20240614──不快感を払拭するツボ

・深夜2時半ごろに奇声で起きる。外で若者(酔っ払い)が何かをやっているらしく完全に起きた。そのあと寝ようとするが無理でずっと起きていた。眠くはなるが寝てはない、といったままで気が付くと7時のアラームを聞いていた。やばいかも。

・寝ようとして暇なのでゆる言語学ラジオの過去回を流していた。友達の情報量の回だった。友達を作るのが難しいという話でこれには常に同意しかない。基本的にはコミュニティから人間関係は出来るのだけど職場以外のコミュニティへの所属方法を知らないまま生きている。インターネットは見ているけど一方的な社会の窓でしかなくどこかに所属している感じはない。かといって職場がアイデンティティになっているわけでもなく、むしろそういうのを忌避している結果がこれだ。

・普通に寝苦しいので冷房を付けたら解決する説はある。どうやら今日からしっかりと真夏日らしい。

・昨夜買っていたパンを食べて炭酸水を飲んだ。バターフランスみたいなパンを買ったが柔らかくて戸惑った。日記を何とか更新して外へ。熱過ぎるので日傘を解禁。

・暑いから日傘を使っているが眩しさもある。友人がサングラス買いてぇ~と言っており私も欲しくなっている。適当な服で出社しているのパンツをなんか涼しいやつにしたさもある。

・宝石の国、を初めて読むオモコロの記事が良かった。

・仕事。メールの返信。資料作り。スケジュールを入れる。なんとなく来週に有給休暇を取ってみた。帰路。

・荷物が届くまでDAWを触ってみる。なんかピンとこないままやっているな。e-honから本が届いた。ニコマコス倫理学ってぶあち~~~。

・暑いのでエアコンを解禁した。つけると一気に快適さが増す。

・筋トレとかをして買い物へ。無印で適当に買ったなんか涼しいパンツを履いていた。そういう物を探しに無印やらユニクロやらに行った。自分のサイズが不明なので分からんなと思って退散した。

・ビールを買って帰路。飲みながら『十二人の怒れる男』を見ていた。めちゃくちゃ昔に見たっきりだけど面白くて良い映画だな~ってなった。

・合議制といえど各々の事情で適当に運用されちゃうよね~に水をぶっかけるところが良い。ある意味では正義がきちんと行われている気持ちよさだと思う。そこには人種差別も地域差別もあるのだけどそれを乗り越えて真実と正義に辿り着こうとする態度がありスッキリとする。ある意味でスカッとジャパン的な娯楽でもある。観客の不快感を払拭するツボを押すことに特化している。古典で内容が政治的というベールに包まれているが根本は結構俗っぽさと隣接しているかも。

・劇中は冷房が効かない密室なので全員汗をかいている。この感じが今の季節柄と丁度あっていたのもよかったな。

・積んでたゲーム『Black Cycle』をやった。別段有名でも高評価でもないゲーム。なんで買ったんたろう。

・内容は消費社会を風刺するウォーキングシミュレーターだ。ふんどしの男が象の顔した上司に言われて商品を作る。最初は登場したインパクトで売れるが売上を維持するためにマイナーアップデートを重ねなくてはいけない。しかしそれでも売れないのでコストダウンと称して環境破壊に手を染める。それが社会にバレて男は職を失う。けれど他人がまた同じようなサイクルを開始し、自分もそれを買う。

・最後になにか不明な存在が出てきて男を諭す。「消費者にはパワーがある。パワーが有るということを自覚するだけで良き消費者になれるのだ」と。まぁこんな感じ。

・ストレートなので誤解や解釈の余地はあんまりない。言うてることをたしかにそうだけどそれが難しいんだな。今の社会は消費をすることで回っていると言って良いのかあんまり分からないけど(金融の領域がめっちゃでかいので)人が意識上で関与する実経済は大体消費を経由する。そこに意思表明を込めてもよい、むしろ本来は込められていると気づくのは悪いことでない。

・たとえばイスラエルに対するボイコット運動とかはまさしくそれだろう。別にマクドを毛嫌いするわけでもないがそういう運動に賛同する気持ちがあるので自分の中ではそれをやる。他人には強制しないって態度で今のところいるのは結構本作に近いかも知れない。

・これの難しいところはそういう意識を持って実践していてもバックが無いことだ。これは選挙投票にも似ているがそれ以上だ。母数が人数と消費金額で増え続けるので一人の影響力はたかが知れている。やっていても大部分が自己満足に過ぎないが基本的に生活とかはそういうものなので自己満足できているだけで良い。今はそういう落とし所を設けているって感じだな。

・連帯がムズい話は311直後によくなされていたけれど今もそれは変わらないかもな。あのころはなんでか「絆」がキーワードだったな。

・日付が変わる前に寝た。冷房にタイマーをセットした。