・映画を2本見た。
・『ダンジョン飯』めっちゃ良かった。1月からアニメ放送されるが、3話までの先行上映。映画館で見れる機会がまず少ないので行きたかったやつだ。鑑賞特典もあるし、1月の放送が楽しみになった。クオリティはすこぶる高く、声優キャスティングもばっちりだった。珍しく先の楽しみが出来た気がする。
・グランフロント大阪のエリックサウスで昼食。始めての店舗だけどカウンターが狭くて食べるのが大変だった。西天満は一人席でも余裕があるので時間がある限りは歩いてそっちまで行ったほうが良い。ライスをおかわりして満腹になった。
・『鬼太郎誕生ゲゲゲの秘密』を見た。予約が他の映画に比べてずっと埋まっていて見づらかったのだけど、それも納得の出来だった。スゴすぎる。全然アニメを見てないけど問題なかった。
・ゲゲゲの鬼太郎という誰もが知っているコンテンツの前日譚をこうも上手く、メッセージ性を込めて作るとは思わないじゃん。単なる前日譚ではなく、物語の射程が異様に長くてビビった。元日本軍兵士の水木という名前のキャラクターを出す意味がこんなにもあるなんて、予想を遥かに超えていた。
・なぜかインターネットでは因習村の話がされているが、本作にはあんまり関係ないかなと思った。ホラーによくある伝統的なしきたりでは無く、むしろ先進国になろうという現代的な原理が裏側にある。
・あと村をちゃんと見ると現実味が無い。というのも本作の村はかなり抽象化されていて現実にあるどこかの土地と結びつかないように上手いこと脱臭されている。場所が関西か関東かも分からないし、言葉の訛りも全くない。脱臭しつつも牧歌的な田舎が凝集されていて、なんか起こりそうなことがすごい密度で起こるので満漢全席みたいだった。
・アニメーションとしても見どころがしっかりあるのもよい。
・気になるのは幽霊族の扱いがもうちょっとどうにかならないかってぐらい悲惨なところかな。ここはケアされないというか予想していたよりひどい惨状だった。ここで悪役の酷さに役を乗せる必要性はあんまり感じないけど原作要素なのかもよく知らない。