20230405──変な立体感を得てしまう

・目覚ましより前に起きた。髭を剃りゴミを捨てモンエナを買った。

・『岸部露伴は動かない』を見た。テレビが無いしな~とNHK関連の映像コンテンツは距離置きがち。アマプラで見られてラッキー。1話は「富豪村」、説明を挟みつつ本題は後半の20分で済ませていて良い構成だった。脚本が小林靖子だったので納得した。いまさら感漂うけど高橋一生の岸辺露伴は解釈の一つだけどこれ以上ない気がする。ちゃんと考えているがどこか抜けていて、胡散臭さと正義感がちょびっとある感じ。

・もりもり仕事した。デスクに大きい蟻がいて、デカい蟻いんじゃんと思った。なんで?と思ったけどマウスパッドに乗せて後ろのほうで振り払ったらどっか行った。それはそうなるな。

・帰路、雨が降りそうなので急ぎ足で帰った。家に着く間際にぽつぽつ降ってきて滑り込んで読書。『ふだんづかいの倫理学』を読了した。毎回感想を書いているがまた同じことを書きそうだな。分かりやすく書いて読者を迎えに行く本だった。サービス精神にあふれていて内容の前にそこが暖かくて良い。色々なことを切り分けてることをメインにやっていて、それぞれの説明をしているわけだけど教科書的だと感じないのがちょっと驚いた。説明を読ませることは結構難しいしそれ単体ではあまり面白くない。本書では身近な例を提示して切り分けていると個々の領域が説明できて最終的には倫理学の全体像が組みあがっている構成になっている。まじで普通で当たり前の話をしているので入門以前者に向いている。

・徳、について気になって倫理学を知ろうとしていたはずだった。きっかけはブラッシュアップライフだ。そこでは徳は定量的なものとして扱われていたけど倫理学全般では定性的なもの、人にそなわる特性として定義されているらしい、とだけ分かった。ということはブラッシュアップライフではその認識の差を実は取り扱っていたのでは?説が生まれるが、どうなんだろう。量から質への移り変わりという意味合いはあの物語の結末にわりと似合う気がする。倫理学的な「より良く生きる」をテーマとした場合にこれ以上ないエンディングだった。

・アマゾンの最初に表示されるレビューが微妙すぎてモヤモヤした。このレビューを書いている人はほかにどんなレビューを書いているんだろうと気になって遡ることはできるのだけど、変な立体感を得てしまうのでやらないほうが良い。これはグーグルマップでのレビューも同様。

・フィットボクシングをやって買い物へ。カレー用にトマトを得た。あとビールも。

・ウロマガのバックナンバーを隙あらば読んでいる。そのせいかこの日記の様式が寄っている気がする。読み始めと形式の変更はたぶん一致してないのだろうけどちょっとだけ気になる。

・永井均も倫理学をやっているのでそっちも読み進めるのはありっぽい。

・日記をどうするか、ということは考えている。Tumblrは別にいいのだけどBlogと統合したほうが良い気がしてきた。裏アカウントのような形で日記を公開しているが、開かれたインターネットに放流しているので使い分けは便宜上過ぎる。気にしている点といえばまだこれを知らない友人に読まれるのが気恥ずかしいみたいなところ。あと過去の記事を読み返すと自分ですら気恥ずかしさがある。黒歴史的な意味合いで。

・なんか選挙があるらしく何も調べられていない。精神性が野党なのでどうするかは概ね決まっているがスケジュール的に期日前投票に行ったほうがよさげ。

・立候補者は毎朝駅前で見かけるのだけど選挙ってこれでいいんだっけ?と思う。自動車から大声で名前を連呼することが選挙の定石というのは身も蓋も無いな~~~と毎日思わされてる。毎日思わさせんな。

・ビールを飲んでいたら食欲が吹っ切れたのでカツサンドとかを食べてしまう。慙愧に堪えない。