シャマランの娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが監督。自称するには微妙なシャマラニストではあるが公開初日に見れるなら見とくか~の精神で見た。親譲りの雰囲気はあった。他人にはあんまりオススメはしないかな。
・映画の本編よりも大事なシーンでオジサンの話し声が聞こえてきて集中力が霧散した。外に出たと思わしき人が扉の外だか内だかで電話していた声が被さってきてかなりテンションが下がった。映画で進行している内容とちょっとシンクロしている部分もあってウケたが電話のトラブルは初めてかも知れない。やめてくれ~。
・肝心の映画の内容はあんまり語るところはない、気がする。こう、謎の存在が!って推されているものがちゃんと説明されると熱が冷める。もちろんその説明が面白い場合もあるのだけど本作の場合はなんか「ちゃんとしているな感」のほうが強かった。シャマランも設定はちゃんとしてるな感を出すときはある。けど観客を謎へ誘う方法をよく分かっている。本作は予告以上のワクワクが無いので肩透かしになってしまっていた。
・語られる設定をさらに盛ってもうひとつ展開するぐらいが見たかった。例えるなら「読み切りの前日譚」みたいな中途半端さがある。呪術廻戦0みたいな。本作の展開を踏まえた面白い本編が想起された。
・主人公のトラウマ的な心情を非現実的な出来事とあわせて解消するプロットはまああるし、それをやりたいのだな~と思ってしまう。淑やかで誠実な映画なのだろうけど反転攻勢に打って出るようなスリリングさも欲しかった。
・シャマランとの違いは全然かけると思うが別人なので書くだけ無駄な気もする。
・映画館を出て行動に迷う。全然夏。というか今日が夏至だったことを今更知った。暑いのでとっとと帰路。いつも仕事を終えているような時間帯に帰宅した。
・『イスラエルvsユダヤ人』を読み終えた。やっぱり知ることの威力はデカい。
・途中まで見ていた『エイリアン』1作目を見た。いまみると技術的成約でエイリアンがあんまり動かないので物足りない。そういうところよりかはリプリー(シガニー・ウィーバー)が女性ゆえに周りのクルーにナメられている描写に発見があった。その扱いが不当に見えるようにちゃんと描いているし男性的な暴力に晒されもする。フェミニズム的にこの映画を読み解いたテキストを読んだ気もするので多分そういう分析は珍しくないんだろうな。エイリアンが男性器のメタファーで……とかも読んだ気がする。
・調べたら内田樹が『エイリアン・フェミニズム』を書いていた。これかも。
・ラストでエイリアンが神妙に隙間に挟まっているシーン、面白い。あとリプリーの下着がちっちゃくて例えツッコミに使えそうなぐらい。あとタイトルの出方がじわ~~としてて良かった。
・なんか見かけていたキューピーコーワヒーリングを試す。眠いので素直に布団へ。